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あなたの知らない"TREND"の世界〜He's Matt Taven〜

はじめまして。
前回のアダムコール期(便宜上そう呼ぶことにします)のキングダムについて書いてきましたが

テイヴェンの頃も見てみたいと有難いことにリクエストしていただいたので今回はそれを振り返っていきたいと思います。
活動期間(抗争含む)が2016年の終わりから2021年近くまでなのでかいつまんで書いていく形となるのでご了承ください


新生キングダム誕生〜FIRST LAST ONLY SIX-MAN CHAMP!?〜

2016年初めにベネットがROHを離脱しTNAと契約
アダムコールは春過ぎにバレットクラブ入りとテイヴェンが怪我で欠場をしている間にキングダムは自然解散のようになっていました。

しかしROH6人タッグ王者を決めるトーナメントにこのような記載がありました


THE KINGDOM

反対ブロックのTHE CABINET(キャプリスコールマン&ケニーキング&レットタイタス)が性癖に刺さりすぎる渋さです

あの頃のキングダムはもうテイヴェンしかいません
しかし出てきたのはカラーを赤から紫に一新したキングダムです

新たにヴィニーマルセリア(現ヴィンセント)とTKオライアンを加えた新生キングダムはバレットクラブ(アダムコール&ヤングバックス)と一回戦を戦うのです。

試合内容もすこぶる良く、コンディションのいいヤングバックスがROHだけじゃなくPWGでも組んでいるアダムコールとうまくコンビネーションを織り交ぜて怪我明けのテイヴェンを攻め続けます
最後はダブルのメルツァードライバーを狙った所にヴィニーが防ぎそれに気を取られたレフェリーの裏でオライアンとテイヴェンがローブロー!
最後はオライアンのマスタングライド(パンプハンドルのシットダウン式パイルドライバー)ヴィニーのスワントーンボムで3カウント

まだ短髪の頃のヴィニー
ヴィンセントの現在と大違いですね

こうして大本命のバレットクラブを倒したキングダム
準決勝の相手はCMLL選抜(ウルティモゲレーロ&エチセロ&オクムラ)です。
この試合でスーパーノヴァ(合体パワーボム)を披露し勝利を収め決勝のジェイホワイト&KUSHIDA&リオラッシュと対戦することとなります。

両チームとも右端の人変わりすぎだよ……!

このカートが行われたのはROH年間最終PPVのFinal Battle
勝者チームが初代ROH6人タッグ王者となります。

ヴィニーの審判へのスワントーン、KO中にテイヴェンの杖を使った凶器攻撃からのスーパーノヴァによりキングダムが初代王者となります

ブーイングなんてお構いなしに喜ぶ3人


彼らはキングダムのポーズを継承します


その後も4度の防衛を果たすも3月に行われた5回目の防衛戦であったvsダルトンキャッスル&ボーイズ戦にてTKオライアンが負傷(ケブラーダでボーイズを蹴散らした際に鉄柵に足を強打)
試合は2人でのスーパーノヴァを決めて辛うじて防衛しましたが代償は大きすぎました。

15周年大会での防衛戦

ボーイズを増殖させボーイズ神輿に乗ったキャッスルの底力恐るべし……!
余談ですがダルトンキャッスルの入場でボーイズが扇子を開いた時に投げ込まれる紙テープがめちゃくちゃ好きなんですよね

最初から最後まで噛み合わなかったLAST REAL MANとKING


その後エピソード290にて行われたブリーレイ&ブリスコ兄弟との防衛戦には"ラストリアルマン"ことサイラスヤングが代理出場をしますが防衛に失敗王座を明け渡すこととなるのです。

オライアンが怪我をしたことで2人となったキングダム

2人でタッグを組む以外にもテイヴェンはCMLL遠征を行ったり、ヴィニーはインディーでミステリオやCodyとシングルを行ったりしていました。約5ヶ月後の8月、TKオライアンが復帰し3人がまた揃います。

Death Before Dishonor PPVにて当時ハングマンペイジ&ヤングバックスが持っていた6人タッグ王者へのナンバーワンコンテンダーを決めるキングダムvsブリーレイ&ブリスコ兄弟が行われます(勝者はその日に挑戦)。

試合終盤ブリーレイ&ジェイブリスコによるドゥームズデイデバイスをTKオライアンが喰らい敗北(マークブリスコは不満顔)

その後もケニーオメガ&ヤングバックスが持つROH6人タッグ王座に挑戦したりヴィニー&オライアンがモーターシティマシンガンズのROHタッグに挑戦、テイヴェンがSurvival of the Fittestに臨むもどれも敗北
圧倒的な力を示してきた上半期とは対照的にあと一歩届かない下半期となったのです。

VSバレットクラブ ブーイングの中に輝く光

当時のROHではCody、ヤングバックス、マーティスカル、ハングマンペイジらのバレットクラブが絶大な支持を得ていました。
結成当初からのヒールファイトで大ブーイングをされていたキングダムとは大違いですね。

