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【アニポケ感想】第81話「大バトル!大地を穿つ炎(ほむら)」の感想


はじめに

アラーです。今週もアニポケ感想をやっていきます。
1月ももうすぐ終わりです。あっという間すぎますね。時間というのは我々が思う以上に速く進んでいくものだなといつも思います。
それでは、よろしくお願い致します。

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あらすじ

エリアゼロにて、リコたちはエンテイを発見!しかし、普通のエンテイとはなんだか様子が違うみたいで…。リコ、ロイ、ドットはフリードの力も借りてバトルに挑むも、ほのおタイプのエンテイに有効なはずのわざも、いまいち効いていない!?一体なぜなのか…。リコたちはエンテイを攻略することはできるのか…!?
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)

Chapter 1.六英雄・エンテイ?

エンテイの目撃情報をもとにエリアゼロへやってきた一行。遂にエンテイの目撃情報があった場所に到着しました。撮影された映像では全体像は映っておらず、過去の記録もあいまいな部分は多いものの、古来よりエンテイがエリアゼロにいることは間違いないようです。そして、一行の前にエンテイが現れました。ジョウト地方でリコ達が出会ったエンテイとは姿が少し異なりますが、パゴゴことテラパゴスと共鳴しており六英雄の個体であることは間違いないようです。今度こそ六英雄・エンテイと出会うことに成功しました。
過去に仲間になった六英雄たちもエンテイと再会を果たしますが、しばしの時間を共有した後、リコ達に託すようにボールへ戻っていきました。早速、リコは説得を試みますが、ルシアスのボールが付いたベルトを奪ってしまいました。リコ達にベルトを取り返せる実力があるか試すつもりのようです。
早速リコ、ロイ、ドット、フリードはエンテイに挑みますが、体毛を超高温にする謎の防御技で攻めあぐねてしまいます。直接攻撃は危険と判断し、ニャローテ・アチゲータ・ウェルカモが遠距離攻撃することで防御技を誘発し、技が切れたタイミングでキャップが攻撃する作戦を考えました。その作戦は成功し、キャップのかみなりパンチでダメージを与えた……..かと思いきやダメージは全然入っておらずエンテイからカウンターでキャップはダメージを負ってしまいます。しかもエンテイが撃った技はなんとりゅうのはどう。
それを見た一行は一つの結論に至りました。エンテイだと思っていた六英雄ポケモンはパラドックスポケモンであると。

Chapter 2.六英雄の炎獣、その正体は…

ブライアによると、パラドックスポケモンは特定のポケモンと似た特徴を持つが全く別のポケモンだと考える見るべきだと言います。パラドックスポケモンの存在自体、近年の研究により明らかになったものなので、ルシアスたちが冒険していた100年前であればエンテイと誤認していたとしても不思議ではないとブライアは推測します。
技とバトル時の相性からほのお/ドラゴンタイプだと推測し、かみなりパンチをじだんだに切り替えて同様の作戦で攻めることを考えますが、相手は防御技を使うまでもないと言わんばかりです。そこでドットは一つ策を思いつきます。川の中からエアカッターで攻撃します。するとウェルカモはアクアカッターを習得します。そのまま連続で攻撃し、相手のポケモンの体を濡らすことで防御技を発動させることに成功しました。そして技が切れたタイミングでアチゲータのじだんだ。攻撃を当てられていないことでじだんだの威力は増大しており、相手に大ダメージを与えることに成功しました。
すると、エンテイらしきポケモンはりゅうのはどうで空を晴らしました。日光を浴びることで能力が上昇するパラドックスポケモンの特性「こだいかっせい」を発動させました。そして、ここからが本気と言わんばかりに大地を穿つ火柱をまといます。その光景を見たことでスカーレットブックに書かれた一つの走り書きがポケモンの名だと気づきます。スカーレットブックに走り書きのように名が記されており、大地を穿つ火柱をまとう炎獣、その名は六英雄・ウガツホムラ。

