あなたの知らない(かもしれない)Show Offの世界〜ニックネメス(ドルフジグラー)のコレを見て!〜
はじめまして
イッテンヨンの東京ドーム大会めちゃくちゃ面白かったですよね。
その興奮そのままにこれを書いています
後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvsエルファンタズモ&ヒクレオ戦の前、WWEをリリースされてフリーとなっていたニックネメス(ドルフジグラー)が弟のライアンネメスを引き連れ会場に現れました。
また、初代グローバルヘビー級王者となったフィンレーに絡まれるネメス
そして殴り合うふたり
オスプレイ、モクスリーを葬った後はドルフジグラーとして世界的に知られるネメスをぶつけるなんて新日本プロレスはフィンレーをどこまで大きく禍々しい存在に育てるつもりですか…(恍惚)
そうして今後の新日本プロレス参戦が明言されたニックネメス
今回はそんな彼のWWE時代の試合でこれオススメ!というものを何個か抜粋してみました。
他にもオススメのものがあれば是非教えてください
ドルフジグラーってどんな選手?
ひとことで言えば攻撃も防御もド派手な選手です
何個か特徴をピックアップしていきましよう
顔が良すぎる
筆者(♂)でも惚れ惚れしてしまう顔ですよね
しかもただ顔がカッコイイだけでなく体もしっかり作るし試合に意味を見出してくるんですよね
あと入場もド派手で超かっこいいです
技もド派手
ジグラーは入場だけの男ではありません
彼の必殺技としてスーパーキックやジグザグがあげられます
時にはスーパーキックを決めてふらつく相手にジグザグを仕掛けるなんてムーブも行います。
中でもスーパーキックは金髪イケメン派手派手コスチュームと共通点が多い往年のスーパースターショーンマイケルズ(HBK)と同じように見られる事もありました。
そんな中でも筆者が一番好きな技がジャンピングDDTなんですよね
通常カウンター式で決めるものが多いのですが時にはコーナーから決めたり走り込んで決めるものもあるのですが空中で一旦止まる浮遊感あるフォームとDDTのハンドサインである背中パシンがああWWEだなあって感じですごい好きです。
受けの名手
ジグラーといえば彼の相手の技を強く見せる受けが一番の代名詞でしょう
こんだけド派手に受けまくって、なおそれでも勝つ
そうすることで「あいつ強かったろ?でも俺はそれより強いんだぜ?」と示す超スーパースターな戦い方をしていると筆者は考えております。
Dolph Ziggler Selling Compilationで検索してもらえればYouTubeにびっくりするような受けの数々が出てきますので是非見てみてください
ここ10年間におけるジグラーの名試合コレクション
個人的な感想ですが、ジグラーが名試合量産機となったのは2014年頃からだったように思えます
それまでのジグラーはド派手に受けて派手にやられていくタイプでしたが何が変わったとかは全然覚えてないんですけどめちゃくちゃ応援されるようになりました。
2014〜15年 インターコンチネンタル王者とソロサバイバー
たしかきっかけとしてはバッドニュースバレットの返上により行われたIC王者決定バトルロイヤル
これに勝ったと思われたジグラーが最後に隠れてたミズに出し抜かれた事だったかなと記憶しています
その後のサマースラムでファンの大歓声の中ミズを倒しインターコンチネンタル王者となります
ジグラーのスーパーキックやドロップキックを警戒し(自称)ハリウッドスターのミズは商売道具の顔を傷つけないようスタントダブルのダミアンミズドウを連れてきてジグラーは対抗しR-ジグラーを連れてくるなど笑い所も多い抗争でした。
ミズとの抗争を終えたジグラーには次なる挑戦者セザーロが来ます
ヘルインアセルでの3本勝負に勝利したジグラー、まだセザーロは諦めません
見てほしい試合がこちらでして、ジグラーにセザーロ、タイソンキッド(首の負傷で引退済み)
セザーロはクラウディオ・カスタニョーリとして新日本プロレスやAEWを見ている人には馴染み深いでしょう
タイソンキッドは現在は引退しWWEのプロデューサーをしながら妻であるナタリヤと共に道場(ワークショップ)を経営しています。このワークショップにはNXTやメインロスターの選手だけでなくデビッドフィンレーやゲイブキッド、上村優也など他団体の選手も参加をしています。
そんな3人の試合がつまらない訳ないんですよね〜
ここでも防衛したジグラー
休まる時が一向にきません
シナと一緒に刃向かったせいでオーソリティ(当時HHHが作っていたヒール側の体制ユニット)側に加担したルークハーパー(akaブロディリー)にベルトを奪われてしまいます。
そしてこのオーソリティvsチームシナがこれまた凄いいい試合で、これまでこういう場面ではシナが孤軍奮闘して大逆転といったケースが多かったのですがこの試合シナは早々に退場しリング上にはジグラーがただ1人フラフラのまま残されます。
対角には当時SHIELDを裏切りオーソリティの若き至宝となったセスロリンズとそのお守りのケイン、更には因縁のハーパーと圧倒的に不利な状況でした。
孤軍奮闘しケイン、ハーパーを脱落させるジグラー
セス相手にもスーパーキックやジグザグで追い詰めますがその度にHHHらオーソリティの邪魔が入ります
そんな彼を救出に来た男が………!