初めてのシングルマッチが通常放送回のメインイベント

タイトルには繋がらないものの2017年の後半にはジェイリーサル、フリップゴードン、ウィルオスプレイなどをシングルで破るなど調子の良さは見せつけていたテイヴェン
2018年一発目にCodyを倒しROH世界王座へと弾みをつけたい所でした。
それぞれのフィニッシャーであるクライマックスとクロスローズの技の掛け合いや似たようなセカンドロープからの蹴り(キックオブザキングとビューティフルディザスター)の攻防が期待されていました。

まあそんなハッキリ決着つくわけもなく介入を試みたヴィニーとオライアンが退場させられている隙に杖で攻撃をしようとしたテイヴェン、Codyに急所を蹴られ3カウント
試合後納得いかないキングダムは暴行ののち急所を蹴り返しクライマックスを敢行

負けはしたものの倍返しにして大ブーイングの中番組を締めました。

迎えた2月PPV Honor Reigns SupremeではキングダムvsCody&ハングマンペイジ&マーティスカルが組まれました。

テイヴェンはCodyから強奪した指輪にキスをしながらブランディに詰め寄ります。
試合終盤スカルのエプロンスーパーキック&ペイジのエプロンシューティングスタープレスでヴィニーとオライアンが蹴散らされ絶体絶命の中、兄ダスティンの技シャッタードドリーム(コーナーに据え付けた相手への急所蹴り)を狙ったCodyへ指輪パンチ
一発逆転で3カウントを勝ち取るのです。

更に激カしていくこの2チームの抗争に様々な要素が絡んできます。
まずバレットクラブとしては当時日本で行われた飯伏幸太が原因の(誰が何と言おうとこれは飯伏幸太が原因です)ケニーオメガvsCodyの内部抗争が開幕
詳細⬇

そして敵の敵は味方理論かSoCal Uncensoredのクリストファーダニエルズ&フランキーカザリアンが仲間に入り10人タッグで対戦する事となります。

筆者がなーーにがBULLET CLUB is fineじゃ!となっていた頃

この対戦カードの時点で察する方もいますがもう1人のSoCal Uncensoredスコーピオスカイの誤爆によりキングダム敗戦
当時ROH6人タッグを狙っていたSoCal Uncensoredとも遺恨が生じます。

迎えたManhattan Mayhemではシェインテイラーと組みUltimate Mayhemマッチでバレットクラブと戦います

時間差入場式の複数人タッグマッチ

バレットクラブ側の一番手はマーティスカル
対してキングダムはいきなりリーダーのテイヴェンが出てきました。
次にヴィニーマルセリアが入ってきたことで押され気味だったキングダムは形勢逆転
マットジャクソンがバレットクラブ側二人目でリングイン
華麗な空中殺法で会場を湧かせます。コンディションのいいヤングバックスは素晴らしいですよね。来日したら途端にコンディション悪くなりますけど…
続くキングダム側の3人目TKオライアンがコールされるも一向に姿を現しません。
スカルとマットがファンサをする中突如スカルを殴りつけるバレットクラブファン
プロレスリングノアには稀にある事らしいですがファンが乱入したのか〜と思いきやこの男こそTKO!
オライアンが機転を働かせて再度キングダムがペースを掴むかと思われたのですがニックが入場してヤングバックスのコンビネーション炸裂!!
縦横無尽に動き回るヤングバックスとマーティスカル
テーブルクラッシュもスーパーキックパーティーもなんでもこざれで会場を大歓声の渦に包みます。

ヴィニーもテイヴェンもオライアンも死に体でキングダム絶体絶命の中リングインするモンスター
シェインテイラーが持ち前のパワーを活かして身軽なバレットクラブの面々をスパインバスター、裏投げと投げ続けます。

しかしバレットクラブには心もアソコもデカい(自称)ハングマンペイジがいます。
果敢にシェインテイラーに立ち向かい場外ムーンサルトでキングダム諸共なぎ倒します。
思えばこの年がハングマンペイジが覚醒するきっかけとなった年でしたね。
ヤングバックス、スカルも連発しスーパーキックパーティーならぬムーンサルトパーティーが開催されました。

またハングマンペイジは2階席からのムーンサルトもし、会場はHoly Shit!一色

スターすぎるぞこの男……!

