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学生エンジニアはスタートアップで何ができるのか?

はじめに

アレスグッドでインターンエンジニアをしているTaikiです。現在修士2年の学生で来年から社会人になります。18年間の長い学生生活もあと数ヶ月で終わりを迎えます。
何となく学生のうちにもっと何かしたいと思い、先月は本州最北端の青森県大間までマグロを食べに行ってきました。(とても美味しかったです)

何をしているのか?

アレスグッドでは人々の「好奇心」や「意志」などといった「価値観」を引き出し、人やキャリアと繋げる次世代型キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」を開発・運営しています。

そのBaseMeをより良くするためのエンジニアリングをしています。まだ大規模なサービスではないため、バックエンド・フロントエンド共に大部分を理解し、BE/FE両方の視点を持って開発を進めています。また、開発フロー内で仕組み化できる課題を見つけては、その改善にも取り組んでいます。

どんな人と働いているのか?

まず、BaseMeを0から作った人がいるので、基礎となった設計・実装の意図を直接聞けるのは非常に勉強になります。0→1のフェーズに適したトレードオフを踏まえた判断・実装は、技術書からはなかなか得られないため、よく質問をしています。

そしてEM(エンジニアリングマネージャー)は大規模開発の経験を持っています。もしユーザーが100倍になったらどんな課題が発生するのか。その中で今取り組むべき課題は何か、技術負債とどう向き合うか、といった視点で教えてもらっています。

PdM(プロダクトマネージャー)にはこの方が良くないですか?と聞くと(学生ユーザーだけでなく)企業側の視点や長期的な視点から考えてこういった背景があると教えてもらうことがあります。こうした対話を通じて、事業ドメインやプロダクトのコンセプトを考えることの大切さと難しさを学んでいます。(これどういう事ですか?って聞きすぎて最近は質問しても聞こえないフリをされている)

アメリカ人のフロントエンジニアにはデザイン段階では表現されない部分を「直感的にわかりやすいか・触っていてワクワクするもの」として実装する力があります。いわゆるUI/UXの重要性を、日々アップデートされるBaseMeを通じて実感しています。(また、英語で情報収集する優位性も教えてもらっています)

学んだこと

(toC)プロダクトを作る過程や働く中で学んだものの中からプロダクトに対して組織に対する取り組む姿勢について書きたいと思います。

プロダクトをつくるとは?

よく自社開発は作って(リリースして)終わりではないと聞きます。その多くはリリース後もサービスは継続するため運用や新機能の開発がある。といった文脈だったと思います。自分もそう思っていました。しかし、ユーザーに使って貰う(価値を届ける)のがゴールであり、それを意識することが重要で、「自分(チーム)がリリースしたものがユーザーに使われない時に悔しいと思えるか」と言われたことがあります。エンジニアにも様々なタイプがあると思いますが、Whyを大事にするエンジニアになりたいと思っている自分にとってはエンジニアリングはあくまで手段のひとつであることを改めて強く認識できました。

オーナーシップとは?

「アプリケーションに不具合があった時にどう思うか?」と聞かれたことがあります。 正直、自分がコードを書いた場所かな?と確認して、違えば少し安堵していました。しかし、関わっているサービスに不具合があった時に自分ごととして捉えられるかどうかで大きな差が生まれると感じました。

リーダーシップとは?

「組織やチームに変化を与えたことはありますか?」と聞かれたことがあります。自分は正社員ではないから、今ある文化やルールに合わせるのが正解だと思っていました。(別に間違いではないと思いますが)しかし、チームがより前進できる為に自分に何ができるかを考えることをしていなかったなと気づくキッカケになりました。


オーナーシップとリーダーシップに関しては、ある程度は持って行動出来ていると思っていましたが、まだまだ足りないことに気づきました。(もちろん、エンジニアとして働いているので技術的な学びも多くありました)

これから

コードを書いてお金を貰う経験は初めてではありませんが、エンジニアとしてプロダクトを作る(いわゆるクライアントワークではなくて自社開発)という経験は初めてでした。アレスグッドでは常にWhy考えて開発する事ができ、多くのことに挑戦できる環境があります。働いてみて、思っていたよりもできることが多くあり自信を持てました。一方で、まだできないことも想像以上に多いと実感しました。

リーダーシップやオーナーシップを持つと言うのは簡単です。実際には本質的な課題を見つける力とそれを解決できる知識・スキルが必要であり、それらを解決する過程での失敗と成功の経験と自信を持つことが重要だと実感する毎日です。本当の意味でリーダーシップ/オーナーシップを持って取り組むことが出来ればもっと楽しむことができると思っています。
楽しみです、頑張ります。

最後に

学生エンジニアはスタートアップで何ができるのか?というタイトルでしたが、内容があまり合っていない気がしますね。一応答えておくと(頑張ってるよとアピールしておくと)ジョインしてからの期間に関して言えばバックエンドのプロダクションコードは自分が一番書いていると思います。(多分)


アレスグッドではフルタイム、業務委託、副業、インターンなど問わず全ポジションで仲間を募集しています!
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