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あなたに知ってほしいIWGPヘビー級王者ケニーオメガの世界〜CHANGE THE WORLDを目指した先に見えた世界〜

はじめまして

先日、新日本プロレス公式Xから突如このような投稿が行われました。

この文を見ている方の中には、ケニーオメガはオスプレイへの挑戦VTRの人(ヒッサシブリダナ〜の人)やハリウッドザコシショウが真似をしている人というイメージの方もいるかもしれません

彼はその昔、2018年夏から2019年のイッテンヨンまでベストバウトマシーン、IWGPヘビー級王者として新日本プロレスを牽引していました。
そんな彼が王座だった頃の話が今回のテーマです


ケニーオメガの夏 G1クライマックス

IWGPヘビー級王者となったケニーオメガ、彼はこの夏3人の選手に敗れます。

そんな彼が敗れた選手は盟友である飯伏幸太、日米ベストバウトマシーン対決な石井智宏、そしてケニーすらを上回るトリックスター矢野通

通常であれば王者は敗者から挑戦者を選ぶのが通例ですよね。
しかしここではケニーオメガ相手に"反則負け"をした選手をピックアップして夏を振り返りましょう

真のバレットクラブは彼の手に。BAD BOYタマトンガの銃弾の行方

そう、それはタマトンガです。

今年の1月に新日本プロレスを去ったタマトンガ、彼はかつてバレットクラブのメンバー(かつ創設メンバー)でバレットクラブを蔑ろにしていたケニーオメガにG1開幕前に反旗を翻したのです。

その出来事に関してはこちらをご覧ください

リーダーは誰か?を中心に据えられたケニーオメガとCody(現WWE コーディー)の抗争がアメリカ大会にて試合を終えて和解をした直後にこのクーデターは起きました。
まあタマがオリジナルメンバーなのであるべき位置に戻したという見方も出来ますね。

そんな彼とケニーオメガの試合は後楽園にて組まれました。これを見ていただければ少し分かるのではないでしょうか

その当時のバレットクラブOG、タマトンガ、タンガロア、バッドラックファレはEVILなんて目じゃないくらいに乱入介入反則三昧の夏をすごし、勝敗なんて度外視で暴れ回りました。

試合では試合前から乱入、椅子の上へのスタイルズクラッシュを狙い、それを妨害したレッドシューズ海野にガンスタンと反則負け
試合後もケニーオメガにガンスタンを決め、更には椅子を首につけた状態でのガンスタンを狙おうとするなどやりたい放題のタマトンガ
王者として赤っ恥をかかされた訳ですよ

ケニーとしては"裏切られ、公式戦でも恥をかかされた存在"
そんな存在にケニーはこう言い放ちます

IWGP王者としての優勝、そして一昨年に初優勝したG1をも上回る盛り上がりを見せようと血気盛んでした。
それに対するタマトンガのアンサー
彼が求めていたもの
それは"本当のバレットクラブ"です
歓声を浴びたり、"Tシャツ屋"と言われるほど(ヤングバックスが)グッズを出したりする集団ではなく本来の居場所を彼は取り戻そうとしていたのです。

ここまで言われちゃケニーオメガも男ですから黙ってない……いや、黙りました。

なんとこの後楽園の試合がバレットクラブELITE(いわゆるケニー派)としてケニーがタマトンガと接触した最後の試合なのです。
それは何故か?
ケニーオメガが他の選手ばかり挑戦者に選んだのです。

まずケニーはその年のG1クライマックス、最終戦で飯伏幸太に敗れて決勝進出をのがしました

そんな彼には休む時間は与えられません
G1決勝の日に公式戦で敗れた石井智宏とタッグマッチで激突します。
そんな2人の公式戦のダイジェストはこちら

その石井に対しケニーは豆タンクと言い放ちます。
そんな2人の試合はアフターG1クライマックス、DESTRUCTIONシリーズで組まれます。

DESTRUCTION vs石井智宏

まずは2人の煽りVから見てください

ケニーオメガに真っ向から対立する日本人選手たち
信用しかない

試合内容はこの2人なら間違いないと思わせてくれる素晴らしいものでした
特に石井のタフさとそれをも超えるケニーのスタミナ
USヘビー級王座戦トーナメントなど幾度の名勝負を繰り広げた両者ならではの熱く激しい戦いでした。

