検索広告入門編:ターゲティングの考え方をわかりやすく解説!
こんにちは!そして初めまして!オールマークのさわちゃんです!
初めて記事を投稿するので、本題に入る前に簡単に自己紹介をさせてください!
私は生まれも育ちも静岡県、雄大な富士山の麓でのんびりのどかに暮らしています。
好きなものはスイカと音楽です!
これからの時期、スーパーにはスイカが並び始めますし、音楽好きにはたまらない夏フェスも全国各地で開催されるので、私にとっては最高の季節です!
夏ってわくわくしちゃいますよね。
さて、自己紹介はこのくらいにして、今回は私のようにこの春からWEB広告に関わることになった方のために、Google検索広告でのターゲティング手法についてご紹介します。
アルファベットで略語のようなものがたくさん…何が何だかわからない…という方も、これを読めばきっと理解できますよ!
そもそもターゲティングとは?
検索広告におけるターゲティングとは、広告を特定のユーザー層にピンポイントに表示する方法です。
ターゲティングにはいくつかの手法があり、それらを組み合わせることでより効果的に広告を配信することができます。
RLSA/検索リマーケティング
RLSA(Remarketing Lists for Search Ads)/検索リマーケティングとは、Google広告のアカウントで設定したリマーケティングリストを検索連動型広告に活用するものです。
「ウェブサイトを訪れたことがあるユーザー」をターゲティングして配信を行うことができます。
リマーケティングリストを活用出来るので、細かなリストを作成することで詳細なユーザーへターゲティングして配信することが可能です。
RLSAには2つのオプションがあります。
ターゲティング:選択したターゲティング方法に基づいて広告が表示されます。
例)通常の検索配信では費用対効果が合わないビッグキーワードにもリピートユーザーにのみは配信する
同じキーワードで検索しているユーザーの中から、効果的なユーザーへのみ配信することが可能です。
モニタリング:選択したターゲティング方法の、広告グループに対する成果を示すレポートが表示されます。このレポートに基づいて、ターゲティング方法ごとに入札単価を設定できます。
例)リピート性の高い商材で過去に購入履歴のあるユーザーにのみ入札単価比率を引き上げて配信する
同じキーワードで検索しているユーザーの中から、効果的なユーザーへの入札単価を引き上げることが可能です。
DSA/動的検索広告
DSA(Dynamic Search Ads)/動的検索広告とは、設定したURL(ページ)から自動的に関連性の高いキーワードが選定され、広告を表示することができる機能です。
タイトルとリンク先はユーザーが検索したキーワードに適したものが自動的に表示されます。
キーワードで検索しているユーザーの中から、効果的なユーザーへのみ配信することが可能です。
導入に適しているコンテンツ:複数の商品を扱っている・商品の在庫変動が激しい・季節性のある商材
導入に適していないコンテンツ:商品数が少ない・ブランドに対するこだわりが強い・動画を多く含む
注意すべきなのは、商品に関係の無い会社情報ページなども広告掲載対象となってしまう点です。
そのため、広告掲載に適切なドメイン・URLを指定すること、反対に広告に不適切なドメイン・URLは除外設定をしておく必要があります。
PLA/商品リスト広告
PLA(Product Listing Ads)/商品リスト広告とは、Merchant Centerの商品フィードを基に、ユーザーの検索語句が広告と一致した場合に最も関連性の高い商品が表示される機能です。
まずGoogle Merchant Centerへアカウントを登録し、商品情報のフィードを作成しアップします。
そのデータをGoogle広告と紐付けることで、Google広告を介して商品フィード情報を検索結果ページへ配信することができるようになります。
PLAを使用することで、商品画像、説明文、価格、送料など事細かく訴求することができ、かつユーザーの検索ニーズに応えた掲載が可能です。
検索したユーザーは商品に関する具体的な情報を一目で確認できるため、コンバージョン率を高めることができます。
DFSA/デモグラフィック検索広告
DFSA(Demographics For Search Ads)/デモグラフィック検索広告とは、デモグラフィック(ユーザー属性)に基づいたターゲティング機能です。
ユーザー属性とは、主に年齢や性別などで、以下のように設定が可能です。
年齢:「18~24 歳」「25~34 歳」「35~44 歳」「45~54 歳」「55~64 歳」「65 歳以上」「不明」
性別:「女性」「男性」「不明」
年齢、性別タブでそれぞれのユーザー属性ごとの広告掲載の実績を確認することができ、入札単価調整比の設定や、除外などを行うことができます。
キャンペーン単位、広告グループ単位で特定のユーザー属性を除外することも可能ですが、予期せぬトラフィックの減少などにもつながりかねません。
可能であれば、まずはユーザー属性ごとの傾向を把握して、DFSAを活用していくことがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
検索広告とひとえに言っても、さまざまなターゲティング手法があります。
それぞれを組み合わせたり使い分けたりすることで、ターゲットとするユーザーにアプローチすることができ、より効果的な広告配信が可能です。
オールマークでは、今回ご紹介したポイントの他にも、詳細の設定までこだわって広告運用をおこなっていますので、ぜひお気軽にご相談ください!