記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

【アニポケ感想】第77話「ランドウ、故郷(ふるさと)へ帰る」の感想


はじめに

アラーです。今週もアニポケ感想をやっていきます。
最近ネタ切れしてきたことに定評のある前語りですが、今回もありません。なぜかって?昨日ガッツリ寝てしまって執筆が出来なかったことくらいしか話すことがないからです。
それでは、よろしくお願い致します。

▼公式YouTubeの見逃し配信

あらすじ

ランドウの故郷・アサギシティにやってきたリコたち。そこで、往年の映画スター・ギンジロウの熱烈なファンである釣り船屋のマモルと出会う。ギンジロウが出演した「VSサメハダー」シリーズへの熱い思いを語るマモル!ギンジロウの姿は、以前遭遇した海のヒーロー・マイティGとどこか似ていて…?
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)

Chapter 1.伝説の映画スター・ギンジロウ

ジャーナリスト・ソーダヨの情報をもとに、ジョウト地方・アサギシティにやってきたライジングボルテッカーズ。早速アサギシティでエンテイの情報集めを開始しますが、どうやらアサギシティはメンバーの一人・ランドウの故郷のようです。せっかくなので、情報収集ついでにランドウに案内をしてもらうことに。一方、船に1人残っているマードックは新作料理としてアサギシティ名物のちらし寿司に挑戦しようとしますが、いたずら好きのシャリタツによって寿司桶を盗られてしまいました。
ランドウの案内をもとにアサギシティを巡るリコ・ロイ・ドットでしたが、どうやらランドウが過ごしていた頃と街の風貌はかなり変わってしまったようです。変わってしまった故郷に寂しがっているかと思いきや、ランドウは変化を楽しんでいました。なかなか情報が得られない中、街を巡っていると辿り着いたのは釣り船屋。中に入ると店長・マモルは映画観賞をしていました。しれっと一緒に見ていたランドウでしたが、両者は映画のセリフを完コピしていました。どうやらマモルは映画スター・ギンジロウのファンのようです。ギンジロウ、どこかランドウの面影を感じますが、きっと気のせいでしょう。
彼の代表作として知られるのが「VSサメハダー」シリーズ。最初は海の男・ギンジロウがサメハダーと戦うシリーズだったようですが、途中から路線変更し、ギンジロウを主役とした恋愛モノ、スポ根モノ、学園モノといった話に強引にサメハダーが割り込むようになってしまいました。なぜ、サメハダーをメインにしてしまったのか。
残念ながらギンジロウはある作品を最後に役者を引退してしまったようですが、今でもマモルのような熱烈なファンに愛され続けているようです。マモルは相当のファンのようで、映画には出演せずに裏方として活躍していたギンジロウの相棒・ヌオーのことも知っているようです。ヌオーが相棒…………知り合いにもヌオーが相棒のトレーナーがいますが、きっと偶然でしょう。
ギンジロウの話に花を咲かせていたところ、ロイがあることに気づきます。そう、ギンジロウとリコ達がかつて出会った海のヒーロー・ランd.....…ゲフンゲフン、マイティGは同一人物だったのです。しかし、マモルはマイティGの写真を見ても頑なにギンジロウだと認めようとしません。マモルにとってギンジロウは永遠の銀幕スターのようです。