その試合後から雲行きが怪しくなります。
ケニーは飯伏幸太大好きGOLDEN☆LOVERS好き好きラブラブストーリーの種を蒔き始めるのです

………こういうの、"新日本プロレス"っぽくないですよね。
そう思って見ていた人は私以外にもいたかもしれません
棚橋弘至が制したその年のG1クライマックス、いくつもの仕掛けが存在していました。

G1クライマックス決勝、飯伏幸太のセコンドには盟友ケニーオメガ
そして対する棚橋弘至には柴田勝頼がついたのです。

新日本プロレスの棚橋弘至と柴田勝頼
DDTが生んだGOLDEN☆LOVERSの飯伏幸太とケニーオメガ
そして柴田勝頼の"新日本プロレスを見せろ"という言葉

これが今後の鍵となるので覚えておいてください。

話題は少し逸れましたが、そんな広島での死闘を終えたケニーオメガ、そんな彼が次の防衛戦に臨んだのは10月、両国国技館で行われたKING OF PRO WRESTLINGです。

またケニーはそれまでの間に1試合、しかもアメリカ大会でしか試合をしませんでした。
※G1覇者の棚橋弘至はその間行われた8試合全てに参戦

IWGP王者が地方大会、いや、ビッグマッチにすら来ないんですよね(DESTRUCTION in KOBEもケニーは欠場)

そんなケニーオメガの挑戦者は"彼が唯一出場した"アメリカ大会にて決まります。

KING OF PRO WRESTLING vs コーディー 飯伏幸太

アメリカ大会にてメインイベントを締めたのはケニーオメガを始めとしたバレットクラブELITEの面々

この日のメインイベントはケニーオメガ&飯伏幸太vsオカダカズチカ&石井智宏という日本でもアメリカでも大盛り上がり間違いなしの試合
この試合に勝利したGOLDEN☆LOVERS

ケニーオメガはG1クライマックスで敗れた盟友飯伏幸太にリマッチを提案します
するとそこに割って入ったのがその日、ジュースロビンソンを倒しIWGP USヘビー級王者とNWA世界ヘビー級王者の二冠王となったコーディー
彼は10月の両国国技館大会 KING OF PRO WRESTLINGにて3WAYのIWGP王座戦を提案します。

IWGP王座戦を3WAYで行う
確かにコレは今までの新日本プロレスではあまり見られない事例、つまりはケニーオメガの言う"CHANGE THE WORLD"ですよね?

そんなCHANGE THE WORLDを志した彼らへの反応はこのようなものです。

そんな彼らの試合は確かに世界を変えようとした試合かもしれません
しかしそれは当時の人々が求めたものかというとそうじゃないのかもしれません。
私が思った感想は「この試合にコーディーがいてくれて良かった」です。
やはりコーディーローデス、WWEで団体最高王座を巻くほどの男である
※現在新日本プロレスワールドでこの試合はリニューアル更新待ちです

なぜこのような感想に至るのか?
当時の新日本プロレスワールドX(当時はTwitter)アカウントが載せている部分を見てもらえればなんとなく察することが出来るかなと思います
これはただのシングルマッチではなく、"東京ドーム前最後になるかもしれないIWGPヘビー級王座戦"という事を頭に入れて見てください

私は"ただの3WAYマッチ"としてこれを出されたらうわー、めっちゃハードコアするじゃん、すげ〜となりますがこれは"新日本プロレスのビッグマッチであるKING OF PRO WRESTLING メインイベントで行われたイッテンヨン東京ドーム前最後の可能性もあるIWGPヘビー級王座戦"です
多くの人はこう思うんじゃないでしょうか

