日記|2024年2月9日|新宿御苑のラボエム、幼馴染みと2年ぶりの再会
電車の帰りなのだが、隣の女性が過呼吸みたいになっていてどうしよう。助けたいけど、一緒に彼氏みたいな方がいて、抱き抱えながら背中をさすってるからたぶん大丈夫。でも呼吸が荒くて心配だ。ドキドキしてしまう。
今日は生まれたあと11歳くらいまでずっと一緒の社宅で暮らしてた幼馴染みと、2年ぶりに再会してご飯に行った。新宿は駅前はゴミゴミして好きじゃないし、良いお店があんまりないので、いつも三丁目か御苑近くのお店を使うことが多い。今日は4〜5年ぶりに良いなと思って、新宿御苑近くのラボエムにした。某国民的映画の主人公がバイトしてたことで有名なのだが、その話抜きに雰囲気が良いのでとても好き。
天井が高くて開放感もあるし、料理もお酒も美味しい。今日は2人で赤のボトル開けて、生ハムあたりのお肉盛り合わせとか、ピザやアンチョビ系の温菜頼んだりでどれも美味しかった。焼きリンゴのブランデーハイボールも、なかなか美味しくて心掴まれた。
幼馴染みは会った瞬間から、2年ぶりとは思えない雰囲気。本当に最近会ったばっかり、みたいな感じだった。とても嬉しい。お酒も大好きでけっこう飲むみたいで、それもかなりテンション上がった。幼馴染みは今は7年付き合ってる彼氏と同棲していて、その人とどんな感じでやってるのかな、とか。
話を聞いてると想像以上に事情があって、穏やかに暮らしてそうなカップルにも色々あるのだなあとしみじみした。その話の過程で、幼馴染みがよく知ってた頃よりも、何倍も大人に見えた。いちばん遊んでた時期が物心ついた頃というか、自我も曖昧な時期だったから。そんな人生の大きな問題に、果敢に立ち向かってるのは純粋に凄い。
いちばん盛り上がったのは、お互いずっと住んでた社宅の話だった。まだ公園や門が、たびたび夢に出てくるということ。それから、幼稚園時代に社宅によくきてたパン屋さんのアンパンマンのパンのほっぺにあるドレンチェリーが大好きだったこと。
こんな話は親にもする機会あまりないので、2人で感動しながら話してた。社宅はもうないし、共有できる人がいないと、頭からすっかり消え去ってしまう気がするのだ。
それから、私が頻繁にメンタルがやられるけどその度に助けてくれる先輩の話や、幼馴染みの職場の意地悪なお局の話をした。幼馴染みと私は全然業界も職種も違うのだが、だからこそ違う世界にもそういう人はいるのか、と互いに勉強になったりした感じもある。
最近連絡取ってなかったけど、誕生日きっかけに声をかけてみてよかった。幼馴染みってすごく良いなあって思った、金曜仕事終わりの終電間際です。
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