夢と金 西野亮廣
夢と金
ずっと読みたいと思っていた本がunlimitedで読めると通知が来て早速読みました。
私が突き刺さった言葉をこの記事では紹介したいと思います。
最後に私がもやもやしている現状にも光が見えそうな内容があったので私の本を読んだ学びとして紹介します。
機能に値段の差は付かない
1つ例を挙げて機能の価値と値段について書かれていたのでご紹介です。
そしてこの例の中に出てくる言葉が今回私の紹介したい文章です。
60点のラーメンを80点にすることには値段を上げる価値があるが、96点のラーメンを97点に伸ばしてもその1点差に価値の差はほとんどない。
そして今の時代どのラーメン屋さんのラーメンも大体美味しい。
つまり、機能(ラーメンの美味しさ)ではラーメン屋さんに価値をつけることが難しい。
では値段の差はどこでつくのか
〇〇さんの作ったラーメンが食べたいと思わせる「人」になる。
つまり惚れてもらえるような人になる。
機能に差が生まれない今コミュニケーションが最大の付加価値だ。
つまり、どうせ食べるなら〇〇さんのお店のラーメンを食べたいなと思ってもらえるようになること、です。
この文章を読んだ時に、体に電気が走ったような衝撃を受けました。
病院に求められていることってこれなんじゃないかな?と。
病院にも同じことが当てはまるのでは
人口減少が続く中、病院も患者の取り合い(取り合いはいいすぎかもしれない)となっている様子。
患者だけでなくスタッフの確保も厳しい病院はたくさんあると思います。
医者不足看護師不足は至る所で何年も言われていますね。
患者が病院を選べる時代に患者が求めるものは何でしょうか?
医療の技術がある事は大前提とすると
患者が求めているものは
「コミュニケーション能力」なのです。
自分の話を聞いてくれて、気持ちを理解してくれて寄り添ってくれる。
そういう人を患者は求めているのではないでしょうか?
ただでさえ、病気を抱えて生きるという非日常が突然自分の日常として降りかかり、受容を強制的に求められ心身ともに落ち込んでいる状況の中、自身の入院した病院のスタッフがすごく冷たい対応を取る人だったら?
どうして私はこんなに不幸続き、不運続きなのでしょうと嘆き悲しむ事になりかねません。
自分の生きる意味さえ、見失ってしまうかもしれません。
私たちは病院に来る患者の人生の背景を、気持ちを、感情を慮り、想像し振る舞う姿勢が求められているのではないかと気付かされました。
働きたいと思う動機に
やりたくない仕事をやらなくちゃいけない場合、モチベーションをどうあげますか?
私は、師長さんの頼みなら頑張ろう
師長さんのために頑張ろう
と思える尊敬する師長さんと働くことができました。
その師長さんの頼みならというモチベーションで頑張ることができました。
要は、ファンみたいなものです。
この人がいるからこの職場で働きたい!
そう思ってもらえる人になることで、雇用問題ってなんとか出来るんじゃないかなって理想論ですが、感じました。
就職動機に〇〇さんと働きたいから。と書いてあったら
なんて素敵な病院!❤️って
感じませんか?
私だけかな?笑
異動願いを出す時ももちろん、自分の興味のある専門分野が学べる部署に行きたい。そういう希望の方が多いかもしれませんが、〇〇さんが働いているところなら行きたいなとか一緒に働きたいなと思われる部署になれたら素敵だと思いませんか?
そのような部署や人を作るのもやはりコミュニケーションが大事!
コミュニケーションスキルは財産
まとめ
夢と金は、お金と価値という事に触れていて、お金に対する自分のマインド、価値観について考えさせてくれる本でした。
私が気になる部分は、コミュニケーションが価値になるという話でしたが、読む人にとっては全然違うところが琴線に触れると思います。
unlimitedで読むことができます。
興味のある方はぜひ一度
読んでみてください。
最後まで見ていただきありがとうございます🥹
絵本も素敵なお話でしたよ(´∀`*)