【アニポケ感想】第85話「到着!楽園ラクア」の感想
はじめに
アラーです。今週もアニポケ感想をやっていきます。
遂に始まるラクア編。ポケモンの楽園の奥地に眠る楽園とは似つかわしくない世界を封じる封印。古の冒険者に運命づけられた者たちが集う時、100年の時を越え、遂に封印が解かれます。
それでは、よろしくお願い致します。
▼公式YouTubeの見逃し配信
あらすじ
ようやくクムリ山の山頂にある、ラクアに到達したリコたち。そこには豊かな自然とたくさんの野生ポケモンが穏やかに暮らす、まさに楽園のような光景が広がっていた!その様子に感動しながら、100年前のルシアスの痕跡を見つけるために探索をはじめる。しかし、そんなリコたちをあるポケモンが監視していて…。
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)
Chapter 1.到達!楽園ラクア
六英雄の力を借りてクムリ山の山頂にやってきたリコ・ロイ・ドット・フリード。やってきたのは雲の上。レックウザが雲を晴らすと、そこには広大な森が広がっていました。一行を導いてくれたレックウザは疲れたようでボールに戻っていきました。ロイを認めるまではボールに戻らないのかと思いましたが、レックウザの意外な一面を見れました。
下りてみると、標高とはあり得ないほどの温暖さ。地熱とクレーターのような地形によって豊かな自然が形成されているようです。進んでみると、そこにはたくさんのポケモンが。天敵同士にも関わらず穏やかなクイタランとアイアント、めったに見れないイーブイとその進化系の群れ、めったに人前に現れない希少なピッピとピクシー、果ては伝説のポケモンのサンダーやビリジオンまで。まさにポケモンの楽園。一行は確信を得ました。ポケモンの楽園・ラクアにやって来たのだと。それを見たフリードに1つの疑問が浮かびます。この光景は本当に自分たちが目指すラクアなのかと。この光景は単なる自然や気候のみの影響と考えづらく、何かしらのエネルギーによるものとフリードは推測します。しかし、そのエネルギーの源をラクリウムと仮定した場合、ラクリウムの影響が見られず、それどころか100年前に崩壊しかけた様子も見られません。リスタルの話を踏まえると腑に落ちないのです。その疑問を振り払うかのようにパゴゴはさらなる奥地を示すのでした。
Chapter 2.長い長い旅路、その果てに君を思い出す
ワクワクが抑えきれずに密林を進んでいく一行ですが、時間が過ぎるのはあっという間で空は橙色に染まっていました。フリードの判断で野宿することに。リコ達のキャンプの手際の良さに、フリードは彼女らの成長を感じていたのでした。
その夜、リコ・ロイ・ドットは光り輝く星空を眺めながら物思いに更けていました。たくさんの地を巡り、たくさんの人と出会い、たくさんの経験をしてきた長い旅路を振り返ります。ペンダントと古のモンスターボールに導かれて全てが始まりました。そして古の冒険者・ルシアスの足跡を辿るかのように、六英雄と出会い、ラクアへと辿り着きました。しかし、リコは冒険の最終地点・ラクアへと辿り着いたことで、旅の終わり、そしてパゴゴとの別れを予感していました。もし、パゴゴがルシアスのようにラクアと共に生きることを選ぶならば、パゴゴとお別れしなければなりません。パゴゴの思いを優先したいリコですが、この夜ばかりは別れへの寂しさをこぼさざるを得ませんでした。ただ、まだラクアの冒険は始まったばかりです。今はワクワクの気持ちを大事にして、冒険の時間を楽しむことをリコは心に決めるのでした。
その様子を監視するオーベルの影。一体、何ネルなんでしょうか。
Chapter 3.解かれる封印!最終決戦の狼煙
翌朝、一行は密林の更なる奥に進みます。ポケモンの楽園とは似つかわしくない静寂が続きます。すると、一行の眼前に現れたのは 謎の壁。分析によってテラスタルエネルギーと似た成分が感知されました。どうやら、この壁が100年前のルシアスとパゴゴによる封印のようです。パゴゴの力によって封印が解かれましたが、一気に力を消費してしまい、動けなくなってしまいました。かつてのパゴゴはこのバリアを作り出すことで力を使い果たしてしまい、小さな結晶となって100年もの眠りについたのです。無理もありません。
フリードの判断で先にフリードが様子を見てくることになりました。ラクリウムの原石のもとまで辿り着いたフリードの前にはエクスプローラーズ幹部・スピネルが現れます。そして、リコ達の前には残りの幹部、サンゴ・オニキス・アゲートの姿がありました。
最終決戦の時は近いです。
総評
今回は、ラクア編の導入でした。地熱とクレーターのような地形によって山の頂上にも関わらず温暖な気候が維持され広大な自然が形成されていました。フリードはポケモンを引き寄せるエネルギー源が存在するのではと推察していましたが、ラクアが楽園たる所以もラクリウムにあるのでしょうか。ラクリウムは細胞を活性化させる効果がありポケモンの潜在的な力を引き出すエネルギー源であると推察されています。その力によってポケモンは狂暴化し、植物は急激な成長によって一気に枯れ果て、人間は若い姿を長く維持することが出来ます。ラクリウムが封印される前にラクア全体にラクリウムの力が微量ながら行き渡っていたとしたら、ラクリウムのエネルギーが地熱となり、地形も相まって楽園へとなっていったのでしょうか。ラクリウムがポケモンのエネルギーの源と仮定すればポケモンが引き寄せられるのにも納得がいきます。
私たちはラクリウムのことをポケモンを狂暴化させる危険な物質と認識していましたが、もしかしたらラクリウムは量さえ誤らなければ世界にとって本当に「永遠のめぐみ」になるんだろなと思いました。毒にも薬にもなり得る存在、それがラクリウムではないかと推察できます。
最後に
次回はライジングボルテッカーズとエクスプローラーズの最終決戦がいよいよ始まります。今話で不穏なフラグを立てていたフリードの命運は如何に。そして、初代エクスプローラーズの一角にして現トップ・ギベオンが遂に動き出します。
今回は以上です。ありがとうございました。