はい。スティングが来たから勝った的な扱いにされてたので当時からめちゃくちゃ不満でした
1vs3でも折れずに大男2人を倒して若手エースを追い詰めたジグラーはなんもなし!?って感じです
まあ最高王座に挑戦なんてのはPPVしか出ないブロック・レスナーという最悪の王者のせいで出来ませんでしたが…。
その後インターコンチネンタル王者をハーパーとのラダーマッチで取り返すも年明けには怪我から復帰したバッドニュースバレットがオーソリティのアシストでジグラーからベルトを強奪
そして多くのレスラーが巻き込まれていく形でラダーマッチによるインターコンチネンタル王座戦がレッスルマニアで行われました。
そんなことやったら死んじまう!!!の連発でした
やっぱラダーマッチはこうじゃなくてはですね
この試合は新日本参戦者も多く、各人が技術に優れた選手なのでアメプロが苦手な方でも楽しめると思います。
2016年 vsHHH&キャリアを賭けた戦い
その年のロイヤルランブルにてWWE王者となったHHHにジグラーがシングルマッチで挑みます。
この時のHHH、47歳なんですよ
異次元すぎる
また2016年にはアンブローズとのWWE王座戦も行っております
王座奪取には至らなかったもののダーティーティーズ(パラダイムシフト(デスライダー))を切り返してのジグザグなど見せ場もありました。
また下半期には再びミズとインターコンチネンタル王座を争います
バックラッシュ、その後のスマックダウンでミズ夫妻のスプレー攻撃の前に散ったジグラー
何度も挫折と失敗をしてきたジグラーは自身のキャリアを賭けてミズに3度目の挑戦をします
脳震盪持ちだし年齢も年齢だから仕方なかったけどまだまだジグラーには出来る所をこの試合で見せてもらえたので彼にももう一度最高王座のチャンピオンとして過ごすチャンスが欲しかったなと思いました。
またその年のスマックダウン通常放送回にて行われたAJスタイルズvsバロンコービンvsドルフジグラーではコービンのエンドオブデイズとジグザグを同時にかけるという超技もやっていました。
そして2017年の彼もAJスタイルズやNXTから昇格してきた中邑真輔、ボビールードらと小さな抗争を繰り返し盛り上げはするものの結果に繋がりませんでした。
2018年 Dolph Ziggler in RAW
2018年のアフターレッスルマニア、彼はRAWにドラフト指名されNXT王者を失ったドリューマッキンタイアと共にRAWへと乗り込みます
ジグラーはセスロリンズが持つインターコンチネンタル王座に挑戦しタイツを掴んだ丸め込みで奪取
通算6度目のインターコンチネンタル王座戴冠となったのです。
また2人はタッグ王者にもなっています。
またセスロリンズと行った30分アイアンマンマッチは本当に名試合ですので是非見てほしいです
この頃の再結成したSHIELDとの抗争はどれも好試合が多く今見ても面白いと思うので時間がある時の暇つぶしにおすすめです。
2019年以降 Dirty Dawgs🐶
その後のジグラーはロバートルード(ボビールード)と共にタッグチームとして活動します
正直なところこのチームは強いと言うよりなんだかんだで勝ってるみたいな所があるのでハマるかハマらないかは結構人が分かれると思います
また2022年にはショーンマイケルズ体制で育成番組とリニューアルしたNXT2.0でNXT王座を戴冠します
ブロンブレイカーのパワフルな攻撃に吹っ飛ばされるジグラーはすごく見てて爽快でした。
NXT王座を失ったあとはそんなに目立った活躍もなくテレビ放送から出番が少なくなり2023年の大量解雇によりリリースされました。
長年WWEで働いてきたジグラーと当時NXTで王座戦線に絡んでいたムスタファアリの解雇には当時から賛否両論でした。
まとめ
ニックネメスことドルフジグラーの名試合や抗争を軽くではありますがピックアップしていきました。
これを機に彼の過去を少し見てみたりしてデビッドフィンレーとの試合を楽しみに待つ方が1人でも増えてくれたら嬉しいです。
フィンレーの激しい攻めはネメスの大迫力の受けと相性抜群だと思うのでもう明日から前哨戦やってくれって感じです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回もいきなりなんか書くと思うので是非お付き合いください