![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170358692/rectangle_large_type_2_ce23bed18636a0f8122ea8e3a926d85d.jpg?width=1200)
【English】思い出話①〜ワーキングホリデー〜
こんにちは、Allexです。
今回の記事は2010〜2011年のオーストラリアワーキングホリデーの
ちょっと懐かしい思い出話です✨
お時間ある方、コーヒー片手にゆる〜くお読みください😊
(※15年前という昔話なので「今から」ワーキングホリデーに行こうと思っている人への参考話にはならないと思います😅
あくまで個人の昔話としてお読みくださいね)
1.Australia Working Holiday Visaの経緯
私がワーキングホリデーに行ったのは
「1年間海外で暮らしてみたい」というシンプルな理由でした。
留学だと学校に通うための授業料がかかるし、
当時は「海外の大学でこれを勉強したい!」という思いも特になかったため
「学生ビザ」は選択肢外でした。
ワーキングホリデービザなら1年間、オーストラリアは最長2年間滞在が可能でかつ仕事もできるということからビザ取得を決めました。
もう15年ほど前ですから今とだいぶ状況は変わっているかもしれません。
「ビザ取得まで、早いとその日中に発行されるが遅い時は2週間くらい、かなり時間がかかることもあるから渡航時期に合わせて早めに申請したほうがいい」と言われていましたが
私の場合はなんと申請して1時間以内に許可・発行されました。(確か40分くらいだったような…申請して、夕ご飯を食べてからもう一度パソコンを開いたらもう来ていた、だったような…)
あまりに早くメールが届いたので「これ、本当にビザ??」と😳💦
何度も見返して確認しても不安に思ったほどでした笑
行き先をオーストラリアに決めたのは、大学2年生の時に春休みを利用して語学留学していたことがあるからです。
その時の「オーストラリアってすごくいい国だ!」という思い出があまりに良かったので
「どうせなら違う国に行ってみよう」という冒険心ではなく笑
もう一度オーストラリアに行きたい!今度は「暮らして」みたい!と迷わずでした。
(アメリカにはそれほど興味がなく、今と違って寒い気候がもっと苦手だったので
カナダやイギリスも「寒いイメージ」があり、除外したのです・・・)
2.途中で学校に通い始めました
新卒で入社した会社を辞めて、しばらくアルバイトをしてお金を貯めてから渡航したのですが
それでもギリギリのお金しか余裕がありませんでした。
積み立てていた貯金も全部かき集めて行ったので
着いたらすぐアルバイトの仕事を見つけたい、節約して生活しなければ、と
学校に通うつもりは全くありませんでした。
しかし、思うように仕事が決まらず
かつ友達も知り合いもいなかったので
「やっぱり学校に通った方が友達はできるのかな」と考え始め、語学学校で留学生を対象にした「TESOL」コースに通うことにしました。
ここで初めて「TESOL」という授業に出会いました。
本来は英語教師向けのコースだったので周りは母国に戻ったら英語の教員になるという人たちが多かったのですが
私は教員ではないけれど「英語教育」そのものにはとても興味があったので
迷わず受講を申し込み。
期限ギリギリでしたがなんとかコースの開講時期に間に合い、すぐに受講が始まりました。
クイーンズランド州のクイーンズランド大学構内にある
(実はもう今は無くなってしまったか、リニューアルされたか、、と聞きましたが)
留学生用の校舎の方でそのTESOLを学びました。
2ヶ月で修了できるものだったのでそこまで高額な授業料もかからず受けられたのも魅力的でした。
3.TESOL
私たちの担当だった先生はとても気さくで明るいオーストラリア人の先生で(確かKiwiだった気が)
日本に留学したことや日本の企業で働いた経験もあり、日本語も話せるし日本人の「シャイなところ」などの文化も
よくわかっている先生でした。
日本人だけでなくいろんな国の生徒を受け持ってきた長年の経験があり、その国の人たちの特性を把握していて、本当に素晴らしい人だったと
今でもその先生に授業をしていただけたことが幸いであったと思っています。
とにかく、教え方が本当にうまかった🥹✨
TESOLなので
私たちが「英語を母国語としない生徒に」「英語を英語で教えるための授業」を
さらにその先生が私たちに英語で授業する、というものです😅
「英語で英語を教えられるようにするための英語教授法」を私たちに「英語で教える」
なので、当時の私にとって今までに受けたことのない授業でした。
学校や色んな場所で、英語を勉強したいと考える生徒に英語を教える時に
どうやって教えていけばいいのか。
生徒たちのレベル、学習環境、使えるツールなど
「実際には様々な状況が想定され、様々な問題が起こることが予想される」
ことに対しての対処法なども
私たちがその先生の授業を受けながら実際に体験していくというスタイルが
とても新鮮でした。
ある時は「今日は君たちは英語レベル中学生ぐらいだとしよう。13〜15歳ぐらいだね。
現在進行形を前回の授業で習ったばかり、という状況だと仮定して
今日は生徒たちに過去進行形を教えるんだ」と設定を説明してから授業をすることもあれば
またある時はいきなり授業が始まり、ゲームを始める。
私たちがゲームを終えた後「さて、今やったのはどんなことを教える授業だと思う?」「さっきやった『授業』の中で何がうまくいかなかったから君たち(生徒)は混乱したかわかるかな?」とひとまず何の説明もないまま授業を体験させて
しかもわざと「うまくいかなかったよね?」ということまで体験させて!
「私たち」に「授業をする上で気を付けること」を気づかせるやり方など
本当に多様なやり方で授業をしてくれました。
「授業中どのくらい復習の時間が必要で、どのくらい新しい文法の習得に時間を割くか」「生徒同士のペアでゲームをさせるのか、先生対生徒でゲームをさせるのか」「習っていない単語や教えていない文法を使わないように生徒のレベルに気を付ける」とか「上級レベルの生徒なら習っていない難しい単語をいくつか出しても推測できる」とか「初級レベルの生徒にいきなり「話してみよう」では難しい」
など
これらのことをTESOLコースを受講していた私たち自身が実際に先生から
受ける・体験することによって
「生徒側の気持ちや授業の進め方」を考えられるようになっていました。
本当に、本当にこのコースを取って良かったと
教員でなくても
15年経った今でも感謝しています。
学校に通ったことで友達もできたし
貴重な経験をすることができました。
たった2ヶ月間という短いコースでしたが
この経験をすることができただけでもオーストラリアにワーキングホリデーに行った甲斐があったと思えるほどです🌱
長くなるので前半の記事はここで一旦区切ります。
お読みくださり、ありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170360201/picture_pc_0083d55b0b19b606cc0c9f53997762b4.png?width=1200)
帰国前の2011年にもう一度思い出の場所巡りをして
当時はデジカメで撮ってきました
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170360252/picture_pc_7c565d40bbe8ea1444e17991da9f7100.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170360267/picture_pc_351c6c1095f9ae37c35974d0a63d2c69.png?width=1200)