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英文法の基礎(過去形その3頼みごとを丁寧にする用法)

今日は今までと少し変わった過去形の使われ方をお話します。

英語は、敬語がないとよく言われます。
確かに、会社とかでも、平社員が社長クラスの人に「ビル!」と声をかけたり、せいぜい「sir.」や女性の場合は「ma'am」を付けるくらいです。

ただし、頼みごとをする場合は、このままの態度だとまずケンカの元になります。

以下失礼(無礼)な頼み方から段々下げて例文
「おい、手伝ってくれよ」(怒られます)

「手伝ってもらえる?」(状況によっては睨まれます)

「手伝って頂けますか?」(だいぶ柔らかくなりました)

「もしあなたに手伝って欲しいと言ったら気になさいますか?」(土下座レベル)

このように過去にさかのぼる程、頼む側が遠慮がちに(相手に気を使っている事)を伝える事が出来ます。

英語
上から順に
「Hey! Help me!」
「○○, can you help me? 」
「○○, could you help me?」
「Would you mind if you asked for help me,sir?」

過去形の用法は一応ここまでです。

明日は「未来形」を学んでいきましょう。



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