動画第13弾「バリバリバリでカッコいい!~Decipher」
アラインです。よろしくお願いします。
今回はバリトン三重奏「Decipher」です。この曲との出会いは、彦三というユニットの動画でした。僕をサックスアンサンブルの虜にしたきっかけとなったトルヴェール・クヮルテットのアルト奏者、彦坂眞一郎氏が息子さんたちと演奏されています。なんとうらやましい家庭なんだ!僕も息子になりたい!
この動画ではアルト三重奏で演奏されています。吹きたいなぁ楽譜欲しいなぁって思って、この動画の説明欄を見ると作曲者の斎藤尚久さんのアドレスが掲載されてありました。勇気を振り絞って連絡して、楽譜を購入しました。楽譜を眺めてみると、各パートにアドリブソロがあって。困ったなと。
これまた勇気を振り絞って、アドリブは苦手なのと演奏技術的にアドリブは厳しいからその部分をカットして演奏させて欲しいということを相談しました。
すると、快諾してくださって、さらにアドリブソロのアドバイスをいただきました。「Bブルーノートスケールでいけるので、挑戦してみてはどうでしょう」と。なるほど…ブルーノート?スケールか…。よく分からないのでジャズの方の動画を見て少し勉強しました。
そして楽譜を購入してアドバイスをもらってから約半年が過ぎ…(その間にいろんな曲を演奏していました。)ようやく重い腰をあげてアドリブソロを考えようと決意して、なんとかつくりあげました。
動画ができあがった頃にちょうど、楽譜が出版されることとなったというのを風の噂で聞いて、すごくいいタイミングで投稿できました。おこがましくも私なりのお祝いの気持ちも込めております。
演奏について。
タイトルの「Decipher=解読する」に表されるように楽譜各パートがパズルのように噛み合わせが上手くいくとひとつのリズムに聞こえてきます。
私の場合は重ね撮りなので他のパート聴いて混乱しないようにメトロノームだけに意識を集中して演奏しました。
面白いなと思ったのは、同じ楽器で同じメロディーを同じ人間が吹くのに、前後の文脈(楽譜)が違うだけでメロディーの吹き方も若干変化するんだなと。
メロディーの前後が指が難しいとか、息継ぎできるとかそんな周囲の要素がメロディーの吹き方に関わるというのは是非誰か研究してほしいですね。
アドリブソロはアドバイスのとおり、スケールにある音を一生懸命並べただけのものです。上手な人はもっとカッコいいソロに仕上げることでしょう。でも、僕にとっては初めて人前でアドリブソロを発表するというめちゃくちゃ緊張するし、恥ずかしいしという思い入れの強いフレーズになりました。
また機会があればアドリブソロにも挑戦したいですね。
というわけで、今回はここまで🎷
良かったら聴いていってください🐻✨
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