誰かと一緒は独りでいるより難しい。
今朝まで、およそ2週間だけマッチングアプリに登録していました。
今回は、マッチングアプリの利用を通して私が感じたことをお話していきます。
少し長いのでお時間のある時に読んでいただけると嬉しいです。
まず、簡単に自己紹介します。
・24歳 IT企業勤務
・彼氏なし(彼氏がいたことはこれまでに2回あり)
・結婚歴なし。もちろん子供もなし。
・一人暮らし
物凄く大雑把に説明すると、こんな感じでしょうか。
マッチングアプリを始める動機って、「とにかく彼氏・彼女が欲しい!」だったり「将来的に子供が欲しいから、結婚を見据えてお付き合いしたい!」だったり、そういう人が殆どだと思います。
中には「ご飯をご馳走してもらいたい!」とか「ただワンナイトしたい!」など、不純な動機の人も居るかもしれませんね。
私の場合は「とにかく彼氏・彼女が欲しい!」という、発作的な寂しさの爆発が一番近かったかと思うのですが、その一方で「自分には独りが合っている」「誰かと付き合っている自分が想像できない」「独身を楽しむ生き方もカッコいい」と、心の何処かでそんな風にも思っていました。
現在24歳。
学生時代は、いつか彼氏とディズニーに行くことを夢見ていました。もちろん今も。
「今回、マッチングアプリを利用して彼氏ができなければ、しばらくはおひとり様ライフを楽しむことにしよう」
そう決意し、pairs、with、タップルの3つに登録しました。
実はマッチングアプリの利用はこれが初めてではありません。
2年ほど前にもpairsを利用していたことがあり、その際は1人の男性と実際にお会いしましたが、2回会うことはありませんでした。
その方とは趣味も合うし、とても優しい方だったのですが、どうしても恋愛対象として見ることができず......
相手の方は私のことを良く思ってくれていた様子だったので、なんだか申し訳なくなり、その方とのやり取りを辞めると同時にアプリそのものを退会してしまいました。
今回3つのマッチングアプリを利用して不思議に思ったことがあります。
pairsとwithでは「いいね」がそれほど多くは来ないのに、タップルでは「いいね」してくれた方のプロフィールを全て見ることは困難なほどにモテました。
マッチングアプリによって人気会員のタイプ(?)ももしかしたら違うのかもしれませんね。
pairsとwithは真剣な恋活目的の方が多いとネットの記事で見たのですが、私は真剣でないと思われていたのでしょうか......(いや真剣だが??)
タップルで何名かの男性とやり取りをしましたが、住んでいる場所を聞いてくる男性が多いのなんの。
まあ、会うことを目的としているのだから当然のことかもしれません。
それに対して私が「どこどこです!」とメッセージを返すと、返信が一向に来ない。
「ワシントンD.C.です!」とか送ったわけじゃないですよ?
そんなに田舎に住んでるわけでもないのに......
もしかしたら、私はモテない地域に住んでいるのかもしない!!(モテない地域ってなに)
タップルで唯一やり取りが長く続いた男性がいました。
お相手から「いいね」を送っていただいたのですが、その方の年齢は43歳でした。因みに私は24歳。
だけど、年齢差はそれほど気になりませんでした。
何故なら私は年下よりも年上男性の方が好みで、今までに10歳以上年上の方を好きになったこともあるからです。
それに、その方のプロフィールにある自撮り写真は、43歳にはとても見えないほどに素敵だったのです。
マッチングだけして、こちらからメッセージは送りませんでしたが、マッチングした日の夜にお相手からメッセージが送られてきて、そこからやり取りが始まりました。
男性は特に、メッセージのやり取りは煩わしくて苦手だという方も多いのではないかと思います。
ですが、その方のメッセージは少し長くて丁寧で、毎回何かしらの質問をしてくれて、年下の私に対してもずっと敬語でした。
メッセージだけでその人の人間性や思考が図れることなどあるはずないとわかっていても、私はメッセージだけで、恋をしているような気分を味わっていました。
やり取りの内容は、他愛もないことばかりです。
恋愛関係の話は一切せず、休みの日の過ごし方や映画の話。
彼が熟睡できないと悩んでいたので、カルディのハーブティーをお勧めしたりしました(笑)
その方と毎日2〜3通のやり取りを始めてから10日ほどが経った頃、私は思い切って彼を通話にお誘いしました。
彼は快諾してくれました。
私は通話は苦手ではないですが、切るタイミングのわからない長電話がとにかく苦手で......
プロフィールにもそのことを記載していました。
だからかはわかりませんが、彼の方から「15分だけ通話しましょう」と言ってくれました。
私から電話をかけたのですが、発信中は動悸が尋常でないほど早くなり......
通話で聞いたその人の声は低くもなく高くもなく、生真面目な印象を受けました。
営業のお仕事をされているということもあり、コミュニケーション能力が高く、彼の方から次から次へと話題を展開してくれました。
ただ、頭の回転の遅い私は彼の会話のペースに合わせることが少し苦痛に感じてしまい......
彼のトークに半ば強引に割り込む形でないと、私の方から質問することも出来ないほどでした。
彼も緊張していて、会話を途切れさせない為に頑張ってくれていたのだろうとは思いますが。
15分と言っていましたが、結局30分くらい通話していました。
「会ってみないとわからない」
それには私も同感ですが、知らない人に会うことは大人になってもリスクが伴います。
通話で会話のペースが少しでも合わないと感じたのなら、お互いに恋愛対象として好きになることもないと思うんですよね......
それが昨晩のお話。
そして今朝、私はタップルを退会しました。(他のマッチングアプリは少し前に退会済みでした)
1ヶ月も利用しないで辞めるのは早計だと言われるかもしれませんが......
子供は欲しくないけど結婚したい。
一人で居ることが大好きだけど恋人が欲しい。
これは矛盾した我儘な願いなのか......?
独りが好きだからと言って、ずーっと独りで居たいわけではないし、寂しいと思う時もある。
ソロ活をしても、充実しているのに心のどこかで虚しいと感じている。
私は本当は「独りが好き」なのではなくて、「仕方なく独りを選んだ」に過ぎないのかもしれない。
仕方ないよね。異性でも同性でも、パズルのピースがぴったり嵌まるみたいに波長の合う人なんて、出逢えたとしたら超幸運なのだから。
独りでいることは難しいし、誰かと一緒にいることはその何倍も難しいです。
マッチングアプリには懲りたので、もう登録することはないと思います多分。きっと。
以上。拗らせ女のダラダラとした独り言でした。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます!
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