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学ぶ、繋がる、使う。AIコミュニティ"CDLE”と私の7年間(コミュマネ週報#3)
日本最大のAIコミュニティ、CDLEの歴史をコミュマネ視点で振り返ります。今回は第3回。2018年4月~6月の歴史です。
2018.4 伊藤さんがJDLAのSlackに参加
この前の年に設立されたJDLA。立ち上げの時期ということもあり、協会は人材不足だったようです。そこで、所属している会社がJDLAの賛助会員という関係から、伊藤さんがJDLAのお手伝いをすることに。
4月にはJDLAのSlackワークスペースに参加し、毎月の運営会議に参加することになりました。
CDLEとJDLAの関係性を築き上げる第一歩、というところですね。
具体的には、PC(パブリックコミュニケーションズ)委員会に参加。JDLA側は、岡田隆太朗さん、大谷さん、猪狩さん他、協会を今も昔も支える事務局トップの方々が参加。コミュニティを作る、という話題はこの会で具体化していきます。
2018.6.6 人工知能学会にて、G検定合格者代表として、伊藤さんが登壇
2018年、鹿児島で人工知能学会全国大会(JSAI2018)が開催されました。人工知能研究者の集まりとしては日本最大の学会です。
学会内で、JDLAがAI人材に関する企画セッションを行いました。
6月5日より鹿児島市で開催される人工知能学会全国大会(JSAI2018)の企画セッションとして、JDLAより以下のプログラムを開催いたします。
■開催概要
日時: 2018年6月6日(水)17:20-19:00 (予定)
場所: 人工知能学会全国大会 会場内(鹿児市 城山観光ホテル)
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2018/
■ テーマ
「AI人材」に今求められることと教育環境の理想と現実
■ プログラム内容(予定) ※内容・登壇者は一部変更となる可能性があります
・今ディープラーニングに関連して学ぶべきこと
登壇者:松尾豊(東大/JDLA理事長) 尾形哲也(早稲田/JDLA理事)
・JDLA設立背景と概要、G試験、E試験について(シラバス、試験日など)、認定事業者制度について
登壇者:JDLA事務局
JDLA理事長の松尾豊先生、事務局代表の岡田隆太朗さんがJDLA設立の背景やAI人材の必要性について説明する中、G検定合格者代表として、伊藤さんが登壇することになります。
登壇資料はこちら。
資料から2ページだけ抜粋します。
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まさしく今の情勢を表しています。そして、
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これが「日本最大のAIコミュニティ」に繋がる宣言ですね!ただ、目標人数はまだまだ少ないです。
まだコミュニティが無かったときですが、これが「CDLE最初のLT」と言えるかもしれません。
2018.6.14 合格者コミュニティ発足について悩む
舞台は鹿児島から東京へ。
JDLA Slack内で、伊藤さん宛に下記のメッセージが送られました。
「合格者コミュニティを発足に持っていくプランは今日詰めきれなかったなと。@COD.AkihiroITO お手数なのですが、リードしていただいて、27日のPC委員会の中で議論できないでしょうか。」
JDLA内でもコミュニティの必要性は感じているものの、どのように立ち上げるか悩んでいた時期ですね。
2018.6.6 ため G検定2018#1合格
この記事を書いている自分(ため)がG検定に合格しました。受験を決意したのがいつだったかは覚えていないのですが、2017年の11月頃からAIの仕事を始めていたので、早く体系的な勉強をしなくては・・・と思っていた記憶があります。
自分は大手ITベンダーに所属しており、かつ、組織内では先端技術を実装する仕事に積極的に関わる方でした。そういった立場のエンジニアが体系的な勉強をしたいと思ったタイミングで既にカリキュラムが提供されていた、ということですから、JDLAの先見性の高さに驚きます。
「G検定(ジェネラリスト検定)2018#1」結果発表
当時の合格者は累計で約2,000人。
登場人物2名が揃ったので今回はここまで。