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【アニポケ感想】第67話「輝けテラスタル!リコVSロイ!!」の感想


はじめに

アラーです。今回もアニポケ感想をやっていきます。
先週に引き続きアニポケオリジナルオーディオドラマが公開されました。皆さんは聴きましたでしょうか。今回は前回のものと一風変わった感じだなというのが第一印象です。内容としてはリコ・ロイ・ドットの3人組がメインだったのですが、本編で使われるようなBGMが用いられており、内容的にも幕間といったものでした。本編で描き切れなかった部分をこういう形で楽しめるというのは非常に良きだなと思いました。是非ともまだの方は聴いてみてください。
今回は第3章「テラスタルデビュー」最終回。作画限界突破の神回を第3章全体の総評と合わせて語っていきます。それでは、よろしくお願い致します。

▼アニポケオリジナルオーディオドラマ第2弾「バトル大会終わって…」

▼公式YouTubeの見逃し配信(10月11日(金)正午頃まで公開予定)

あらすじ

オレンジアカデミーの危機を救い、改めて、応用テストの合格を告げられたリコ。そんなリコの研修生バトルの相手は…まさかのロイ!?出会ってから、お互いに助け合い、高め合い、成長してきたリコとロイ、そしてニャローテとホゲータ。四天王やジムリーダーも見守る中、これまでの冒険全てをかけたバトルが始まる!!
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)

Chapter 1.開幕!リコVSロイ

開幕はドット戦。テラスタルを駆使して難なく快勝。どうやらリコ・ロイ・ドットがアカデミーを救ったことはボタンの手により広められたよう。観衆の注目も集まる中、最終戦リコVSロイが始まります。
お互いがやる気十分です。ホゲータの頭の炎エネルギーもいつもより輝きを帯びています。この時点から既に"兆候"はあった訳です。観衆が試合開始を心待ちにする中、ネモとボタンはある人物と合流しました。そう、ペパーです。原作屈指の重要キャラであるペパーの登場を心待ちにしていた方は多かったことでしょう。今回は姿のみの登場でCVも発表されませんでしたが、公式的には温存しておくタイミングなのかもしれません。テラパゴスの謎を解くため、いつか向かうことになるであろうエリアゼロ。そこでペパーは本格的に登場するのではないかと私は考えております。
さて、リコVSロイ開幕です。いきなり技と技のぶつかり合い。ロイ達はニトロチャージによるスピードアップで流れを掴みに行くことを考えていましたが、ニャローテが蕾を駆使したことでその策は通じませんでした。流れを変えるべく、ロイはタイカイデンに交代空中戦を得意とするタイカイデンは蕾を振り切ります。空中からの急降下による高火力スパークはマジカルリーフをもろともせず、ニャローテにダメージを与え、まひ状態にすることに成功します。たまらずリコはテブリムに交代。ねんりきにより一度はスパークを止めることに成功したものの、さらにギアを1段階上げたスパークは念力でも止められず、スパークの連続攻撃によりテブリムは戦闘不能。しかし、ニャローテに繋ぐある動きをしてくれたのでした。

Chapter 2.もっと先へ!満開に輝く夢の結晶

残り1体となってしまったリコ。しかし、なぜかニャローテのまひ状態が治っていました。その理由はテブリムの特性「いやしのこころ」。自らの負けを確信したテブリムは最後にニャローテを治療し、全てを託したのです。前回の警備員の治療といい、テブリムがヒーラーとして優秀なのが分かります。
リコはニャローテの蕾でタイカイデンの動きを止めようと考えましたが、先ほどのように通用しないと咄嗟に判断し、指示を撤回したことで蕾の動きが乱れます。それによって、蕾を警戒したタイカイデンの動きが崩れ、大きな隙が出来ます。その隙を見逃すリコではありません。隙を突いた攻撃をタイカイデンはかわせず、タイカイデンは戦闘不能になります。リコとニャローテが新たな技の可能性を見出す中、ロイは相棒・ホゲータに全てを託すのでした。
ホゲータは先手必勝で攻撃を仕掛けようとしますが、その隙を突いた新技ふいうちによりダメージを与えることに成功します。互いがバトルの日々を思い出しながら力と力をぶつけ合います。共に戦ってきた仲間。ずっと隣でバトルを見てきたからこそ、一緒ならもっと先に行けることを実感します。
ここでホゲータの高ぶりは最高潮になります。そしてホゲータがまとうのは進化の光。ここで流れるのは初代からポケモンの歴史と共にずっと続いてきた進化BGM。ホゲータはアチゲータへと進化を果たします。ここでトレーナーとポケモンの気持ちは1つに重なります。本気で戦いたいと。リコとロイが手にするのはテラスタルオーブ。夢の結晶を満開に輝かせます。作画が限界突破を迎え、私の感情も最高潮まで高ぶりました。技と技のぶつかり合い。制したのはアチゲータ。長いようで短かったテラスタル研修を締めくくるバトルはロイの勝利で終わりました。

Chapter 3.テラスタル研修修了!それぞれの夢に向かって

研修生バトル大会を終え、友やバトルをしたジムリーダー・四天王と挨拶をします。互いに強くなっての再会・バトルを誓ったり、バトルの喜びを共有したり、共闘の礼を交わしたり、さらに強くなることを約束したり…。
テラスタルの力で見たい景色・バトルしたいポケモン・知りたいこと。それぞれの夢を胸にリコ・ロイ・ドットの3人はアカデミーを後にします。
視点は変わってエクスプローラーズ。研修生のサンドウィッチ・オニギリとしてアカデミーに潜入していたサンゴとオニキスでしたが、どうやら研修生としてパルデアを巡る日々を2人は案外気に入っていたようです。そして、アカデミーから入手したテラパゴスのデータを見ながらスピネルとアゲートの2人は思考を巡らせるのでした。

総評

今回は文句なしの神回でした。最初にも言いましたが作画が限界突破。汗まで表現する本気度と、2人の成長を実感したテラスタル起動。本当に興奮しました。バトルにほぼ全尺を使ってたっぷり描いてくれたことで、見ていたこちら側ものめり込むことが出来ました。新技と進化。互いが力をぶつけ、一緒にもっと先へと進んだ回でしたね。そして、今回はまさに総力戦。悔しい結果に終わることの多かった2体目ポジションの2匹ですが、空中戦を得意とするアタッカー・タイカイデンと、治療により仲間をサポートするヒーラー・テブリム、どちらも活躍しており、全員が輝いた非常に良い回だったと思います。

第3章「テラスタルデビュー」を終えて

今回で4月から始まった「テラスタルデビュー」編が幕を閉じた訳ですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。私としては本当に文句なしです。メインキャラの成長をしっかりと描いてくれたこともそうですし、原作キャラの魅力がしっかりと伝わっていました。そして、原作とオリジナルをうまく合わせて落とし込んでいたという印象です。半年間たっぷりと時間をかけたことで、しっかりと描写できたというのが要因として大きかったのではないかと私は考えております。キャラの成長を感じるだけでなく、次章へとつながる動きもあり、原作ファンとアニポケファン両者がともに楽しめた章だったのではないかと思います。

最後に

テラスタル研修を修了し、テラスタルオーブを手にした3人はライジングボルテッカーズに復帰します。六英雄・バサギリを探してキタカミの里へも赴くようですが、今後リコたちの冒険はどのような展開へ向かっていくのでしょうか。リコたちの未来がテラスタルのように輝いたものであることを願っております。
今回は以上です。ありがとうございました。

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