「アメリカっぽいな……。」と

それに真っ先に反応したのがG1覇者である棚橋弘至

彼の試合後のマイク、そしてバックステージコメント
今まで聞いたどのコメントよりも彼の言葉こそが胸に突き刺さりました。

「俺は怒っているよ」
「ここは新日本だから」
「お客さん置いてけぼりじゃん」

それもそうでしょう
繰り広げられるのは飯伏幸太とケニーオメガの愛情とIWGPへの夢が混ざったメロドラマ
テーブルやハードコアなんでもあり

IWGPっぽくはないし、いわゆる"新日本プロレスのストロングスタイル"とは少しずれますよね

これにより古き良き新日本プロレスを守ろうとした棚橋弘至と新しき時代を作り出す革命児であるケニーオメガの"イデオロギー"をかけた戦いという図式になりました。
これについては後述するので今回は割愛します。

そして迎えたRoad to TOKYO DOME
イッテンヨンに向けた戦いを見ていきましょう

Road to TOKYO DOME〜イッテンヨン(2ヶ月後)までの試合は5試合だけ!?!?!?〜

そうして開戦の火蓋が切って落とされたイデオロギー闘争、翌日の一夜明け会見でもバチバチに燃え上がります

そんな彼らの前哨戦は盛り上がったのか?
否!!!!!

なぜか
王者が日本に来ないのです

ここで棚橋弘至がケニーオメガと戦う東京ドームに向けた前哨戦のカードを見ていきましょう

まずはPOWER STRUGGLEシリーズ
例年、ジュニアタッグトーナメントが行われる期間なのでヘビー級選手は前半で試合をすることが多いですね

棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃vs飯伏幸太&高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(後楽園)
棚橋弘至&真壁刀義&アーロンヘナーレ(現HENARE)vs飯伏幸太&高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(後楽園)
棚橋弘至&本間朋晃vs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(広島)
棚橋弘至&アーロンヘナーレvs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(宇和島)
棚橋弘至&本間朋晃vs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(島根)
棚橋弘至&アーロンヘナーレvs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(鳥取)
棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃vs飯伏幸太&高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(後楽園)
棚橋弘至&真壁刀義&アーロンヘナーレvs飯伏幸太&高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(後楽園)
棚橋弘至&本間朋晃vs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(福島)
棚橋弘至&アーロンヘナーレvs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(宮城)
棚橋弘至&本間朋晃vs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(長野)
棚橋弘至&アーロンヘナーレvs高橋裕二郎&チェーズオーエンズ(静岡)

いや、ケニーオメガいねえなあ!?
棚橋はイッテンヨンでチェーズオーエンズか高橋裕二郎と戦うんか……?ってくらい2人としかやってないんですよ

しかもコレ、私が高橋裕二郎とチェーズオーエンズの大ファンなので伝えたい情報なんですけど、彼らこんな馬車馬のように働かされててなおケニーオメガやヤングバックスから"チェーズオーエンズと高橋裕二郎はELITEではない"と言われてるんですよ?
彼ら2人を真の仲間として認めてくれていたのはハングマンペイジ(現アダムペイジ)だけなんです

なのに飯伏幸太は"バレットクラブではないけどELITEの一員だ"と大歓迎する
どうかしてますよ

そんなケニーオメガですが、スーパージュニアタッグリーグ決勝の大阪大会にて現れます
もちろん新日本プロレスワールドでの放送はあります。

東京ドームでの対戦が決定して1ヶ月、ようやく初遭遇です

は???????
ドーム盛り上げる気ありますか……?

対戦カードは
棚橋弘至&デビッドフィンレーvsケニーオメガ&飯伏幸太

棚橋弘至とGOLDEN☆LOVERSの遭遇と一見熱いカードですが、前哨戦を思い出してください
棚橋と戦っていたのは高橋裕二郎とチェーズオーエンズですよね?
もちろん2人は試合を組まれてなんていません

なんでだよ!!!!!!!!!
地方大会に来ないどころか後楽園すら来ない
東京ドームまで2ヶ月切ってるのにビッグマッチにしか現れない
なんでそんなヤツがチャンピオンなんだよと

またここでフィンレーが抜擢されたのはアメリカで行われるLION'S PROJECTの2日目のメインイベントにてケニーオメガとシングルマッチが組まれていたためと考えています

