自己分析してみた件
一時期、3ヶ月間くらいガチで転職活動に励んでいた時期がありました。自分は幸いなことに大学4年生の時、割と自分が大学生活で考え実践してきたことと、就職したい道が合致していたこともあり、それほど就職活動に苦労することなく、内定をいただき就職することが出来ました。だから所謂多くの大学4年生がする「自己分析」や「業界研究」「SPI対策」と言ったことをさほどしてきませんでした。
そのため、この3ヶ月間は、自分にとってはすごく新鮮であり、外の世界を知る機会となり、また多くの大学生が経験する苦労を社会人になってから体感したのです。
自分がどうゆう業界でどうゆう仕事がしたいのか、そしてそこでのキャリアアップは次にどうゆうことに繋がるのか、福利厚生や勤務状況、給与面などはどこまで自分は求めるのか。転職活動をしっかり取り組むことでそんなことを考え、自分を見つめ直すきっかけとなりました。
なかでも「自己分析」は今まで感覚的にしか捉えてこなかった自分の特徴を客観的に見つめ、そしてそれは自分の日々の生活にどういう影響をもたらし、仕事上ではどう活かされるのか、大変面白いものでした。
そこで僕が活用した自己分析を一つご紹介します。
先に言います。これお金かかります。5000円くらい。けど、知人からの薦めであったのと、ちょうど自分自身自己分析をしたいと思っていたこともあり、即購入、実践してみました。
結論、めちゃめちゃやって良かったです。確か形式は、150個くらいの質問に「よく当てはまる」〜「全く当てはまらない」の5段階評価に答えるだけの、よくありがちな性格分析的なテストなのですが、何が良いかと言うと、結果の詳細具合です。(まぁそりゃ5000円もかけてる訳ですから、大した結果が得られなかったら問題ですが。。)
「コミュニケーション」や「責任感」「ポジティブ思考」等、全部で34の項目が1番から34番まで序列された結果が表示されます。
上位に(1番〜10番あたり)あるものほど、自分の強みであり、それらを活かしたり、活かせる環境に自分を置くことで、自分はストロングポイントを発揮しやすくなる。
逆に下位に行くほど、自分があまり得意とするものではないため、それらを必要とされる環境下にいると自分の能力は発揮されずらくなるというものです。
この分析をやっておけば、就職(転職)活動でよくある「自分の強みはなんだと思いますか?」や「自分の苦手なものはどんなことですか?またその苦手をどう克服してきましたか?」と言った類いの質問に自信を持って対策、応えることが出来ます。
出てきた詳細なデータ結果は、全部カラー印刷してファイリングしています。(笑)何も就活や転職活動のためだけでなく、時々見返しては、自分は何にフォーカスを置くことで、自分の人生幸せになりやすいのか、日々の時間が充実していくのか、そんな風に、自分の行動指針として活用しています。
最後に、バスケットボール漫画「スラムダンク」に出てくる安西先生の僕の好きなセリフのひとつ、
「己の下手さを知ることが、上達への第一歩」
成長したいと思ったら、まずは自分自身を知るところからやらなければ何も始まらない。そういった意味でこの自己分析テストはすごく自分にとって意義のあるものでした。