何枚テーブル割るねん……ってくらいハードコアな試合
最後はスーパーキックパーティー&テーブルクラッシュで満身創痍のTKオライアンに対してバックショットラリアット(ジアダムズアップル)からのライトオブパッセージ(デッドアイ)で3カウント
シェインテイラーという強力なジョーカーが加わったことで個々で戦ってしまったキングダムに対してどんな時も連携を意識していたバレットクラブが一枚上手でした。

しかし事件はその数日後に起きます

16周年大会で行われたバレットクラブvsSoCal Uncensoredのストリートファイト戦
ハングマンペイジがリングポストに繋がれる中、敗北したヤングバックスに対して突如リング下から風船が上がります。
試合が組まれていなかったヴィニーとオライアンが2人を急襲したのです。

またテイヴェンが襲いに来なかった理由として彼はこの後の試合でCodyとのシングルマッチがあったためです

試合終盤レフェリーがKOされた際にヴィニーとオライアンは介入をし、テイヴェンが彼の急所を蹴り上げます。
しかしCody賢い男。彼はこうなることも織り込み済みでファールカップを仕込んでいたのです
ブリーレイが2人を追い払う中クロスローズ一閃
大逆転勝利を収めました。

続くMaster of the Craftでは2人のファーストブラッドマッチ(最初に血を出した方が負け)が組まれます

ベルト上へのクロスローズやテーブルクラッシュなど数々の場面で試合が決まるか?と思われたが中々決まらず
マウントでテイヴェンを殴りつけるCodyに対しレフェリーが試合終了を宣告
Codyのパンチが卑劣なるテイヴェンに届いた!そう誰もが思っていたのですがテイヴェンの綺麗なおでこがそこにはありました。
指輪をしたCodyの手から出血…。思わぬフィニッシュに会場はブーイングの嵐となりました。

Codyとの抗争で勝利という結果を残したテイヴェンとキングダム
キングダムは次なるターゲットに照準を合わせました。
SoCal Uncensoredが持つ6人タッグ王座の奪還です。
5月にアメリカで行われる新日本プロレスとROHの合同興行 War of the Worldsにて彼らの王座戦が組まれます。

試合は両者やりたい放題でしたが終盤にバットを持ち出したTKオライアンをベルトを使って止めようとするカザリアン
しかし振りかざしたベルトは無情にもダニエルズの頭に直撃。そこをテイヴェンが見逃さずフロッグスプラッシュで3カウント

自身2度目の6人タッグ王者となる

その後のROH通常放送回で2チームによるリマッチが組まれますがカザリアンの椅子攻撃(自爆)がキングダムによるものとされ反則負け

アメリカでは反則裁定だと王座移動はないんですよね

この2チーム、特にダニエルズとテイヴェンの絡みが本当に噛み合ってていつかAEWでロディ&ベネット&テイヴェンvsダニエルズ&サイダル&スコーピオスカイとか見たいですよね

またイギリスではこのようなカードが組まれました。

それぞれの息のあったスピーディーな展開に巻き込まれレフェリー、サブレフェリーが続々とKO
キングダムがスーパーノヴァをダニエルズに決めると颯爽とランプを走るレフェリーが!

2カウント目まで入れるとなんとその男

中指を立てカウントを阻止

オライアン、テイヴェンを排除しヴィニーにはクロスローズ
そして3人を宇宙人プランチャで排除し残されたダニエルズにはヤングバックスがメルツァードライバー
意気揚々とCodyはカウントを数えるも本来のレフェリーにお前は権限がない!と阻止
それに気を取られている隙にテイヴェンのケインでヤングバックスが排除されキングダムが勝利
試合終盤の目まぐるしい展開は流石実力者達だと感嘆させられました。

また7月には次のROH世界王者ダルトンキャッスルへの挑戦者は誰なんじゃい問題をジェイリーサル、Cody、テイヴェンで言い争っていた所にお前ら全員やったろうやないかいと受諾したキャッスルがFour Corner Survival(いわゆる4way)形式での試合を提案します

王座は交替したのですが勝ったのはリーサルでした。
Codyとテイヴェンはテイヴェンが設置したテーブルにCodyがテイヴェンのスーパープレックスを、テイヴェンがリーサルによるパワーボム食らう形でテーブルクラッシュし戦線離脱
最後はバングアランとリーサルインジェクションの攻防の中でリーサルインジェクションを決めきったリーサルが王者から直接3カウント
ROH世界王座戴冠となるのです。

留まることを知らないバレットクラブvsキングダム
Codyとテイヴェンの争いもある中で2チームはベルトをかけて戦うこととなります。

ROH通常放送回。リングサイドにはCodyと抗争中のNWA世界王者ニックオルディス(現スマックダウンGM)

必殺のスーパーノヴァをスーパーキックで迎撃され最後はヴィニーがクロスローズを喰らい3カウント
バレットクラブが誇る最強トリオにベルトを奪われてしまったのです。

しかし迎えたSurvival of the Fittest
彼らは再び挑戦の機会を得るのです。

この間にALL INが開催されましたがキングダムには無関係なので割愛しました

メインレフェリー&サブレフェリーがKOされる中、オライアンのバット攻撃でヤングバックスを排除しCodyにスーパーノヴァを決めるも明らかに女性と思わしきレフェリーがリングへ猛ダッシュ
Codyの妻であるブランディがキングダムの勝利を妨害!そのアシストを受けCodyが勝利するもブランディは公式に認められていないため再試合が宣言
再試合どうすんねん論争の中テイヴェンがCodyをコーナーのブランディに押し出す形で突進させます。この男、どこまでもこすすぎる………!
妻のブランディをお姫様抱っこで抱えるCodyにその状態のままクライマックスを決め、最後はヴィニーとオライアンの合体技で勝利

再試合により3度目の6人タッグ王者に輝く。
ファンからはYou still suckの大合唱もどこ吹く風

年間最終PPVのFinal Battleでは通常放送回で執拗に攻撃をし続けた前ROH世界王者のダルトンキャッスルとテイヴェンがシングルマッチで激突する事となります。
シングルマッチと言えどセコンドのヴィニー、オライアンも介入しボーイズもそれを防ごうとするので総力戦ですね。

前王者に勝つことで最高王座への道を開けるか?

