「危機感」というものについて、もう一度確認。よろしいか。

　シェアハウスに住んでいたキラキラ系女子が、このタイミングでイギリスにビザなし渡航で、彼の地でロックダウンをまともに喰らうとか辞めなさい。
　あなたのシェアメイトには、コロナで出国できない人、コロナで帰国を余儀なくされた人、コロナで帰国できない人が溢れているというのに。ぼーっとしとるな、ほんま。まるで危機感が足りてない。死にてえのか？

　逆に僕は誰に言わせても、神経質、心配しすぎ、不安神経症、ビビりすぎ。のべつ幕なし言われる、ノミの心臓。
　なんやねん。お前ら言わせておけばいい気になりやがって。
　だが、待ちやがれ。

　神経質すぎる人、リスクに敏感な人というのは炭鉱のカナリヤだから、彼らの行動はよくみていなければならない。周りに笑われても気にせず、先んじて動く勇気がある人である。
　炭鉱のカナリアとは、何らかの危険が迫っていることを知らせてくれる前兆をいいます。 これは、有毒ガスが発生した場合、人間よりも先にカナリアが察知して鳴き声（さえずり）が止むことから、その昔、炭鉱労働者がカナリアを籠にいれて坑道に入ったことに由来するそうです。
　IQの高い人ほど不安・危機を感じる能力も高い。

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IQの高い人ほど
不安・危機を感じる能力も高い。
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　分かったか、野郎ども。
　分かったら、ここからとっとと消え失せろ、バカ。
　ひとえに「危機感」というものは、手にしている情報量の差によって、ひたすらぼーっとしている奴になるか、終始ビクビクしている奴になるかが決められる。要するに、あれよ。英語のニュースサイトや英語のTwitterクラスタから情報を取っているかどうか。国際情勢や政治や日々の出来事にガン無視決め込んで、「鬼滅の刃」を見たりしてないか、駅からの帰り道に大声で紅蓮花を歌っていたら、誰もいないと思っていたのに急に知らないお姉さんに追い越されたりして、生き恥をさらしたりしていないか。

　僕は毎度毎度、口酸っぱく繰り返しているし、あなたも耳にタコ焼き、明石焼きがこんがり焼けているはずだけれども、「知らなかった」で済まされることなどこの世の中には一つもないのだ。知らなかったからと言って犯罪が無罪放免になるわけではないし、知らなかったと言って落とした命が覆水盆に返ったりはしない。

「知りませんでした」は言い訳ではなく、自分はバカでアホでクソですと、カミングアウトしているに過ぎない。
　無知を言い訳にするな。無知を誇るな。無知を免罪符に使うな。
　要するにこういうこと。In short below after.

　無知を恥じろ。

　恥をかきたくなければ、徹底的に努力して勉強して情報を漁りまくって知識を身に付け、それを元に行動し続けるのだ。まるで、ソクラテスのようだと、オトン・オカンの両名から称賛されるまでに。

　そうするとだな。
　僕のように。
「へー、何でも知ってるんだー」と、お客様サポートに電話をかけるように、誰も彼もから、四六時中質問を受けるようになり、ちょっとでも答え方が悪いと逆ギレされ、いや、理解できないのはあなたの頭の悪さが原因だぜ、とか言い返した言葉も闇に葬られて、お給料も出ないのに代わりにググったり、分かりやすいように絵を描いたり文章にまとめたり、それはもう本当に大変な目に会う。僕は決して便利屋さんを開業してはいないので、だからと言ってお給料はもらえないのだが、本当に大変な目に会う。いつでも無料で使える生き字引として、ヒットポイントを削られ続ける。いつでもどこでも誰からも、まるでビンの蓋を開けるゴムの滑り止めのように「あったら便利」とか言われる。いつでもどこでも誰とでも、僕はセックスをしたいのだが、ひたすら情報倉庫として無料で知識を与え続ける羽目になる。

　その先に何があるか。

「YouTuberになるか、ブログでも書けば面白いんじゃないー？」と言われてしまうのだ、老若男女、有精無精、有象無象の輩たちから。

　うるっっっっさいわっっっ。

　やれと言われたことは全部やってる。

　だから、いいから。
　この下にある「気に入ったらサポート」をクリック or タップ。あなたのクレカを登録後、僕にいくばくかの小銭を恵んでくれれば、それは僕にとって大きな励みとなり、今後より一層、あなたの奴隷として働き続けることを誓います。

　ん？　違う、そうじゃない。閑話休題。

　無知を恥じ、若さを武器に、未来に立ち向かえ、ボーイズ　あんど　ガールズたちよ。
　老いぼれたちの屍を超えていけ、その屍は紛うことなく全部。
「若い時分にもっと勉強しとけば良かったじょ、およよ」と後悔している。

「バカのままだと、人に騙されるか死ぬか逮捕されるかすっからとにかく勉強しろ！」

「知らんのやからしゃなーいやん」で済んだら、警察も学校も市役所も国会議事堂も図書館もハローワークも水道局も含めて、行政施設、全部いらんわ！　あなたのために言ってあげているのだ、僕は。

　無知から有知へ、そしてその先の英知へ。
　それは、危機を誰よりも早く察知してリスクヘッジが可能になる、唯一の生き方。
　私の古い読者はもうウンザリしていると思うが、またこれを言ってあげる。

『無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり』。

　中年になってから「昔にもっと勉強しておけばよかったー」と後悔しても、親も伴侶も子供も慰めてはくれない。

　自分の命を守るためにこそ、賢くなろうぜ。
　あなたは今日でバカを引退。

　それが出来たら、付き合ってあげようかなー、どうしようかなー、えーっ、でもー、なんかー、軽そうだしー、浮気しそうじゃーん、みたいなことを麗しき彼女から言ってもらえるようになるんじゃね？

　少年よ、タイ式マッサージで抜くのではなく、少年よ、大志を抱け。

　以上。（オチ、思いつかず。許して）