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3分で読める英文法(前置詞for)
今回は
“for”
を取りあげます。
真っ先に思い付く使われ方は
“~のために”
かと思います。
イラスト「英語イメージリンク」より
それは
アメリカの某大統領の
“of the people
by the people
for the people ”
が有名だからかと思います。
では、核心に迫りますか。
“for”
のコアイメージは
「ある方向へ手を伸ばす」
です。
ただし、“to”のように一直線ではなく、
“大まかな方向”
を指します。
そこでタイトルのイラストですが、
「天竺(インド)はどこだ?」
に対して
「こっち(の方)」
と答えていますね。
では、どうして
“ために”
という使い方があるのか?
それは、
「大まかな方向」
の先に
「対象(話し手にとって目の前にあるもの)」
が存在している場合があるからです。
「対象用法」と呼ぶ事もあります。
その他の用法
「先に向かう動き」
よく
“to”
と混同しがちですが、
“to”
の場合は
“東京”
が
“目的地として特定されている”
対して
“for”
はあくまでも
“東京方面に向かう
(東京が目的地とまでは言ってない)”
の違いがあります。
「代わりを示す」
これは
“ダイヤモンド”
の代わり「対価」が
“237ドル”
を示しています。
ダイヤモンドが237ドルで買えるのか?
という疑問がないではないですが😅
以上でforについては終了します。
イラスト「英語イメージリンク」より
実は全然知られてなかった「WITH」。その驚きの概念。 / ごく普通の外国人・がっちゃん
前回の記事の動画です。
【3分で読める英文法★Ver.070】前置詞with / 3分で読める英文法 ~English Master Dragon~
ちなみに前回のタイトル画面の答は
B
でした。
「リンカーンに教わる英語」 ※ 人民が証明した、前置詞の秀逸さ。 / ごく普通の外国人・がっちゃん
次回は
“by”
を解説して、また試験対策のため
中断します。