この試合に勝つことでメインのリーサルvsCodyの勝者に向けて何かしらの発言力が持てる可能性がある二人(ナンバーワンコンテンダーはマーティスカル)
是が非でも勝ちたいとお互いが意地をぶつけ合います。

リングポストへのバングアラン、ボーイズを使った強制カウントカット(直後にオライアン退場)とキャッスル優勢に試合が進む中バングアランを丸め込みからのランニングニーでかわしたテイヴェン、クライマックスで大逆転勝利

この時期近辺からテイヴェンはREAL ROH WORLD CHAMPIONを自称するようになります。

彼のイメージカラーである紫色のベルト(非公式)

2019年、ROHにとっても大きな柱を失った年ではありましたがテイヴェンは飛躍を遂げます。

全方位爆撃 vs EVERYONE!? 新たなROHの柱となる

Who is "REAL" ROH WORLD CHAMPION?

過去のnoteで2019年の1月にAEWが旗揚げされた事は語り尽くしてきたのでここで詳細は割愛しますが、これによりバレットクラブ(Cody、ハングマンペイジ、ヤングバックス)とSoCal Uncensored(クリストファーダニエルズ、フランキーカザリアン、スコーピオスカイ)がROHから離脱する事となります。

以前のジュースロビンソンnoteでライフブラッドについては話しましたがそれ以外のROHで起きた出来事を話しながらテイヴェン含めキングダム周りについて振り返っていきましょう

バレットクラブで1人残されたマーティスカル、彼がVillain Enterprisesを設立したことも⬆では触れましたがここではテイヴェンサイドの見方から書いていきます。

ROH世界王者ジェイリーサルへの挑戦権を得たマーティスカル
しかしテイヴェンはお手製の紫ベルトと共に真の王者はリーサルではなく自分だと言い仲間がいなくなったスカルをいたぶろうとします。
そこで暗転しブロディキング、PCOが次々に登場しキングダムを駆逐
Villain Enterprisesはキングダムの持つROH6人タッグ王座にも狙いを定めたのでした。

キングダム、なんとVillain Enterprises以外にもちょっかいを出し続けます。
テイヴェンが付け狙うジェイリーサル、そして新たに結成したライフブラッドともバチバチにやりあい

ジェイリーサルにより壊された紫ベルト

ジェイリーサルを襲っていたところ救出に現れたライフブラッドによりテイヴェンのベルト、オライアンのバット、ヴィニーの斧がリングの上に
今が機会と鬱憤を晴らすが如くベルトにバットと斧を叩きつけるリーサル
テイヴェンがいつも大事そうに抱えていた紫ベルトは粉々になってしまいました……。

そしてこの年、新たなキングダムとしては初めての日本上陸を果たします。

この試合後にテイヴェンがリーサルを襲撃

初の新生キングダム来日は三連敗となりましたがテイヴェン個人としてはリーサルを襲撃し改めて王座獲得への狙いを定めている事を明らかにしました。
ヴィニー、オライアンとリーサル相手に王座戦で連敗続きのキングダム。リーダーのテイヴェンは果たして戴冠なるか?

そうして迎えたROH 17周年大会

ROH公式が無料で試合を出しているのですがタイトルの通り60分時間切れフルタイムドローです。
この試合本当に化け物じみたタフネスさを誇る2人の激闘でした
渾身のクライマックスも連続スーパーキックから繰り出すリーサルインジェクションもお互い寸前の所でキックアウト
これまではブーイング続きだったテイヴェンに対してもLet's Go Lethalと同じくらいの声量でLet's Go Tavenも歓声があがるほど認められる存在となったのです。

これによりテイヴェンはリーサルに対して勝っても負けてもいない状況
挑戦権を持つスカルが絡んで更に混沌としていきます
リーサルは"ジェイホワイトが完売させた"でお馴染みのマディソンスクエアガーデンの防衛戦について話します。
スカルはSurvival of the Fittestを勝ったナンバーワンコンテンダーでテイヴェンはリーサルに負けてないと主張し、2人の主張に理解を示したリーサルは3wayを提案します。
しかしただの3wayではありません。会場はマディソンスクエアガーデン。そこでかつて行われたショーン・マイケルズvsレイザーラモン(スコット・ホール)の王座戦を例に出しラダーマッチでの3wayを宣言したのです。

