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英文法の基礎(人称代名詞番外編・所有代名詞と再帰代名詞)

今日は人称代名詞の最終回として、所有代名詞と再帰代名詞についてお話します。
まず、所有代名詞ですが、上のイラストの文をご覧下さい。
この文は元々はこうでした。
まず、誰かが問いかけました。
「これは誰の本ですか?』
Whose book is this ?
      (C)    (v)  (S)
その答えとして
「それは私の本です。」
It is my book.
(S) (V) (C)
ただし、英語の文の作り方の一つに(名詞)の繰り返しを避ける、という観点から見ると、このままだとくどくなります。
そこで、(私の本)を(私の物)と言い換えるわけです。
つまり、(所有格+名詞)のニ単語を(一つの単語)にしたのが[所有代名詞]なのです。


一人称単数→mine
一人称複数→ours
二人称単数(複数)→yours
三人称単数→his・hers
三人称複数→theirs
一人称単数以外は所有格の後ろにsをつけます。

「再帰代名詞」
再帰代名詞は、人称代名詞の所有格または目的格に(-self 複数は-selves)
を着けたものです。
主語の人と目的語の人が同じ人物の時使われます。

こう書くと難しいように見えますが、わりと身近に見ることができます。

よくホームセンターに行くと[DIY]の文字を見かけませんか?
あれは元々は
[You do it yourself.]
(S)  (V) (O)  (O)
を省略したものなんです。
さらに、(You)が省かれて、「あなた自身でやってね。」
そこから家庭菜園や日曜大工という意味になったんです。

一人称単数→myself
一人称複数→ourselves
二人称単数→yourself
二人称複数→yourselves
三人称単数→himself・herself
三人称複数→themselves

以上で人称代名詞についての解説は終わります。

明日は「指示代名詞」についてお話します。

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