本隊時代のフィンレーは今と違って若き好青年って感じですよね。

さて、ジュニアのタッグリーグが終われば次はヘビー級のタッグリーグ、WORLD TAG LEAGUEです
東京ドームに向けてエンジンを鳴らし期待値を高めていくこのシリーズ、なんと棚橋弘至、シリーズ前半お休みです(中盤の後楽園より合流)
なぜか?
抗争相手がいないんですもの

前シリーズ、散々戦ってきた高橋裕二郎はハングマンペイジと共に3年連続のWORLD TAG LEAGUE出場(それに伴いチェーズオーエンズも来日せず)
ケニーオメガと飯伏幸太?

飯伏幸太に関しては時のNEVER無差別級王者である後藤洋央紀から熱烈なラブコール(愛の駆け引き?)を受けてNEVER戦線へ、裕二郎とペイジもそれに伴いvsCHAOSへ

ケニーオメガ?来るわけないじゃないですか

そして相手がいなくなってしまった棚橋弘至はお休みとなってしまうのです
※東京ドームまで残り1ヶ月半の出来事です

さて、シリーズ後半
合流した棚橋弘至の相手として組まれたカードは

棚橋弘至&オカダカズチカ&KUSHIDA&ロッキーロメロvsジェイホワイト&バッドラックファレ&石森太二&外道

ちがあああああう!
そっちのバレットクラブじゃない!!!!

東京ドームにてシングルマッチを行うオカダカズチカとジェイホワイト、ほしてIWGPジュニアヘビー級王座を争うKUSHIDAと石森太二の前哨戦に"なぜかG1クライマックス覇者&東京ドーム決定済みの"棚橋弘至が駆り出されてるんですよ

そして迎えたWORLD TAG LEAGUE決勝の日、ケニーオメガが日本にやってきます

なんと日本では約1ヶ月以上ぶりの試合です
※彼はIWGP世界ヘビー級王者です
※東京ドームまで一ヶ月を切っています
※残り試合はこの試合含め3試合しかありません

パートナーであるヤングバックス、マーティスカルも久々の来日となりますが彼らとケニーオメガには決定的な違いがあります

それは何か?
"試合をしているかどうか"です
ヤングバックスやスカルは彼らが主戦場としていたROH(RING OF HONOR)というアメリカの団体でSoCal Uncensored(クリストファーダニエルズ&フランキーカザリアン&スコーピオスカイ)を始めとした多くの選手と抗争をし、この後に行われるFinal BattleというROH年間最後のビッグマッチでもヤングバックスはROH世界タッグ王座争奪ラダーマッチ、マーティスカルはクリストファーダニエルズとスカルが保持するROH世界王座への挑戦権をかけてシングルマッチを行います。(コーディーはジェイリーサルのROH世界王座へ、ハングマンペイジはジェフコブのROH世界TV王座へ挑戦)

ケニーオメガはこの間全くと言っていいほど試合をしませんでした。
"試合が出来ない"のであれば王者としてどうかと思いますし、"試合をやらない"のであれば東京ドームのメインイベンターとしてどうかしてると思いますよ

お忘れの方もいるかと思いますが、この章のタイトルで"5試合"と話していましたよね?
では残りの2戦は何か
それは東京ドーム前最後の後楽園ホールです。

ワールドタッグリーグ決勝の日にNEVER無差別級王者となった飯伏幸太、そしてタイチとの挑戦者決定戦を制したウィルオスプレイ
メインイベントを飾るケニーオメガと棚橋弘至

そう、プロレスを見たことがある人なら誰もが一度は見たことであろうあの試合の日ですね。

初日は棚橋弘至&ウィルオスプレイ&真壁刀義&矢野通vsケニーオメガ&飯伏幸太&高橋裕二郎&チェーズオーエンズがメインで行われ、年間最終日を飾ったのは東京ドーム前のW前哨戦
棚橋弘至&ウィルオスプレイvsケニーオメガ&飯伏幸太

観客の期待値も高まった試合は盛り上がっていた記憶がありますね
まあこの4人で盛り上がらない方が難しいでしょう

雪の後楽園ホールを締めたのはケニーオメガと飯伏幸太

ただよく振り返ってみてください?
試合としてはかなり盛り上がったかもしれません
棚橋弘至はワールドタッグリーグ前半以外ほぼ出ずっぱりなんですよ
なのにケニーオメガは東京ドームのカードが決まってからは
・ジュニアタッグリーグ決勝
・アメリカでのLION'S PROJECT
・タッグリーグ決勝
・年間最後の後楽園2連戦

たったの5試合しか出ていないじゃないですか
コレが東京ドームに臨むIWGPヘビー級王者としての姿でしょうか?