めちゃくちゃいい試合です。最高でした

この試合は新日本プロレスとの合同興行でオスプレイvsジェフコブのTV王座&NEVER王者勝者総取戦や棚橋弘至vsザックセイバーJr、飯伏幸太vs内藤哲也など様々な試合がありましたが個人的にはこの3人の試合が一番好きでした。

また、MSG前哨戦とも言える試合がこの通常放送回のメインイベントで組まれます。

この試合はVillain Enterprisesが勝利し、何度も防衛を重ねてきたキングダムの6人タッグ帝国は終焉を迎えたのです。

これによりブロディキング&PCOは直前の17周年大会で手にしたROHタッグ王座と合わせて二冠王となります。
またMSGではこのようなカードも組まれました
勝者タッグ王者総取り戦です。

マディソンスクエアガーデン大会 真の王者に至る日

来たるマディソンスクエアガーデン大会当日
先述しましたがテイヴェンはジェイリーサル、マーティスカルを相手にROH世界王座ラダー戦へと臨みます(オライアンとヴィニーはランブル戦へ)

この試合本当に本当に面白くてですね、この試合でマリアケネリスがいないマットテイヴェンを初めて見るという日本の方もいたかと思うのですがそんな人でもテイヴェンの凄さに気付いてもらえるくらい凄い試合でした。
当時はリーサルもスカルも少し日本で認知されていたのですがテイヴェンに関してはマリアの時にいた人くらいにしか思われてなかったと思います

この試合は3wayらしいそれぞれの技の良さ、特にリーサルの攻めの苛烈さが出ていた試合でした。
ラダーを絡めての4の字固め、ラダーにぶつけるリーサルコンビネーション、ラダーの上からテーブルへのエルボードロップと流石試合巧者だなと感心しました。

最後はテイヴェンお手製の巨大パープルラダーの上での攻防でベルトでリーサルを殴りつけたテイヴェンが王座獲得

アメリカ特有のクソデカラダーが最高のギミックです
最後は渾身のI'm Matt Taven

ROH史上2人目のグランドスラムチャンピオンとなったのです(残り2人はクリストファーダニエルズ、ジェイリーサル)
※テイヴェンとダニエルズはピュア王座戴冠歴なし。リーサルは6人タッグ王座戴冠歴なし

真のROH世界王者となり勢いに乗るキングダム
彼らは奪われた至宝を取りにVillain Enterprisesへリマッチを挑みます

世界王者マットテイヴェンの歩む道


MASTERS OF THE CRAFTではストリートファイト形式での6人タッグ王座戦が行われました。

いつもやりたい放題されるTKオライアン、この試合も頑張ります
コーナーに登ったオライアン、スカルをテーブルに投げようとするも両指に指ポッキン
最後は息を吹きかけられテーブルへ真っ逆さまに落ちていきました

またヴィニーもテーブルに横たわるブロディキングへ相打ち覚悟のスワントーンボム

勝負はリング上のテイヴェンに託されるのでした。
金的やランニングニーなどでスカル、PCOを相手に孤軍奮闘するテイヴェン
スカルにGet up!Get up!と叫びながらベルト攻撃を狙った所PCOが雄叫びをあげながら起き上がる
いやお前が起き上がるんか〜〜〜い!!!

それに気を取られたテイヴェンにスカルの傘攻撃からPCOのムーンサルト
PCOがROH世界王者テイヴェンから直接3カウントを取り6人タッグ王座を防衛したのでした。

やられたテイヴェンもWar of the WorldsツアーでPCO相手に防衛


この時点で防衛戦をしていたフリップゴードン、更にははぐれライフブラッドのマークハスキンス&トレイシーウィリアムス(既にフィンジュースはROH離脱)、加えてジェフコブ相手にも防衛を果たしました。
シングル戦で無類の強さを誇ったREAL ROH WORLD CHAMPIONのテイヴェン
そんな彼に試練が訪れます

Manhattan Mayhemにて前王者のリーサル、そしてマディソンスクエアガーデンでランブル戦を出し抜いた勝ち抜いたケニーキングとの3wayが組まれます。

試合はケニーキングが掟破りのリーサルインジェクションからロイヤルフラッシュで勝利かと思われましたがテイヴェンがクライマックスでキングを排除
そのままリーサルをフォールし王座防衛となりました。

直接ピンフォール負けを喫したリーサル

テイヴェンに握手を求め、彼も一時は応じリーサルを称えます。

しかしこの卑怯者(褒め言葉)
称えた矢先にローブローを決め勝ち残ります
ブーイングを浴びせるファンにFOREVER CHAMPIONであると自慢気に語りながら退場していきました。

そんなFOREVER CHAMPIONに歯向かうものがまた1人

シェリーかっわいいっっっっ!!!

