英文法の基礎(助動詞will深掘り)

今日は助動詞[will]について深掘りしていきます。
以前の記事で(will＝100％そうする)と書きました。
そう、まさにこれがwillのコアイメージなんです。

ただし、自分がするのならこれでもいいですが、主語が(私)以外になった時は注意が必要です。
他人(あなた、彼、彼女等)が主語になる場合は(100%そうする)が必ずしも話し手にとって好ましい事にはならず、
面倒なこと(しやがる)となる事が多いからです。

例文
彼女は何でも思い通りにしようとする(しやがる)

英文
She will have her own way in everything.

また、否定の表現(will not→won't)
になると、(100%)が否定になるので
ただ「ならない」ではなく、「色々試したがどうしても~にならない(してくれない」となります。

例文
「彼はどうしても私の助言を聞こうとしない。」

英文
「He won't listen to my advice.
」

さて、最後にイラストの文について解説していきます。

主に身内や恋人とかに「~する意志はありますか？→~してくれませんか？」
の場合「Will you~?」で書き出します。

「窓を閉めてくれませんか？」
「結婚してくれませんか？」
答えはどうでるかはわかりませんが、話し手は「してくれるだろう」と思って、頼んでいます。
これを「依頼表現」といいます。

英文
「Will you close the window?」
「Will you marry me?」

明日は「may」について学んでいきましょう。