Chapter 3.ドットの策略、そして光臨する六英雄最強の黒龍

ウガツホムラは炎をまとったまま突進してきます。ウガツホムラが放つ大技の威力はあまりに強すぎます。ウガツホムラの強さはライジングボルテッカーズ最強と名高いキャップすら追い込んで見せます。しかし、ドットはこの状況にワクワクしているようです。すると、ウガツホムラは混乱した様子を見せます。げきりんのように混乱を引き起こす技と推測します。するとドットは何か攻略法を考えたようです。ウガツホムラは引き続き大技を繰り出してきますが、このタイミングでリコ達は一斉にテラスタル。三匹が動き回りながらウガツホムラを攪乱します。その後、頃合いを見たドットの指示によりウェルカモはアクアカッターを乱れ打ちして川に誘導。すると、大技を受けることなくウガツホムラは混乱させることに成功。そこでキャップの本気のかみなりパンチ。ずぶ濡れになった状態なら効果はいまひとつでも大ダメージ。その隙にニャローテのつぼみでベルトを回収。見事、ウガツホムラからベルトを取り返して勝利しました。
リコ達のことを認めたウガツホムラとパゴゴが共鳴することでリコ達はパゴゴの記憶の断片を垣間見ます。そこにはルシアスとウガツホムラが追いかけっこをする姿が。今回のリコ達がベルトをウガツホムラから取り返したようにルシアスもウガツホムラからボールを取り返していたようです。かつてルシアスにやっていた方法と同じ方法でリコ達を試したようです。もしかしたら、リコがルシアスの子孫だと気づいての行動だったのかもしれません。そして、ブライアの推測通りルシアスたちがウガツホムラのことをエンテイと誤認していたことが明らかになりました。過去編も合わせると、時系列的にはルシアスとリスタルの出会い→六英雄との出会い→ギベオンとの出会い→ラクアという形のようです。
遂に六英雄・エンテイ改め六英雄・ウガツホムラを仲間にすることに成功したライジングボルテッカーズ。残るは黒いレックウザのみ。すると、パゴゴが共鳴を示し、六英雄たちの呼応に応えるように突然エリアゼロ上空の雲が晴れます。そこから現れたのは六英雄最後の一体にしてルシアスの最強の相棒・黒いレックウザでした。

総評

今回はウガツホムラ回でした。リコ達にとっては伝説のポケモンどころか何の情報もない未知のポケモンだったので、手探りでバトルを進めていく形が新鮮でした。我々神視点であればウガツホムラのタイプはほのお/ドラゴンであり、防御技は専用技のかえんのまもり、炎をまとい突進する大技はウガツホムラやヒスイウインディなど、習得するポケモンが限られるだいふんげきだと即座に分かりますが、手探りで進めていく当事者の感覚はポケモンSVを最後までプレイしていれば共感できると思います。なぜなら、あのリコ達の姿は、姿や技でタイプを推測し手探りでバトルを進めていたゼロラボでの私たちなのですから。私はバイオレットを遊んでいたのですが、フトゥー博士から繰り出される鋼鉄をまとった未知のポケモンたち。はがねタイプ読みでラウドボーンで一旦様子見パートを挟んでいたことを思い出しました。なお、未来ポケモンにはがねタイプは2体のみという。(しかも、1体はフトゥー戦で登場せず、もう1体はDLCで追加登場という。)
また、今回はまさかのドットがメイン回ということで驚きました。参謀としてウガツホムラに関する推察を並べて作戦を立案し、未知のパラドックスポケモン相手にチームを勝利へと導きました。ウェルカモもしれっと新技を覚えましたし。
そして、最後には黒いレックウザ光臨。ウガツホムラ戦で大ダメージを負っている一行にとってパラドックスポケモン(しかも立ち位置はおそらく準伝説)と禁止級伝説の連戦はきつ過ぎますね。ですが、目の前にあるのはロイの夢であり目標。果たして一行は六英雄最強を相手にどのように立ち向かうのか。

最後に

次回はレックウザ戦。4章「レックウザ ライジング」、もしかして終盤なのでしょうか。レックウザ戦をやったらエリアゼロ編を追えてラクア編に移るのでしょうか。だとすると、エリアゼロの謎や未来ポケモンも誇大ポケモンもいる理由が回収されることはなさそうな感じがします。それは少し残念かなと個人的に思うところです。
そして、ウガツホムラ戦の直後にレックウザ戦というのも驚きです。レックウザ戦はもっと終盤、最終章にやると予想していたので。私が思っている以上にもう終盤なのかもしれませんが。いずれにせよ、ロイの夢の終着点、楽しみにしましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。

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