新日本プロレスファンにもお馴染みのアレックスシェリーです。
Mass Hysteriaでキングダムを6人タッグながら倒したシェリー(パートナーはリーサル&グレシャム)

Summer Supercardで行われた2人の試合
シェルショックもスライスブレッドも全て耐えきったテイヴェンが王座防衛を果たします。

ルーシュはその日元王者のダルトンキャッスルに
NoDQ戦で勝利を収めていました

そんな彼の目の前に現れたのはルーシュ
当時は英語もあまり喋れなかったような覚えがあります。

そんな2人の試合はDEATH BEFORE DISHONORにて組まれます。
※実はこの間にROH世界王座への挑戦権をDEFY or DENYマッチでジェフコブが得ています
ルーシュは力強くI  will be next champと英語で言い放ちました。

この試合でテイヴェンはルーシュに敗れ王座を失います。
特徴的だったのはこの試合にヴィニーとオライアンが現れなかった事でした。
※2人はバックステージで攻撃を受けて向かえなかった

そして迎えたThe Experienceでも同様の事が起きました。
怒り心頭のテイヴェン
リング上で犯人を呼びかけます
すると突如会場が暗転
何故かそこには横たわっていたはずのヴィニーが

彼はヴィンセントと名乗り、テイヴェンと敵対する道を選びました。

斧攻撃で血まみれとなったテイヴェンを抱き抱えるヴィンセント
あまりの衝撃に会場は静まり返りました。

KINGDOM IS OVER Taven vs Vincent

Final Battle 2019

Final Battleにて彼ら2人のシングルマッチが組まれます。
TKオライアンはかつて負傷した脚と脳震盪により試合が出来ない状況でROHを離脱。
キングダムは解散となったのです

約12年にも及ぶ友情を切り裂いた裏切りの斧
大歓声を得たテイヴェンは復讐の炎を燃やしFinal Battleに向かいます。
試合はヴィンセントの執拗な右足攻めに苦しんだテイヴェンがリング下から斧を引っ張り出します
逆転の一手もヴィンセントの罠でした
一瞬の隙をついてオレンジサンシャイン(フィンレーのアシッドドロップと同型)でヴィンセントが勝利

試合後ヴィンセントに詰め寄るテイヴェンを背後からベイトマンが襲撃しツームストンを決めます

更にヴィンセントは限界を迎えていたテイヴェンの右足首へチェアショット
のたうち回るテイヴェンを横目にベイトマンと共に退場していきました

またテイヴェンはこれにより足首を手術し長期欠場となりました。

HORROR KING VINCENT

The Righteous

2020年、結託したヴィンセントとベイトマンは新ユニットThe Righteousを結成します。

ヴィンセント、ベイトマン、チャックルスザクラウンとヴィタヴォンスターによるユニットです。

試合中もI believe in Joe Hendryと歌うヘンドリー

また彼らは日本のファンには上村優也とJOYAを組んでいたで話題のジョーヘンドリーとも対戦しています。
ボーイズを連れたダルトンキャッスルにI believe in Joe Hendryと歌いながら入場してくるヘンドリーなんてカロリー高すぎて倒れちゃいますよ〜〜〜

またヴィンセントは葬ったテイヴェンの決め台詞を文字り"I'm Vincent"と言いダルトンキャッスルを挑発していきます。
試合自体はそこまでいい試合という訳ではないので2組の個性豊かな入場を楽しんでいただければと思います(ヘンドリーがセコンドに気を取られた隙にオレンジサンシャインでヴィンセントが勝利)

その後は世界中を激変させた感染症によりROHも興行を全て中止

またこの期間にライブ配信でQ&Aに答えるテイヴェンをヴィンセントは襲撃しています。
興行が再開し、ライチェスが番組に出たのは10月の#EP473からでした。

イベント再開 "TREND" MATT TAVEN

リング上には演説をするヴィンセント
カットインするかのように見たことの無い入場ムービーが流れます
そこには

"TREND" MATT TAVENの文字と
聞き慣れたI'm MATT TAVENの声

長期欠場を乗り越えたテイヴェンの復帰です
リングマットを剥がしてリングを型どる木材の上にクライマックス、そしてテーブルへのフロッグスプラッシュでヴィンセントを完全KO
反撃の狼煙をあげたのです

続く#EP475では入場時のテイヴェンをヴィンセントが襲撃
ラダー上からテーブルへのスワントーンで倍返しをしたのでした。

OGK!!!



#EP479ではEC3のROHデビューが注目されましたがテイヴェンもこの日、事実上の復帰戦を行いました

ベイトマンのジャーマンスープレックスを前方回転の丸め込みで切り返したテイヴェンが勝利も

納得のいかないライチェスは2人でテイヴェンをいたぶります
ヴィンセントがダーツを突き刺そうとしたその時

マイクベネットの入場ムービーが!
ベネットがかつての戦友テイヴェンを救うためにROHに帰ってきたのです
ベイトマンをスーパーキックで蹴散らしたベネットとそれを見るテイヴェン、2人でハグをし喜びを共有しました

#EP481ではベネットの復帰戦が行われます

変わり果てたかつての友ヴィニーの姿にベネットは困惑しながらも決意を示します
過去の思い出トークで出された写真が可愛いの宝庫だったのでいくつか抜粋して紹介します

トマソチャンパ(ROHのすがた)

