動画第60弾「これでホントにサヨナラ~UNDERTALE」
アラインです。よろしくお願いします。
毎日投稿を途切れさせてしまってからnoteを書く気にもなかなかなれず、さらにnoteを見に来る気にもなれずという感じです。またぼちぼち書いたり読んだりしていきたいなぁと思っています。
さて、今回の動画はPCゲーム「UNDERTALE」のメドレーです。私はプレイしたことないのですが、どうやらすごい人気のようでめちゃくちゃ気になっているんですが、なかなかプレイする時間も取れなさそうなので声優の花江さんの実況動画を見ています。
メドレーの構成は
UNDERTALE~Megalovania~Once Upon a Time~Heartache~Dummy!~Spear of justice~Oh My...~Death By Glamour~Bergentrückung~Asgore~Hopes and Dreams~Save the World~Last Goodbye
となっております。ブリッジで一瞬だけ使われている曲も含めています。演奏時間14分半という大作です。編曲者は「英雄の証」と同じ方で、ゲーム音楽をサックスアンサンブルに編曲されています。4種のサックスの力をフルに発揮できるような楽譜を書かれるのでほんとすごいなと思います。それゆえに楽譜も難しいです…。たくさん楽譜を頂いているのですがまだ音が出せてないので早く世に送り出したいと思っています。
演奏について。なんといっても名曲ばかり!未プレイの私でも世界観に引き込まれる音楽です。タイトルからどんな場面で使われるのかなぁと想像を膨らませながら演奏しました。クライマックスの「Hopes and Dreams~Save the World」の部分なんかは、ラストバトルの曲なのかな?と思いつつ胸が熱くなりながら吹いていました。
ゲーム音楽ということで、息継ぎがほとんど出来ない!っていうのと、曲が長いので譜めくりどうする!?っていうのと、めちゃくちゃ大変でした!あとは、調が難しくて。♯たくさん、♭たくさんの調ばかりで指使いは難しいし、音程はとりづらいし、チューニングで悩んだりもしました。
思い出せば大変なことばかりでしたが、曲がすごく胸に刺さるから何としても完成させようという気持ちで頑張れました。
曲順に簡単にコメントしておこうと思います。
①UNDERTALE
物語の始まりという感じ。同じモチーフを転調を繰り返していき、だんだん気持ちが高まる感じ。アルトは「Pretender」のときと同じような吹き方をしています。
②Megalovania
たぶん、多くの方がこの曲が一番好き!って言われるんだと思うのですが、イントロだけ使われています。ここには編曲者の意図を感じますね。
③Once Upon a Time
「むかしむかし…」と誰かが語るシーンなのかな?と思いました。ソプラノとアルトのユニゾンの音程があやしい…。素朴な雰囲気になるように吹きました。
④Heartache
6/8で♭系の調。テナーがすっごい難しかった!シ♭がbisキーでもtaキーでも指が難しくて。(僕だけかもしれませんが…)大変でした!かなりあやしいので、注意深く聴かないで欲しいところです…ソプラノとアルトのハモリは気持ちよく吹けました。
⑤Dummy!
高速スイング!そう、この時のために「Apéro!」、「グレンミラー」「どんぐり」を練習してきたんだな確信しました。とにかくカッコ良く吹きたかったのですが、どうでしょう?まだまだ音の勢いが足りないかなぁと思ったりします。
⑥Spear of justice
6/8の♭系。E♭管で4つ、B♭管で5つ。Heartacheよりも♭多くてこれもすっごい難しかったです。レとソに♭ついてると、目ではレ♭とソ♭だけど、頭ではド♯、ファ♯で歌ってるのでそこの食い違いのせいで指が動きづらいのかなぁとずいぶん悩みました。ソルフェージュ練習を取り入れたきっかけとなった部分ですね。
⑦Oh My...
テナーソロ。これもブリッジ的に使われています。誰かの嘆きなのかなぁと想像しつつ。他パートの一瞬の休憩のためにたっぷり吹いています。
⑧Death By Glamour
一番好きな曲です。リズムもメロディーもすっごいおしゃれでカッコいい!アルトがメロディーになるところのバリトンが難しかったです。オクターブでブンブン吹くのが大変でした。実は本番の録音はこの曲から録り始めています。このメドレーのちょうど中間点でバリトンとかは後半の方が体力使うのでここから録っています。
⑨Bergentrückung
ホッと一息つけるところ。でもE♭管は♭5つで、B♭管は♯6つで気が抜けないところ…。
⑩Asgore
ここはなんといってもバリトン。めちゃめちゃ難しかったです。昔、エチュードで練習したような動きだなと思いながら吹きました。Bergentrückungに引き続き調号が多くて目で見てる音符と頭で歌ってる音符が違うから大変でした。この癖を直していかないとダメですね。ソルフェージュ大事!
⑪Hopes and Dreams
ここからクライマックスに向かいます。譜面は易しめですが、テンポが速くてバリトンは音を当てるのが難しかったです。何回も外してTakeを重ねました。途中で転調してからはソプラノとアルトのユニゾンの音程がとりにくかったですね。♭5つで、ソプラノが音程が低くなるところにフレーズの大事な音が何度も来るという感じでした。
⑫Save the World
最後の見せ場。録音のときは全開MAXパワーで吹いているけど、音源では割とあっさりとした仕上がりになっています。これがコンプレッサーの効果でしょうか…。これは是非とも生で聴いてほしいですね。すべてを出し切ろうという吹き方なので息継ぎが精一杯な感じがします。バリトンのソロの最後のロングトーンがテナーと同じ音なのでどれだけ吹いても浮き立たせることができなかったのが悔やまれます。
⑬Last Goodbye
エンディングです。日本語訳では「これでホントにサヨナラ」というタイトルのようです。長い旅の終わり、本を閉じるように終わるイメージで吹きました。
というわけで、たぶんこの曲は2度と吹くことはないかなと思います。もし次吹くなら実際に仲間を集めて4人で吹きたいです。なので、このnoteのタイトルも「これでホントにサヨナラ」としました。
それでは今回はここまで🎷
よかったら聴いてみてください🐻🎶
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