【アニポケ感想】第73話「孤高の戦士バサギリ」の感想
はじめに
アラーです。今週もアニポケ感想をやっていきます。
今週、体調を崩しました。月曜日の夜に熱を計ったらなんと38.7 ℃。翌日病院で診てもらったところ、インフルでもコロナでもないということでした。そういう系じゃなかったのが安心なような、逆にインフルでもコロナでもなく高熱になるのが怖いような。おかげさまで今はほぼほぼ治っております。皆様もこんな時期ですから、体調にはお気を付けを。
それでは、よろしくお願い致します。
▼公式YouTubeの見逃し配信(11月22日(金)正午頃まで公開予定)
あらすじ
ついに姿を現した六英雄のバサギリ!さらに、いにしえのモンスターボールからラプラスが飛び出してくる。2体の関係は一体…!?そして、リコたちの力を試すかのようにふるまうバサギリに、リコ・ロイ・ドットはバトルを挑む!! 鍛え抜かれたバサギリの技─。リコたちの全力は通じるのか!?
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)
Chapter 1.バサギリとの出会い
バサギリの手がかりを追って森を進むリコ達が見つけたのは岩のかけら。岩のかけらがバサギリの斧だったものではないかと考え、バサギリに近づいていると期待が高まります。そんな中、辿り着いたのはとある滝。そこで遂にバサギリを発見しました。
リコがバサギリを見て六英雄のバサギリであると確信を持つ中、現れたのは以前にリコ達と出会い、旅に同行している六英雄の一体・ラプラス。両者が殺気だっていることに一同が疑問を持つ中、リコがラプラスの傷がバサギリが付けたものだと気づきます。もしかしてラプラスとバサギリは犬猿の仲なのではないかと推察している最中、バトルが勃発してしまいます。六英雄同士のレベルの高い戦いに一同は見届けることしかできません。すると、突然バトルは中断され、互いが満足した様子を見せます。どうやら両者にとっては軽い挨拶だったようです。バトルの終わりを見計らったリコがすかさずバサギリの説得に向かいます。しかし、バサギリは何も言わずに後にしてしまいます。ラプラスも何かを思うようにボールに戻っていきました。
Chapter 2.戦闘!六英雄バサギリ
バサギリの後を追って鍾乳洞に入ると傷のついた鍾乳石を多数発見します。どうやら独りで技を磨き続けていたようです。鍾乳洞を抜けた先にあったのは竹林。そして修行をするバサギリでした。リコ達に気づいたバサギリはバトルを申し込みます。実力を試すつもりのようです。
初手から技の猛攻を続けるリコ達ですが、バサギリは技をさばき続けます。少しずつバサギリを削りますが、決め手に欠ける状況です。そんな中、バサギリが竹林の奥へと入っていきます。リコ達もそれを追いかけ、かく乱を狙いますが、それをもろともせず一撃でニャローテ・アチゲータ・ウェルカモを追い込みます。その時に気づかされました。バサギリは逃げたのではなく誘い込んだのだと。
バサギリは竹林という見通しの悪い環境で集中を高めることにより周りの音で攻撃を読んでいるようです。バサギリはこの竹林という環境をより理解していることにより、戦局で有利に立っています。リコ達は戦局を変えるために竹林から出ようとしますが、バサギリがそれを許しません。竹林の中に一同を閉じ込めるのでした。
決め手に欠けるなか、ロイが策を思いつきます。竹の節の間には空気が溜まっている。熱をかけることで空気が膨張し、竹は音を立てます。音に集中を乱されバサギリは攻撃を読めません。
戦局不利と判断したバサギリは竹林を脱出します。リコ達も追いかけますが、ここでバサギリが渾身の一撃を放ちます。専用技・がんせきアックス。バサギリを追い込んでいる証拠です。ここでリコ達はテラスタルを起動。テラスタルにより威力の上がった、3体の渾身の一撃はバサギリを戦闘不能一歩手前まで追い詰めますが、返しの一撃により3体同時に戦闘不能。リコ達はあと一歩のところで敗れてしまうのでした。3対1とはいえ、六英雄の一角であるバサギリをあと一歩まで追い詰めたのは、リコ達の成長を感じました。
Chapter 3.バサギリとルシアス
バトルを終えた後、バサギリに着いて行くとそこにあったのはキタカミの里の絶景と古のモンスターボール。そして、バサギリとテラパゴスにより見せられた過去の記憶でした。
バサギリの過去の記憶に映るのは、傷だらけで縛られたバサギリと怒る村人たち、そしてバサギリをかばうルシアスでした。どうやら、バサギリは村で暴れん坊だったようです。悪いのはバサギリだけではないと言って、ルシアスはバサギリの縄をほどきますが、ルシアスにバサギリが襲いかかります。それをかばったのはラプラスでした。ラプラスの傷はその時のもののようです。村で迷惑をかけるより、自分と共に何が起こるか分からない冒険に行くほうがやりがいを感じないかとルシアスはバサギリを説得します。それに応じたバサギリはルシアスの仲間になります。そして、未来でルシアスの六英雄と呼ばれるようになるのでした。
過去の記憶はそれで終わりますが、その中でルシアスはある人物のことを読んでいました。リスタルという名前の人物のようです。おそらくですが、OPに映っていた3人の冒険者の一人でしょう。ルシアスやギベオンと共に冒険をしていたと思われます。
バサギリはリコ達の実力を認めたようでライジングボルテッカーズの旅に加わります。自分が信じた仲間のために修行で鍛えた力をふるう日が再び来るのをバサギリは待っていたのかもしれません。
その後、サザレと別れた翌朝、ブレイブアサギ号に現れたのは冒険者であるリコの祖母・ダイアナのイキリンコでした。
総括
今回は満を持してのバサギリ回でしたが、リコ・ロイ・ドットの成長を感じれた回でした。勝てないだろうなとは思いましたが、思っていたより善戦…というか、バサギリをあそこまで追い込むとは思いませんでした。強くなりましたね。
また、リスタルなる新たな登場人物も気になります。どのような人物だったのか、ルシアスとの関係は。今後が非常に気になる回でした。
最後に
いよいよキタカミ編も終盤です。ダイアナも合流し、ルシアスの冒険譚が徐々に明らかになっていきそうです。………というか、空気感が完全に章の終盤のそれなんですが、まだ4章は序盤なんですよね。ここからまだまだ物語が動き出すことを考えると、4章は物語の核心にかなり迫りそうな予感がします。非常に楽しみです。
今回は以上です。ありがとうございました。