もうあの頃の短髪ヴィニーはいないんですね……。
トナカイマリアが可愛くてアンダーソンみたいになっちまうだぁ……😍😍😍マリァ〜〜〜┌┳

しつこくフロントネックロックを狙うヴィンセントに対しベネットはスピアーから必殺のパイルドライバーを決めようとするがコーナーに押し込み阻止するヴィンセント
その後も審判の制止も無視し攻撃を続け反則負け
CM明けも乱闘を続ける両者
鉄階段にベネットを据え付け、攻撃を試みたヴィンセントにテイヴェンがプランチャ!
その後もヴィンセント、ベイトマンにベネット&テイヴェンと暴れる両者はセキュリティに取り押さえられました。

そんな4人にピッタリの場面が与えられます。
1年前ヴィンセントとベイトマンがテイヴェンを破壊したFinal Battleです。

Final Battle 2020 Righteous vs OGK

入場時からバチバチにやり合う4人
途中ベネットがローンバトルに捕まるもテイヴェンが逆襲
途中で足を痛めてしまいかつてIWGPタッグを奪った必殺技ヘルメリー(合体パイルドライバー)も返されてしまいます。
しかしキングダム、足の痛みごときで怒りは収まりません


ヴィンセントを場外フロッグスプラッシュでKOし、プロトンパック(ベネットのバックパックスタナー&テイヴェンのランニングキック)でベイトマンから3カウント。貴重な勝利を奪います


試合後1人元気なヴォンスターがキングダムへローブロー
ヴィンセントがテイヴェンにオレンジサンシャインから手錠をかけます

手錠をされヴォンスターに締め上げられながらパートナーのベネットが自身を欠場に追いやられた攻撃をされている
なんと惨いことでしょう
試合には負けたもののホラーキングヴィンセントはライチェスの一周年を悲鳴と愉悦と興奮のオーケストラで祝っていったのでした。

2021年の戦い 失ったものを取り返すために

迫り来る魔の手 ヴィンセントの囁き

年が明けた2021年、ライチェスに攻撃された箇所はまだ痛むもののOGKは戦い続けます
#EP489ではバウンサーズとタッグで激突

足を怪我したベネット相手に超重量級の2人…

酒を持って入場する姿がこんなに似合う人いないですよ本当に
試合はベネットの右足を攻められる厳しい展開が続きますが逆転のスピアーからテイヴェンのクロスフェイスでビアシティブルーザーから勝利

負けちまったが試合後は握手してノーサイド
ベネットの帰還に1杯ひっかけようやとビール瓶を配ろうとするミロナス

しかしそこに招かれざる客ライチェスの皆さん
ヴィンセントはミロナスからビール瓶を受け取ったブルーザーにこう言います

ベネットは5年も他団体でキャリアを積んできたのにお前は何を得れたんだ?
テイヴェンはあれだけ活躍して家も買っちまったらしいな。お前はどんな所に住んでるんだ?
このチャンスよ〜く、よ〜く考えた方がいいぞ
(大幅にカットした意訳)

と確かに2015年の参戦開始以降ROHの名がつくタイトルに挑戦はすれど結果を残せていなかったブルーザーの嫉妬心を煽り続け、彼の判断を委ねるかのように入場ランプから去ります。
すると聞く耳を持たないよう説得を試みたテイヴェンに対し

手に持っていたビール瓶を勢いよく振りかざします。
割れるビール瓶、その後も動揺したベネットにDDTを仕掛けOGK2人を完全ノックアウト
困惑しながらもOGKを心配するミロナスをよそにビアシティブルーザーはひとり退場していきます。

また#EP492ではベネットvsベイトマンに勝利したOGK
リングサイドにすら現れないヴィンセントに対しテイヴェンはシングルマッチを要求
断ればベイトマンの足を同じように破壊すると脅しをかけました

その呼びかけに応えスクリーンに現れるヴィンセントとヴォンスター
出した答えは「NO」その瞬間に振り落とされる椅子
呻き叫び這いつくばったベイトマンを生贄にヴィンセントは逃げ隠れるのでした

19周年大会 Matt Taven vs Vincent Unsanctioned Matchと謎の男

オフィシャルのシングルマッチに辿り着けなかったテイヴェンは19周年大会でヴィンセントとの非公式試合に臨みます。
コロナ禍においてこういう事前収録式の試合をやる団体色々出てきましたがこういう試合形式好きなので今の時代でももっとたくさんやってほしいです

ジム(レスリングスクール?)を駆け回り激しい攻防を繰り広げるテイヴェンとヴィンセント
ヒートアップし2階の柵に乗ったまま殴り合う両者を突き落とす謎の男

突き落とされた両者は勢いよくテーブルクラッシュ
それぞれの顔を見比べてヴィンセントを掴んだ謎の男

謎の男はヴィンセントを抱き抱えるように連れて行きテイヴェンの復讐が水を差される形で終わってしまいました。
#EP501にてこの謎の男がライチェス新メンバーのダッチである事が明かされました。

AEWでのダッチと違ってこの頃は清潔感0ですね…

19周年大会以降姿をくらましていたヴィンセントが#EP509に登場
Survival of the Fittest一回戦でバンディードに敗れたベイトマンに対しDeath is the greatest form of LOVEと告げます。
両手を上げて受け入れるベイトマン
ヴォンスターのマウントパンチとダッチのスクラップスラムを受けてメンバーからの愛を授かります

いや、DV彼氏がやるやつ〜〜〜!!!

