見出し画像

頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング『ゼロ秒思考』について

ゼロ秒思考ってご存知ですか?ゼロ秒思考なんて全く知らなかったオールマークのだいちゃんです。
ゼロ秒思考は最近読んだ本のタイトルで、読んでみてすごく勉強になった一冊です。

1 自分の考えがまとまらない
2 自分の悩みを解決したい
3 問題解決能力や発想力を磨きたい

こんな悩みを持っている方にはおすすめの一冊です。思考の速度を飛躍的に向上させ、短時間で効果的な結論に達するためのテクニックです。
今回は、その具体的な方法やメリット、実践のポイントについて詳しく解説します!


0秒思考とは?

0秒思考は、元マッキンゼー・アンド・カンパニーの赤羽雄二氏が提唱した思考法です。

赤羽氏は、日常の仕事や生活で即座に意思決定を行う能力が求められることから、この方法を開発しました。
0秒思考の基本的なコンセプトは、「考える時間を極限まで短縮し、瞬時にアイデアや解決策を導き出す」というものです。
赤羽氏は”人が悩む”ことを3つ段階で区切っています。

①悩みが来た時にその悩みについて考えずの自分の感情を我慢するパターン(悩みは解決されずに残る)
②悩みが来た時にそれについて考えるが、考えがまとまらずモヤモヤしているパターン
③悩みが来た時に、自分なりに答えが出るが、やっぱりこうかも、でもこうかもと答えが堂々巡りして悩んでいるパターン

時間をかけて、よく考えているのに考えが深まらない。
悩んでいる人を一括りにせず、段階で分けて考えた時にその全てにアプローチできるのがゼロ秒思考です。
自分の考えを整理するためには”メモ書き”が大切であり、ゼロ秒思考は”1日10枚のメモ書き”をしていくことで、情報処理能力が鍛えられ
いざ、情報(悩みの種になるかもしれない)が来た時に対応できるのです。

ゼロ秒思考の実践方法


ゼロ秒思考の”1日10枚のメモ書き”には細かいルールがあります。これは必ず守って実践して下さい。
準備するものはA4サイズの用紙とペンだけです。

①A4サイズの用紙を横に置きます。
②左上に考えたいテーマや問題を書きます。(例よりよい仕事をするために必要なこと、商談前にやっておくべきことなどなんでもOK!)
③右上に日付を書きます。
④タイマーを1分にセットしスタートします。
⑤テーマに関連するアイデアや考えを箇条書きで書いていきます。途中で考え込まず、手を止めずに書き続けます。

1行あたり20字〜30字程度。文字の大きさも考えながら、A4サイズの用紙を埋め尽くすイメージで書きます。
以上が具体的なゼロ秒思考のやり方です。
これを1日10回。使ったメモは捨てずに保管し、定期的に見直すことで、あの時の自分は〇〇でこのようにして悩みを解決したという流れを振り返ることができます。
素早く意思決定をするためには、頭の中にあるモヤッとしたものを、素早く言語化し、整理して仮説を立てるのが重要です。

ゼロ秒思考のメリットとコツ

ゼロ秒思考のメリットは、

①思考の迅速化:短時間で多くのアイデアを出すことで、問題解決の速度が向上します。
②創造性の向上: 自由に書き出すことで、斬新なアイデアが生まれやすくなります。
③自己管理能力の向上: 定期的に行うことで、自己管理能力が向上します。
④メンタルヘルスの改善: 思考を外部にアウトプットすることで、ストレス解消やメンタルの安定に繋がります。

ゼロ秒思考の実践のコツは、
①継続性: 毎日少しずつでも続けることが重要です。習慣化することで、思考の速度が確実に向上します。
②多様なテーマ: 仕事、プライベート、趣味など様々なテーマで行うと、より多角的な思考が養われます。
③定期的な振り返り: 書き出したメモを見返し、そこから新たなアイデアや行動計画を立てることで、実践の効果を最大化します。

赤羽氏も実践の効果が出るのは、3週間程度だそうです。

まとめ

0秒思考は、思考の迅速化と創造性の向上を目指すための非常に効果的な方法です。
シンプルなメソッドでありながら、日々の実践を通じて確実に効果を発揮します。これを習慣化することで、ビジネスやプライベートにおいても大きな成果を上げることができるでしょう。
ちなみに僕は、この記事を書いている時点で9日目です。みなさんもこの記事を読んで、まず本冊を読んでみて下さいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?