あなたは本当に一人で最期を迎えられますか?
死後事務委任契約について、考えたことはありますか?
最期を一人で迎えることが多いゲイにとっては、切っても切れない話です。
〇死後事務委任契約とは?
死後事務委任契約とは、亡くなった後の事務的な手続きを代行する契約です。
①家族・友人への連絡
②葬儀・埋葬手続き
③役所・関係機関への届出
④生前の医療費・施設利用費など未払分の精算、謝礼金の支払い
⑤遺品整理及び住まいの処分
⑥各種サービスの解約
など多岐にわたります。
〇なぜ死後事務委任契約が必要なのか
身近に死後事務を引き受けてくれる人がいないまま放置してしまうと、遠縁の親族まで引っ張り出され、親族が途方に暮れるのです。
今まで隠し通していたのに、亡くなった後、遺品整理によって親族にゲイバレしてしまうというウッカリ話もよく聞きます。
また、死後事務を託す事業者を決めていないと、老人ホームや入院時の手続きで支障をきたす場合もあります。いわゆる身元保証人・身元引受人不在の問題です。
この二つは同一人物が行う場合がほとんどです。
入院時や老人ホーム入居時などは、健康ではない状態である可能性が高く、有事の際に身元保証人の選定をすることは、子どもがいないゲイにとっては難しいのです。
<身元保証人が行うこと>
〇契約書(入院時の同意書の欄や老人ホーム入居時の申込書など)にサインや捺印
〇対象の高齢者が老人ホーム等の利用料を滞納した場合の支払に関する債務リスク
なお、同世代の人間が身元保証人になることは難しい場合が多いため、ご自身よりも世代が若い方にお願いするという認識が必要です。
なぜなら、お願いした人が先に亡くなると、また新たに探すことになり大変なことになるからです。
<身元引受人が行うこと>
〇亡くなった際に遺体を引き取る
〇前述の死後事務を実行
といった役割があります。
いかがでしょうか。あなたには身元保証人・身元引受人はいますか。
もし、身の回りに頼れる人がいない、そのような方は一度ご相談承りますのでご連絡ください。
<お問い合わせ先>
アライアンサーズ株式会社
https://alliancersjp.com/contact/
03-6260-8637(平日9:00~18:00)
<参考記事>
身元保証人に求められる具体例とその対応(NPO法人きずなの会)
https://kizuna.gr.jp/guarantor/
老人ホーム入居に必要な保証人と身元引受人。その違いとは?(ライフル介護)
https://kaigo.homes.co.jp/manual/how_to_search/nyukyo/guarantor/