続く#EP510ではダッチがROHリングデビューをします

前週愛を授かったベイトマンがいつも以上にベラベラベラベラと喋っていました。

Matt Taven vs Vincent Steel Cage Match

Best In The World PPVでのセグメントにてテイヴェンはヴィンセントに自身のROHのキャリアをかけて対戦要求します。
普通の人間なら喜んでYESと答えて相手を追放しようとするかと思いますが相手は姑息な卑怯者ヴィンセント
勿論答えはNOです。
彼が求めたもの、それはROH世界王座への挑戦権利です(テイヴェンはまだリマッチをしていないため資格あり)。
テイヴェンもお前の要求を飲む代わりこちらの要求も飲めと金網戦を要求します。
これまでヴォンスター、ベイトマン、ダッチに苦しめられてきたテイヴェンだからこその要求です。
調印書も書かねえし机なんていらねえなと机でヴィンセントを攻撃するテイヴェン、しかし多勢に無勢
ベネットも直後にピュア王座への挑戦を控えていたため助けには来れません

ガラスに頭から突っ込まされるという拷問じみた危険技を食らってしまいました

しかしテイヴェンはGLORY BY HONOR PPVにてROH世界王座への挑戦権を賭けた金網戦を勝ち取りました。
2019年の終わりから始まったこの抗争、決着をつける時がやってきました。

試合の決着方法はピンフォール、サブミッション、エスケープなのですがヴィンセントが扉をチェーンでぐるぐる巻きにしたので出るには金網の上を超えないといけません
リング内で執拗にフロントネックロックによるタップアウトを狙うヴィンセントに対し渾身のローブローをぶち込むというナンデモありの金網戦ならではの解除をしました。

有刺鉄線を持ち込んできたベイトマンに対して解説の仕事を放棄してまでパートナーを助けに行くベネットがイイ男すぎました。

その後も有刺鉄線でお互い血だらけの中、かつて自らの頭を掻き切られた斧をテイヴェンお手製紫バージョンにして持ち込んで逆襲したりヴォンスターが持ち込んだ画鋲にショルダースルーでヴォンスターを落としながらヴィンセントにもクライマックスon画鋲を決めたりと相手の武器すら自分のものに変えていくテイヴェン

しかしライチェスにはまだダッチがいます
登ってきたダッチに気を取られ(ダッチは素晴らしいテーブルクラッシュ)雪崩式のオレンジサンシャインを喰らい敗北してしまいました。

これによりテイヴェンはROH世界王座への挑戦権を失っただけでなくヴィンセントとの完全決着戦にも敗れてしまったのです。

その後のヴィンセントとテイヴェン

その後ヴィンセントとテイヴェンは試合での絡みはありませんでした。

OGKとしては当時ドラゴンリー&ケニーキングが持っていたタッグ王座を奪い(年末のFinal Battleでブリスコ兄弟に敗れ陥落)

ヴィンセントはせっかく得た挑戦権を使えぬまま6人タッグ王者となりました。
※ROHが活動休止していなければ使っていた可能性は高い

ヴィンセントは旧体制のROHでの試合がこの王座戦がラスト
そしてテイヴェンは12月最後の収録のクリスマス複数人タッグがラストマッチとなりました。

試合終了の際は出場全選手ノーサイドで健闘をたたえ合い

最後は長年団体を支え続けてきたジェイブリスコとマークブリスコを肩車して番組を締めました。

この後2人はIMPACT WRESTLINGでHONOR NO MOREとして共に戦いますがあの頃のIMPACTは見てなかったのでもしわかる方がいれば続きを書いてください


まとめ

2016年の結成から2019年の解散、そして2021年に至るまでの抗争を書いてきました。
書いているうちに楽しくなってきてついつい色んなことを書いてしまった気はするのですが今後振り返った時に鮮明に思い出すためのきっかけになれば嬉しいです。
今回紹介した試合は全てROHの公式動画サービスのHONOR CLUBにて視聴可能です。

円安のせいでちょっと高くなったかも?

この時代よりも前ももっと面白い試合があるしAEWに出ている選手や新日本プロレスを経験した選手も現在のROHに参戦をしています。
興味が湧いた方はぜひこちらからご加入ください

ここまで長い間お付き合いいただきありがとうございました。
次は何書くか分かりませんがまたその際書いて良かったと思えるようなものを作りたいと思います。

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