元教員、ふと思う。
私は「学校」が好きだ。
私は「先生」という仕事が好きだ。
私は「笑顔があふれる職員室」が大好きだ。
私は「授業を通して子供たちと一緒に笑顔になること」が好きだ。
そして私は、「音楽の先生」の仕事への思いがかなり強い。
小学校の教員を退職して、3か月経ちました。
上記のことを、ふと思います。
自閉症の小1息子のフォローは、山は越えたようです。あんなに泣いて嫌がっていた学校にも登校班のお姉さんたちにくっついてニコニコ登校できるようになりました。放課後デイとも無事につながることができて、放課後の預かりの心配もなくなりました。
いろんな先生たちのおかげ。先生ありがとう。
そして、息子もがんばってる。
小学校たのしいね。学校行ってえらいぞ。
でも、私も、がんばったよ。って、言いたい。
「すべてを捨てる覚悟」で、徹底的に息子のフォローをした。
いや、実際、すべて捨てた。
すべて捨てるって、すごく大きな覚悟なんです。
ふと、喪失感に襲われる。そして、落ち込む。
「私はいったい何者…?」って。
ふと日中に時間ができた今、日中は家事が終われば、正直暇。
楽譜の浄書の勉強はしてるけど、そんな一日に何時間もかかるものではないし。
ふとニュースを見ると「学校現場が大変!」と流れてくる。
ツイッターからは、現場の先生の悲鳴が聞こえてくる。
欠員が出ている学校も多いだろう。
そんな中で、免許更新済の免許保有者が、家でぼーっと暇してるこの現状。
働きたい。現場に戻りたい。
現場の先生たちを助けに行きたい。
教員免許保有者がここにいるよ!!
ただ、「特別支援学級の1年生の保護者は朝の登校に必ず学校まで付き添わなければいけない」という学校のきまりが、ネックです。
常勤は無理だ。出勤時刻に間に合わない。
もっと制度を柔軟化してほしい。
子供が小学校入学後にも使えるようなフレックス制度がほしい。
ないの?
それか、小学校で短時間勤務がもっと気軽にできるような体制になってほしい。
それなら続けられるっていう人もいるんじゃないかな。
なんて思います。