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劇団四季ファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」ご招待いただきました【レポ】

またまたご招待いただきました・・・感謝!
この度は劇団四季ファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」ご招待いただきました。夏の暑さや倦怠を吹き飛ばすような、爽やかな舞台でした。

ささやかながらファンアートともにレポ記事を!


「人間関係のバイアス」を吹き飛ばす


2024年7月21日(日)の15時からの公演でした。
主人公であるロッテとルイーゼは直向きな愛と望みを持って挑戦をするんですが、それが、観てる側にハッとするような発見をくれるんですよ。
人間関係に漫然とあるバイアスを吹き飛ばすような発見、です。
社会がわかるようになってきた人間、特に大人には誰しもあるようなバイアス。
「現実ってそううまくいくのかな」
「大人にもいろいろあるんだよ」
「人間関係っていろいろあるんだよ」

というバイアス。さも賢しいよく見るワード、実際行動しないための日和見判断でしかないのに、漫然と判断が偏ってしまいますね。
今しかない、というタイミングを見極め踏み出すことをやめてしまうバイアス。

それを吹き飛ばすような『挑戦』をする2人。ロッテとルイーゼの勇気が爽やかに豊かな気持ちにしてくれます。

新しい生活に踏み切る、勇気と希望

ひたむきな美しさに魅了されながら、観客として在る自分の中のバイアスに気づくのです。
固定観念や先入観でおざなりにしてしまいがちなものに気づくんですよね。家族との結びつき、信じる気持ちとか見返り求めずに向ける感謝とか、失敗や自分の弱さを認めることの大切さとか、
処世術のふりして押さえつけてしまうバイアスをどうやり込めるかには、やっぱりひたむきな気持ちだね、って気づかせてくれるミュージカルでした。

「失敗しちゃうかも」よりも「今こそやってみよう」


信じ踏み切ることで、人生を変えるような小さな奇跡が起こっていく人間関係の不思議、結びつきの不思議、人間関係をシンプルに強い思いで乗り越えようとするキャラクターが最高でした。
双子なんだけど2人それぞれ全然違う個性を俳優さんの魅力がグッと引き出していました。主役の2人の伸びやかで溌剌とした姿がもう・・・元気もらってしまうー。

夏休みのこの時期、社会性を身につき始める多感な時期のお子様にも是非観てもらいたい、いやむしろ、バイアスに慣れきってる大人こそ観たらハッとするのかも。

生活感と魅力を兼ね備えたキャラクターたち


ここはストーリーのネタバレを避けるためにただ思うままに書きますと・・・・

ムテジウス校長先生の深い理解ある判断ー!!!キュンとするわー!清く大胆な判断だよー先生・・・!こんな大人になりてぇー

アイペルダウワーさんひたすらに、ひたすらにグッジョブだった・・・!!

パパとママも自由さと繊細さと大胆さとがキュンとするー!!!仕事大好きな2人、好感持てるー!

お手伝いさんのレージさんー!ちゃっかりしたとこがいいー!程よいリアリティや生活感をもたらすー!個人的にすっごく好きー!

イレーネさんに漂う「ファム・ファタール」な魅力、すごくて最高。ロッテやルイーゼのような女の子にとっては、最も脅威である魔性の女〜いっそ最高ー!

この「舞台観た人しかわかんないけど叫びたい賞賛」を叫ぶためにレポやってる感ありますね。

爽やかで快活なストーリー


この度も素敵な舞台にご招待いただき誠にありがとうございました!
最後までお読みくださった方にも感謝です。


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YADAYUMIKO
迷路をテーマにしたアートグラフィックの制作を中心に活動中。イラストレーション、キャラクター、ロゴデザインなど幅広く手がけています。