動画第48弾「作曲家さんからの贈り物~After ‘a rain’」
アラインです。よろしくお願いします。
今回の動画はいつもお世話になっているただの夜桜さんの作品です。これまで、夜桜さんの三重奏を2曲、ソロ曲を2曲演奏してきました。手元に四重奏が2曲あるのでそれらを演奏したらコンプリートとなります。(今年の目標のひとつです。)
それくらい私はこの方の作品のファンです。Twitterでサックス三重奏を書いているというツイートを見て、完成したら是非とも演奏したい!と待っておりました。
そして、完成のツイートを見てすぐ連絡しました!そしたら、なんと、私のために書いて下さったと!楽譜を寄贈してくださると!
僕の方から作品を委嘱したいなと思っていたのに、まさかいただけるなんて…嬉しいの一言に尽きます。そして、この演奏活動で出会った方々との縁は大事だなぁと改めて感じました。
では、作品について。
「雨上がり」をテーマにした曲で、爽やかな青空の下、ウキウキした気分でお出かけしよう!といった感じでしょうか。オシャレなメロディーと軽快なリズムが印象的です。(夜桜さんの作品はオシャレなメロディーが魅力です!)
いつも通りバリトンから録音していくのですが、バリトンの次にテナーを重ねるときに何だか不思議な音がする楽譜だなぁと思いながら吹いていました。最後にアルトを重ねると、不思議な響きがすごく爽やかな響きに変わってビックリ!
他の曲では2パートだけでも何となく曲の雰囲気が見えてくる響きがするので、今回の体験は魔法にかかったような感じでした。
演奏について。
アーティキュレーションが細かく指示されていて、作曲者コメントにもリズム感を意識するようにと書いてありました。
これまた何となくの直感的な話なんですが、スタッカートの扱いを考えることが曲全体のイメージを決めていく上で大事なのかなと思っています。
スタッカートの意味を改めて確認すると、「音を短く切って演奏する。1/2を目安に。」と某音大のホームページに書いてありました。
イタリア語では「分離する」というような意味合いらしいです。(音楽用語はイタリア語が多いので困ったら現地の意味で考えるのは演奏のヒントになることがあるとかないとか。)
というわけで、スタッカートの長さや吹き方をきめることで、スタッカーでない音、レガート、テヌートあたりも自動的に決まるのかなと、全くもって感覚で吹いているのですがそんな気がしています。
この曲ではあまりスタッカートを短く切りすぎることの無いようにしてみました。イメージとしては、お菓子の「マルコポーロ」のような小粒で軽くてあまり密度の無い感じ。(ほんとは、バイオリンのピチカートのように軽やかでと言いたいがそんな上品ではない…)
今年も梅雨の季節がやってきて、ジメジメ蒸し暑くてツラいですね。私の演奏で少しでも爽やかな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
というわけで、今回はここまで🎷
よかったら聴いていってください🐻✨
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