ドラマ
ついに発表された武藤敬司引退試合の対戦カード。対戦相手は新日本プロレスの内藤哲也。武藤に憧れ、武藤を追いかけ、武藤に立ち向かった天才。少年のころの憧れの存在の最後の相手に選ばれたときは内心相当嬉しかったんじゃないかと思う。
武藤敬司に憧れて新日本プロレスに入門、誰よりも新日本プロレスが好きだったスターダストジーニアス。2012年武藤とのシングルに破れ、差し伸べられた手を振り払った内藤の姿は印象に残っている。あくまで武藤は内藤にとって越えなければならない存在に違いない。膝の大怪我に見舞われ、若いオカダに先を行かれ、G1を優勝してもファンの答えはブーイング。苦しい時代を経験し、制御不能のカリスマとしてトップに立った今の内藤哲也ならかつての天才に引導を渡してくてるだろう。
純粋に楽しみな対戦カードだ。