一人多重録音演奏動画の作り方
アラインです。よろしくお願いします。
タイトルの10文字熟語について徒然なるままに書いてみようかなと思います。
1 テンポキープ
1人多重録音で一番大事なのはテンポキーパーの存在です。
カルテットで演奏するならバリトンがテンポキープしたり、ソプラノがアインザッツを出してタイミングとったりします。
私は1人なので誰も合図を出してくれません。テンポが変わらない曲ならあまり困らないんでしょうがテンポが変わったり歌い回しですこーしテンポを揺らしたいときなんかはテンポキーパーがないと難しいと考えてます。
そこで、楽譜作成ソフトでメトロノーム音源をつくってそれに合わせてバリトンから重ねて録るようにしています。
(なんか似たようなこと前にも書いた気がする…)
2 パンチイン・パンチアウト
録音は基本的には通し録音です。少しでもライブ感が出るようにと細切れで録音することは極力しません。
というか、細切れで録音できるほど楽譜は暇ではないです。基本は四重奏なので4人で主旋律、ハモり、対旋律、ベース、ハーモニーを入れ替わり立ち替わり役をこなしていくので休符はあまり無いのが普通です。
私はMTRにフットペダルをつけて録音の開始と終わりをペダルを踏んで操作しています。
そして、このフットペダル気をつけないと踏むときに音がでる。カチャって…。なので相当気をつけて踏まないと録音に音が入ってバレます…。気を使うにはそれなりに休符が必要です。
というわけで、フレーズごとに細切れで録音するよりも通しで全部吹けるようになることの方に力を入れて練習しています。(本来はそれが当たり前なんだけどね。)
でも、でも、でも、どーーしても難しいときはその数小節のみ、ペダルの音に細心の注意を払って録音しています。(悔しいけどね。)
3 動画撮影
私はピアノの演奏動画が好きで、というかピアニストの指の動きが好きで。音を出す前の鍵盤に向かう姿勢とか、難しい曲をすらすらすら~っと弾く様子とかそういうのを見るのが好きです。
なので、私もなるべく指の動きにフォーカスしたアングルで動画を撮影しています。
ビデオカメラとスマホを連携させてカメラから離れても画角が確認できるようにしています。
うっかり顔とか映らないように気を使いながら演奏中も動いたりしています。あと、指も間違えると最初から撮り直し。曲の最後の方で間違えると激萎えするけど、気を取り直してまた演奏。
音ゲーをノーミスクリアする人を尊敬してやみません。
4 最後に
というわけで今回はどんな感じで動画をつくってるかを書いてみました。もし、一人多重録音演奏動画をつくってみたい方がいらっしゃったら参考になれば幸いです。
それでは、今回はここまで🎷