満腹に気がつかない
自分のなかにある気持ち悪い性質を自覚した。
かなりの「ない物ねだり」である。
たとえば、仕事が暇なときは「自分が必要とされていない気がする」「暇ほど辛いものはない」「忙しい方がマシ」とか弱音を吐く。
そのくせ、
仕事が忙しくなってきたら、「疲れた。お給料に見合ってない」「3大欲求のなかで睡眠を1番重視してるのに」「ちょっとゆとりか欲しい」とか言い出す。
「満足。」ということが言えないのだ。(そんなこと言うひとは見かけないのだが)
不平不満を申しているからといって、そこまで本気で悩んでいるわけでもない。
ただ、「あーあ」とか言いたいだけなのだ。
自分の力でどうにもならないことを嘆いたりするのはとても簡単だし、話題になりやすいし、なんとなくその問題に「参加」している気分になれる。(問題を解決しようとせず、「嘆き」止まりであることが多い)
Twitterや、人のいないところでぶつぶつ言っているならまだしも、毎日のようにそれを聞かされている同居人には同情したい気持ちになる。
足りていることより、足りていないことに目がいきがちだ。
お腹が空いていることにはすぐ気がつくのに、満腹に気がつかず食べすぎることはよくある。
足りていることに敏感になり、足りていることに気がついたときには、あえて言うようにしたい。
「自分は満足している」と。