東京ドームがどうだったとかはその人の価値観と考え、思いがあるので私から何を言うという話ではありませんが、東京ドームのメインイベンターとなるIWGPヘビー級王者としての姿としてこの下半期がどうなのか皆様によく考えてみてほしいなと思います

そんなケニーオメガが棚橋弘至相手にヘラヘラして近付いてくる
ちょっと受け入れ難い要素がありますよね

私は高橋裕二郎の大ファンなのですが、ヤングバックスが運営しているYouTubeチャンネル BEING THE ELITEにてとんでもない発言を残しています。
チャンネルにて彼はいわゆる"BROKEN ENGLISH"の使い手として卑猥な言葉やお下品な事を言って笑いをかっさらうポジションの彼がとてつもない正論を言います

これはタッグリーグ決勝の日に撮られた映像で、その日ワールドタッグリーグに不出場ながらもIWGPタッグ王座への挑戦を行ったヤングバックスに対して
「Why do you miss tag league?(なんでタッグリーグに出場してねえんだ?)」と問いかけ、ケニーオメガには「Why no small show? Who do you think you are? Brock Lesnar?(なんで小さな大会(地方大会やノーワールドの試合)には出ないんだ?お前何者だよ、ブロックレスナーか?)」
※その年のブロックレスナー(WWE)は王座を持ちながらもほぼビッグマッチのみ出場で年間11試合しか試合をしなかったため

これは推し補正は入っているかもしれませんが誰もが納得する事にはなるのかなと思います

ではどうしてケニーオメガは反感を買っていったのか?
やりたい放題しただけじゃこんなにヘイトは買わないんですよ

口は災いの元
彼の言葉を用いて検証していきましょう

ケニーオメガは"楽な戦い"をする人間になってしまったのか?

事の発端としてケニーオメガがIWGPヘビー級となった一夜明け会見にて彼はこのような発言をします。

日本選手の意識には苦言を呈した。「日本人選手は楽な試合をしているのではないか。外国人のように長い移動もなければ、ベルトを取られてもチャンスが巡ってくる。そういう戦い方をしている選手とエルガンは全くマインドが違うと思う。ジェリコもそうだ。私はカナダ人だが、今は新日本がホームだと思っている。国内選手には警告として受け止めて欲しい。しっかりと自分自身をアピールして、より強くなるべきだ。なぜなら、あなたたちは外国人選手に力が及ばない。みんながんばって欲しい」と厳しいメッセージを送った。

https://www.daily.co.jp/ring/2018/06/11/0011343677.shtml

確かに試合自体はベストバウトマシーンかもしれません
しかし王者としてこんな姿を見せた彼を、この発言をした頃の彼が見たらどう思うんですかね……。
(日本に住んでるのにあれだけしか試合をしない?あれれ〜?おかしいよ〜〜?)

これを言ったケニーオメガに対し、多くの選手が噛みつきます
・内藤哲也

・棚橋弘至

新日本プロレスをある程度お好きな方であれば日本人選手がどれだけハードスケジュールで巡業に出ているかはご存知でしょう
そこで今回はケニーオメガと同じ外国人選手の試合数(新日本プロレス&提携団体のROH)にて何試合をしたか計測して、楽な"戦い"をしていたのは誰だったのか検証を次回行おうかなと思います

まとめ

巡業や地方大会にも出てくれるチャンピオンや外国人選手をこの一件以来より好きになりました。
日本人選手もいつもハードスケジュールで大会を見せてくれてありがとうございます

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