聴いた音楽(2022年8月)
ごきげんよう。
今月もやっていきます。
今月はちょっと感想を書いたり書かなかったりしたいと思います。
Areliz Ramos - Frío
Daedelus - Simmers Over
Daedelusは今もそれなりに面白い音楽をやっていると思うのですが、あんまり話題になってない気がします。
2019年にBrainfeederから出た『The Bittereinders』も個人的には結構面白かったけどほとんど注目されてなかったような…
今作は2020年作『What Wands Won't Break』っぽいビートの曲があったり2018年作『Taut』っぽい音色の曲があったりとこれまでの作品と地続きな感じの作品だと思いました。
Hviledag - Album Found
いつのまにか新作が出ていました。
今作はアンビエント・ダブっぽい曲もあり、こういうのもやるんだという驚きがありました。
まだいろいろ引き出しがありそう(というか増やしていきそう)でこれからも期待です。
デンマークはコペンハーゲンのレーベルØEN Recordsから。
James Hoff - Inverted Birds and Other Sirens
PANから。かなり良かったです。
Kokoroko - Could We Be More
今月一番聴いたかもしれません。
近年のサウスロンドンのジャズが特別好きというわけでもないので、自分でもよくわからないハマり方をしているように思います。
ただ、他のサウスロンドンの諸々のジャズバンドと比べるとサウンド的に力強さよりも柔らかさが重視されているように感じるので、そのあたりが延々と聴いてしまう理由なのかもしれません。
あと単純に曲が良いですね。『Dide O』『We Give Thanks』『War Dance』あたりが特に好きです。
Marine Eyes - Chamomile
Mark Gomes - Alphane Moods
Natarie Beridze - Of Which One Knows
Rachika Nayar - Heaven Come Crashing
ジャケットがめちゃくちゃ好きなんですが、内容もよかったです。
特に7曲目の『Heaven Come Crashing (feat. maria bc)』がすごいですね。
大胆にドラムンベースを取り入れたり、これまでの作風からは全然やりそうにないスタジアム・ロックみたいなリフを弾いたり、しかし曲全体の印象としてはmaria bcのボーカルもあってドリーム・ポップな感じになっていたり...
そういう一見つなげにくそうな要素をドラマチックな曲にするために上手くつなげているなと思いました。
「こういうジャンルの音楽を作りたい」ではなく「こういう情景を表現するための音楽を作りたい」みたいな発想から生まれた曲なのかなと思いました。
Shiken Hanzo - Eternity of Echoes
Terence Etc. - V O R T E X
Tewksbury - Brutes
良かったです。
Tomu DJ - Half Moon Bay
全体的にアンビエント・テクノっぽい良い感じの作品ですが、特に4曲目の『Spring of Life』に驚きました。
ついにアンビエント・フットワークを作る人が現れてしまった…(まあ私が知らないだけで誰かしら既に作っているような気はしますが。)
しかも途中からフットワークじゃなくなってるし、とにかくすごいです。
10月にFaiticheから出るらしいRoméo Poirierのアルバムですが、先行配信の曲がかなり良かったので楽しみです。
以上です。
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