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「最適化されたターゲティング」ってどうなの?
お疲れ様です。オールマークのヨッシーです。
個人的なことで恐縮ですが、先日結婚式挙げまして、3週間程を経っておりますが、未だにフワフワした感覚が残っております。(笑)
そんな『主役感』の抜けていないヨッシーがお送りするテーマは、Google広告における「最適化されたターゲティング」についてです。
最適化されたターゲティングとは?
聞いたことはあるが、ざっくりとしか理解していない方も多いのではないでしょうか?一言二言でお伝えするのならば、「リアルタイムのコンバージョン データに基づき、コンバージョンに至る可能性の高いユーザーをターゲティングする」といった感じでしょう。
つまり従来の「類似セグメント」との大きな違いは、キャンペーンの目標に応じ、コンバージョンデータに基づいて新しいオーディエンスにアプローチできる点です。
類似セグメントのおさらい
これまでは、リマーケティングリストやCVリスト、カスタマーリストを作成すると、自動的にそれぞれの「類似」リストが生成されていたと思います。いわゆる「類似ユーザー」ですね。 このリストを活用して、新規ユーザーにアプローチしていた広告主様も多いのではないでしょうか?
ただ、この「類似セグメント」は種となるセグメントに似た特性を持つユーザーを割り出しているだけなので、コンバージョンデータは加味されていないと言えるでしょう。そのためCVが獲得できずにすぐに配信を停止した経験をお持ちの方もいると思います。
ちなみにこの「類似セグメント」は2023年5月をもって新規作成ができなくなり、8月には既存のセグメントは全て削除されます。そのため、8月以降は「最適化されたターゲティング」に集約される形になると思われます。
事例
ここからは実際に配信したパフォーマンスを共有します。「合計:オーディエンス」というのは任意で設定しているオーディエンスとなります。
このオーディエンスのコンバージョンデータに基づいて、「最適化されたターゲティング」による配信がなされています。CPAは若干高いものの、低単価でしっかりと表示回数とコンバージョン数のボリュームを出すことができております。
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まとめ
実際の運用経験から、筆者の感想としては「類似セグメント」より「最適化されたターゲティング」はパフォーマンスを出せると感じております。ポイントはコンバージョンが取れるオーディエンスを任意で設定することです。商材や目的によって使う使わないの判断は必要ですが、コンバージョンリストやカスタマ―マッチでアップロードした顧客リストなどを活用してみると良いと思います。
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