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【アニポケ感想】第62話「ホゲータとぼくの歌」の感想


はじめに

アラーです。今回もアニポケ感想をやっていきます。
前語りですが、ポケマス5周年情報が公開されました。メインストーリー新章や5周年記念バディーズが公開されました。アルティメットバディーズ、来るとは予想されてましたが、まさかアルコスというマスターとは別枠で来るとは思いませんでした。今後マスターバディーズだけでなく、アルコスバディーズにも注目が集まる形となります。前夜祭としてマズコスネモがマスターとして登場した訳ですが、後夜祭はどうなるのでしょう。個人的にはコラミラがワンチャンマスターで実装されるのではと予想しているのですが、ガチャ確率的に実質6体マスター実装になるので流石に来るとしてもフェス限でしょうか。私は現在、ポケマスをやれている状況ではないのですが、場合によっては復帰も全然視野に入ってきますね。ただ、ポケマスにおけるパルデア組がスカーレット時空なのを考えると、ミライドンを筆頭とした未来パラドックスはどう実装させるのかという点が気になります。いずれにせよ、今後が気になるポケマスの話でした。
それでは、よろしくお願い致します。

▼公式YouTubeの見逃し配信(8月30日(金)正午ごろまで公開予定)

あらすじ

応用テスト不合格をライムから言い渡されたロイ。落ち込んでいたが、ネモの提案を受け、「すごいとっくん」をしてライムへ再挑戦することに。特訓をしながら勝利のヒントを探すロイは、ライムのある言葉を思い出す。アンタとホゲータは、なぜ歌う─?その問いかけの意味は一体…?ロイとホゲータは、ライムにリベンジすることができるのか!?
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)

Point 1.すごいとっくん

前回、ライムに敗北してしまい折れかけてしまったロイですが、リコに発破をかけられ立ち直ることが出来ました。すぐに明るさを取り戻せることがロイの良さですね。
ネモの提案で「すごいとっくん」をすることになります。これは、原作においてフリッジタウンで行えるすごいとっくんをオマージュしたものでしょう。原作では王冠を対価にいわゆる個体値をMAXまで上げられる対戦勢御用達のものになりますが、アニポケでは基礎体力の向上などを目的としたトレーニングになります。
ここでネモが実は体力がないというのが明らかになりますが、これは原作ストーリーにおいて判明していた設定で、この設定がしっかりと描写されていた点で原作を遊んだ方々は「おっ」となったことでしょう。

Point 2.ロイの過去と歌

ライムが歌について言及していたことをきっかけに、ロイの歌の原点が明らかになります。
ロイの両親は漁師で、船に乗せてもらいながら家族でよく歌っていたようです。ロイの両親は長い航海に出ることになり、ロイは一時的に両親とお別れすることになりました。島で暮らす中で、親に教えてもらった歌を歌っていると自然とポケモンたちを魅了していました。
この話で私がふと思ったことなのですが、現在両親は航海に出ているとのことですが、実はもう亡くなっているのではないかと不穏なことを考えてしまいました。メタ的なことを言いますが、アニポケは子供向けアニメなので、人間の死といった重めのことを描写するだろうか、と考えますが、アニポケはそういうことを割とやります。その一例がSMシリーズのマオの母親です。詳しいことは公式YouTubeのアニポケセレクションを視聴していただきたいのですが、メインキャラクターであるマオの母親はすでに亡くなっていました。このような前例があることから、ロイの両親ももしや…と考えてしまいます。それが当たらないことを願うばかりですが。

Point 3.ライムへリベンジ!ロイの答えとは

ライムの許可をもらいロイは再び応用テストに挑戦することになります。ライムからの指定は、1対1で戦いストリンダーにホゲータで勝つこと。応用テストは本来は2対2なので、本当に特例なのでしょう。
すごいとっくんの効果で確実にスピードが上がっていますが、スピードを活かした近距離でもあと一歩及びません。ここでロイ達が繰り出した策は新たな歌。この歌は観衆を引き付け、盛り上げていきます。スピード感のある歌に乗って予想外の動きで回避し続け、ストリンダーに大ダメージを与えることに成功します。
ここで両者同時にテラスタルを発動。バトルは天王山を迎えます。攻撃を回避し続けるホゲータですが、大ダメージを与えるべくストリンダーがホゲータを捕らえたところで超火力のかえんほうしゃ。見事ストリンダーを撃破することに成功しました。
ホゲータと共にすごいとっくんに取り組み、自らの歌の原点を振り返る中で、ロイはなぜ歌うのかの答えを思い出しました。ロイが歌うのはホゲータと一つになる、気持ちを合わせることで力へと変える。それがロイの導き出した答えでした。その答えを聞いたライムはロイ達に激励と共に合格の証を贈ります。
その様子をリコの相手にしてパルデア最強のジムリーダー・グルーシャが遠くから見つめるのでした。

総括

今回はロイの原点を知ると共にホゲータのポテンシャルの高さを再認識することが出来ました。進化フラグが立っていましたが、まさかそれを撥ね除け、進化せずにライムに勝ってしまうとは…。感服いたしました。正直なところを言うと、思ったよりもあっさり勝てたなといった印象でしたが、それがホゲータのポテンシャルの高さであり、前回は勝ちにこだわりすぎて答えを見失いロイとホゲータと一つになれていなかったが故の敗北ということでしょうか。今回はホゲータにスポットが当たっていたためタイカイデンとしては悔しい結果になりましたが、いつか大きく羽ばたいてくれることを願うばかりです。
また、今回でロイの過去が少し描写されましたが、今後何かありそうですよね。名前も判明しておりませんし、どこかのタイミングで登場するのではないかと考えております。不穏な結末をどうしても考えてしまいますが、元気な姿でロイと再会することを願います。

最後に

次回はいよいよリコ対グルーシャです。一話日常パートを挟むかと思ったのですが、まさかの次回グルーシャ戦のようです。リコにとって、こおりタイプ使いのグルーシャは非常に不利な相手ですが、リコは勝機を掴むことが出来るのでしょうか。元プロスノーボーダーで結果が全ての実力主義の世界を生きてきたグルーシャが相手なので、ライムのように「特別」を用意するほど優しくはないのではないかと考えています。個人的に注目しているのはテブリムです。進化したことで喧嘩を暴力で仲裁し、自らの手で治療するというブルアカの救護騎士団をワンマンでやっているかのような「せいしゅくポケモン」の分類に恥じない活躍を見せてきたテブリムですが、ガチバトルの実力は如何に。
今回は以上です。ありがとうございました。

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