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3rd U5 What do you like①②③④指導案・ワークシート

夏休み明けの授業の準備に活用していただけたらと思い、こちらで指導案・ワークシートを共有します。3年生、Let’s Try1の何が好き?と尋ねて伝え合う授業になります。
 
 指導のポイント1 Do you like~?との違いを考えさせる。
 指導のポイント2 複数形をとらない児童の関心があるトピックを選ぶ。
 指導のポイント3 算数「棒グラフと表」と関連付ける。

指導のポイント1 
 Do you like~?との違いを考えさせることで、場面に応じて使い分けることができるようになります。
 例えば、”What sport do you like? ”とA児に尋ねた際に、A児が言い淀んでしまったとします。その際は、周りの児童に、「Aさんは、何のスポーツが好きか知ってる?」と尋ねます。仲の良い児童が、「ドッチボール」と答えたとします。そこで、「じゃあ、英語で聞いてみよう。Do you like dodgeball?」 と尋ね、Yes/No で答えられる質問にします。このように、A児に選択肢を提示することで、A児が考えを持つ支援となります。また、その他の児童は、場面や状況に応じて”What sport do you like? ”と”Do you like 〜?”の違いについて理解を深め、使い分けることを学びます。

指導のポイント2 
 複数形をとらないトピックを選ぶことが重要です。色、スポーツ、食べ物などです。そのほかにも、キャラクター、ゲーム、マンガ、アニメ、映画などです。高学年になってから、I like dog.をI like dogsに修正するのはなかなか大変であると感じています。そのような観点からも、複数形をとらず、3年生の児童が関心のあるトピックを選ぶことが重要と考えます。

指導のポイント3 
算数「棒グラフと表」と関連付けると、「できるよ!算数でやったよ!」と言って意欲的に参加する児童もいます。集計の時は、正の字ではなく、英語圏の数え方を伝えます。また、クラスのトップ3を予想する活動にすることで、楽しみながら友達の考えを聞く活動になります。私は、予想する前に何人かにインタビューをする活動を入れるようにしています。児童の聞きたい気持ちが引き出され、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が見られます。集計の時は、一人一人に聞くので、テンポよく行う必要があります。T1は、児童と一緒に集計を板書していき、ALTが全体の発話を引き出すといったように役割分担しています。

集計の時は、正の字ではなく、英語圏の数え方
第1時と同様の流れで行います。
結果が予想と合っていると「みんなのことがわかっていた!」と嬉しいようです。
チャンツを聴かせながらワークシートを配っています。
複数形を取らない児童の関心があるトピックをいくつか提示します
児童が主体的にやり取りできるようになっています。
やり取りが終わったら、色鉛筆を使って絵を描いたりします。

先日、研修会に参加したところ、私が公開してきた指導案を使っていて、とっても助かったと言ってくださる先生にお会いしました。どこかで誰かが見てくださっていて、実際に役に立てているのだと感じました。嬉しかったです。
英語専科は、日々英語の授業改善を行なっています。私は7年目ですので、本当にたくさんの実践をさせていただきました。こうやればうまくといった現場の実践を届けられたらと思います。






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