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USCPAを全科目1発合格した勉強法

<具体的に私が実践したUSCPAの勉強方法>(2021年1月勉強開始、11月全科目合格)

①テキスト・講義(単元ごと)→問題集

王道ですが、単元ごとに講義動画を視聴し、該当する問題集を解きました。

※講義動画を見る際の注意点
講義動画は1回しか聞かない覚悟で、メモやマーカーが必要な個所は抜け目なく行う。
・集中力が肝。集中できない場合は、問題集の解きなおしなど別の勉強を行う。集中力がない状態で新しいことを学んでも、理解、記憶の定着が悪いため。問題集を解くのに集中力が不要という訳ではありませんが、講義を聞く方が集中力を必要です。問題集の解きなおしは「一度理解したことを思いす」作業です。一方、新しい論点の話が出てくる講義は「理解する」と「新たに覚える」が必要になるので、より集中できる状態で取り組んだ方がいいと考えていました。

②1周目の問題集の解き方と意識

アビタスのおすすめは、1講義ごとに対応する間題を解くというやり方ですので、最初はこれに倣っていました。一方、必ずしも1講義ごとに問題を解く必要はないと思い、3~5講義まとめて聞いて、対応する問題集をまとめてやっていました。
(私の場合は、講義を聞く→対応する問題を解く→新しい講義→問題集の流れで取り組むと集中力が持たなかったので)

ただ、纏めて解くといっても「講義の内容を覚えているうちに問題に取り掛かる」ことはルールとして決めていました。「どうしたら集中できるか」という視点で進め方を決めいただくのがいいと思います。

初見の問題は不正解となる問題が多いと悪いますが、正解の場合も不正解の場合も解説を熟読します。可能であれば、正解した問題も解説を読んで、解説動画を視聴した方がいいと思います。これは、問題を解くうえでの注意点や、問題の性質や勘違いしやすいポイント、例外などを理解できるからです。なぜ他の選択肢が間違っていて、逆にどういう問題だと他の選択が正解になりえるのかの”理解”を得られます。1周目の段階では、重く構えすぎず、”理解”で十分だと思いますので、記憶の定着は差し置いて、とにかく早く1周を回し全体像を把握することが大事かと思います。

く問題のチェック方法>
1周目は〇、✕の2種類でチェックをしていました。正解か不正解というシンプルな基準です。

③問題集の仕上げ方

2周目の回し方

1周目の正誤がO、✕いずれの場合でも、2周目はすべての問題に取り組みます。取り組むのですが、1周目と違う点は以下です。

・問題文の把握の精度を意識する
→英語で問題を正確に把握できるか確認してください。もし分からない単語や文があればチェックし、間題を完璧に理解ができるようにしてください。時間をかけても大丈夫です。正解、不正解の場合も解説を読んで理解できない箇所があれば解説動画を視聴することをお勧めします。

く問題のチェック方法>
2周目は、1周目の〇✕に◎△を入れた4種類でチェックを行います。

◎正解。問題全体を完全に理解でき、ほかの選択肢が不正解である理由を把握し、自信をもって回答できた問題。今後この問題に取り組んでも時間の無駄と思える問題)

〇正解。然しながら、「たぶんこれだろう」や「消去法」で正解した場合。また、ほかの選択肢が不正解となる理由を正確に理解できていない問題。

△不正解or適当に正解。然しながら、解説を読んて「あ、これか」、「この解き方だ」と思い出せる問題。即ち、理解はできていたが忘れてしまった問題。

x不正解。解説を読んでも理解できない問題。再度解説動画を視聴した問題。

3周目の回し方

〇、△、×の問題を解きます。(◎の問題は3周目で解きません。)但し、3周目以降に問題を解くのは日本語で解きました。問題を英語で理解ができるという前提であれば、日本語で正解できて英語で不正解になることはないとの考え方です。これで問題集を回すペースを、大幅に早められると思います。

く問題のチェック方法>
2周目と同じ基準で、◎〇△✕でチェックします。
この際、前回よりも精度が落ちた問題(O→△など)があれば要注意です。

理解が完全にできていない場合や、忘れやすい問題であるなど、自分の「弱み」である問題の可能性が高いからです。「弱み」の問題は把握が難しいですが、こうすることで可視化できます。

4周目以降の回し方


4周目、5周目である程度(目安60~70%ほど)△、×の問題が減ってきていれば、◎、〇、△、✕すべての問題を解きなおします。◎の間題も含めてです。理由は二つです。一つは、1回目に◎とした日から時間が経っており、忘れている可能性があるからです。二つ目は「理解できたつもりになっていた」可能性をなくすためです。1回目に解いたときには、理解が浅かったものも紛れているかもしれません。

ここで再度◎がついたものは正真正銘今後一切不要なものですので、問題全体に/でも引いて、用済みであることをチェックします。

あとは問題集を繰り返し解き、70%~80%の問題が◎か〇になるのを目指します。これを繰り返すと、少なくとも4~6周は回すことになると思います。

70%~80%の問題が◎か〇になった段階で、RQ(Released Questions)に取り組みました。(最低でも5年分。可能な限り遡ります。但し、全てを同様に解くのではなく、直近のROの精度を高めることにフォーカスしました。昔のRQで聞いたこともない論点の問題の場合、出題範囲が変わった可能性が高いため切り捨てていました。)

RQも同様、◎、〇、△、✕をチェックし、◎、〇のが大半を占めるまで回します。

RQ、問題集の○の割合が増えてきた段階で、模試を受験しました。
模試の結果は、私の場合すべての科目で「本番試験合格者の平均点」辺りの点数でした。

模試も同様、解けなかった問題を解きなおします。

本番受験のタイミングで、問題集、RQ、模試すべてにおいて、「8割以上が◎で残り少し〇」の状態を目指しました。

TBS問題の進め方

MC2週目あたりでTBSに取り組み始めました。但し、問題を解こうとはせず、解説から読み理解しました。
TBS問題は時間がかかる問題も多く、初見で真正面から解くのは効率的でないと思っていました。(参考資料が5Pくらいついている問題の場合やる気が失せますし)解説を読んで、答えの出し方を理解する。そして、実際に解いてみるというのを繰り返すことで十分本番に対応する知識が身に着くと思います。

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