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【地方×DX】オールコネクトが福井大学の講義に登壇|学生達と考える福井の公共事業

こんにちは! オールコネクトの広報です。

福井県の国立大学法人 福井大学。今回、福井県に本社を置くオールコネクトが、福井大学で特別講義をすることになりました。弊社から登壇したのは、事業本部の本部長を務めるC.Y.本部長。『福井の大学生と一緒に福井のDXを考えよう』をテーマに、福井大学の学生に授業を行いました!

【大学情報】 国立大学法人福井大学(University of Fukui)
アクセス:
・文京キャンパス(教育学部・工学部・国際地域学部)
福井県福井市文京3-9-1
・松岡キャンパス(医学部・附属病院)
福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
学部:国際地域学部・教育学部・工学部・医学部
学部生:3,984人
教育学部 426人  医学部 946人 工学部 2,344人  国際地域学部 268人
大学院生:944人
教育学研究科・連合教職開発研究科 106人 医学系研究科 179人  工学研究科 643人 国際地域マネジメント研究科 16人

※R3年5月1日現在

国立大学法人 福井大学 http://www.u-fukui.ac.jp/

福井の大学生と一緒に福井のDXを考えよう。

福井県は、公共のDX(デジタルトランスフォーメーション)が課題のひとつとなっています。
これまで通信サービスを提供し続けてきたオールコネクトの経験を活かし、なにか福井県に貢献できないかと考えました。

『福井の大学生に授業という形で一緒に福井の公共事業を考え、優秀な意見をまとめて、学生と一緒に福井県に提案するのはどうだろうか。』

この提案に、福井大学の竹本教授も賛同。福井大学の国際地域学部・教育学部・工学部3年生への合同授業、そして大学院の授業で「アントレプレナーシップ論」についての授業を行うことになりました。

※ DX:進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること
※アントレプレナーシップ(entrepreneurship):起業家的行動能力、イノベーションをもたらし新しい価値を生み出す思考・行動要素

福井に住む学生が感じる、福井の未来に必要なこと

授業では、講義以外にワークショップの時間も設けられています。学生たちは『福井を盛り上げるための事業』をそれぞれ考え、チームに分かれて意見を出し合います。

実際に福井で生活する学生だからこそ出てくる、今の福井に足りない公共事業が次々と提案されていました。

今後の展開

5月6日の最初の授業から、全3回の授業内活動を経て、課外授業を行っています。
その過程の中で出た学生たちの意見を協議・ブラッシュアップし、実際に学生たちと共に福井県に提案を行う予定です。

近い将来、この授業で考えられた企画が、福井の公共事業に採用され、福井県のDXにつながるかもしれません。また、大学でオールコネクトの授業を受けた学生が、新入社員として入社してくれたら嬉しいですね!

地方×DX

私も地方出身なので、地元に帰りたい・残りたいと思うために必要な要素はなんだろうと考えてみましたがパッとは思いつきません。。。とはいえ、地方から出てきて分かる地元の良さもあります。私の場合、都会は食べ物も服も選択肢が多すぎて迷うので疲れてしまうところでしょうか(私だけ?笑)。地方にいた頃は、限られた選択肢しかないことが田舎っぽくて嫌でしたがそれは良さだったのかなと今は思えますね。

都市部よりも地方の高齢化が急速に進んでいることや、地方から都市部への若者人口流出の進行などを考えると、学生が地元について考えるという取り組みは年々重要度が増していると思います。

福井県の総人口は754,779人。その内の年少人口の割合は12.3%で、その割合は年々減少しています。また、65歳以上の人口の割合は31.1%。その割合は年々増加しています。※

このような状況ですが、若者が地元に興味を持つということ自体、専門科目として大学で履修していなければあまり無い気がします。まず、そもそものきっかけが無いと思うんです。

今回のように地域創生やまちづくりを専門とする学部以外の学生も含めて、そのきっかけとなるような機会を作れたことはとても嬉しいです。

様々な技術が発達している今、若者が残りたい・帰ってきたいと思える地域づくりを企業としてこれからも応援できたらと思います。

※令和4年4月1日データ 『福井県のこどもの数』
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/zinnkou/jinkou_d/fil/kodomor4.pdf

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