Chapter 2.帰ってきたギンジロウ!VSサメハダー復活

せっかくなのでギンジロウの聖地・うずまき島に行くことに。うずまき島と言えば、ジョウト地方の伝説のポケモン・ルギアで知られています。もしかしたら、ギンジロウとサメハダーの対決を見届けていたかも。一行が伝説の銀幕スターの足跡をたどる中、名前の通り渦潮に囲まれたうずまき島に船から逃げ出したシャリタツたちが向かっていました。また、彼らを追うヌオーの姿も。
大冒険するシャリタツたちでしたが、渦潮に巻き込まれてしまいます。気づいたリコ達が助け出そうとしますが、渦潮の勢いが強く上手くいきません。それを見ていたウパーも助け出そうとしますが、力及ばずウパーも渦潮に巻き込まれてしまいます。どうしようかと一行が思案していたところにやってきたのはヌオー。マモルは脱尾にある人物の面影を感じていました。
役者が揃ったところでランドウはフォルムチェンジ。世界の海を守る伝説のヒーロー・マイティGがサメハダーに乗って姿を現しました。ヌオーの波に乗るその姿はまさに伝説の銀幕スター・ギンジロウそのものでした。かつては敵同士だったギンジロウとサメハダーが味方となって巨大回転寿司こと渦潮を打ち倒します。帰ってきた「VSサメハダー」シリーズ、「巨大回転寿司VSサメハダー」がそこにはありました。

Chapter 3.人に歴史あり、ヒーローに歴史あり

ランドu…………ゲフンゲフン、マイティGの大活躍によって窮地を脱した一行でした。マモルはマイティGが自分が憧れてきたギンジロウその人だと確信したようです。マイティGはこう語ります。
「人に歴史あり、ヒーローに歴史あり。ヒーローはヒーローい世界で幅ヒーローく活躍するのだ!」
マモルは憧れの人物の姿と言葉が刺さったようで、時間の流れによって姿が変わってしまった憧れの人を受け入れることが出来たようです。(若い頃より今の方が筋骨隆々になっているような気がしないこともないが。)
うずまき島から戻ってきた一行はフリードと合流しますが、エンテイの情報は得られなかったようです。しかし、マモルがエンテイの情報を提供してくれました。どうやら以前の客がある群島でエンテイを見たことがあったそうです。一行はエンテイと出会うため群島に向かう決意を固めます。
その夜、マードック渾身のちらし寿司を堪能する一行の姿がブレイブアサギ号にあるのでした。
(追記)
書き忘れてしまったことを思い出したので追記します。
ランドウ…ゲフンゲフン、マイティGのサメハダーですが、VSサメハダーの主役だったサメハダーなのでしょうか。トレーナーとパートナーポケモンが主役として共演かと思いましたが、当時裏方だったヌオーのこともしっかり把握している程のギンジロウファンであるマモルがサメハダーもまたギンジロウのポケモンであると知らないはずがありません。なので、もしかしたら共演している間にサメハダーが懐いて引退のタイミングでゲットしたのかもしれません。

総括

今回はマイティG再登場回だったわけですが、ギャグ要素強めだった以前と異なり、今回はメッセージ性がある話でした。故郷しかり、憧れの人しかり、広い心で変わっていくものを受け入れることが大事だと。時間の流れで変わっていった故郷を楽しむランドウと時間の流れで変わっていく憧れの人の姿を受け入れられないマモルが対比になっていたのが良かったですね。憧れの人の今を見たマモルは伝説の銀幕スター改め伝説の海のヒーローの背中を追って今日も海を守っているかもしれません。
話は少しずれますが、変わっていくものを受け入れるというのはVtuber好きである私にも感じるところがありました。私は「にじさんじ」というグループに所属するライバー、いわゆる企業勢が好きなのですが、いつかはそのグループを離れ新たな道へ進んでいくこともあります。たとえ姿や名前が変わっても我々に見せてくれる配信者魂はまさに推しそのもの。やめていくことを否定するだけでなく、時間の流れで変わっていく推しの姿も広い心で受け入れていきたいものですね。

最後に

次回はいよいよエンテイ戦です!…………早くないですか!?
かなりのハイペースで進んでいる感じがするのは私だけでしょうか。次回がエンテイ戦となると、サブタイトル「レックウザ ライジング」の通りレックウザ編も今章内でやってしまうのかもしれません。終わりを感じて寂しいです。……….最近ずっとこの話してるな。
リコ・ロイ・ドットの3人は伝説のポケモン・エンテイとどのような戦いを繰り広げるのか、楽しみです。
今回は以上です。ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!