【アニポケ感想】第74話「3人のエクスプローラーズ」の感想
※本記事は、アニポケ第74話および物語の重大なネタバレを含みます。ポケモン公式YouTubeの見逃し配信などを視聴のうえで閲覧することを推奨します。
はじめに
アラーです。今週もアニポケ感想をやっていきます。
12月末から黒いレックウザのテラレイドが開催されることが発表されました。エピソードが何かあるわけではないですが、アニポケで黒いレックウザが出てくることも若干絡んでるのではないかと思います。こういう感じでアニポケ絡みのちょっとしたイベントが出るのはアニポケ好きとして嬉しい限りです。
それでは、よろしくお願い致します。
▼公式YouTubeの見逃し配信(11月29日(金)正午頃まで公開予定)
あらすじ
リコの祖母・ダイアナが再び船にやってきた。リコの成長を確かめるため、ダイアナとウインディとバトルをすることに…!?そして、ダイアナから語られる、世界中をまわって新たに掴んだルシアスの秘密…。それは、ルシアスとエクスプローラーズの繋がり、そして、エクスプローラーズを作った3人の冒険者についてだった…!
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)
Chapter 1.再会と再戦
冒険者であるリコの祖母・ダイアナがブレイブアサギ号に戻ってきました。リコの母・ルッカから一行がキタカミにいることを聞いてウインディに乗ってキタカミにやってきたそうです。ダイアナさんはご存じでないかもしれませんが、パルデアからキタカミって普通は飛行機に乗っていくものなんですよ……..。ダイアナはルシアスの情報を掴んだため戻ってきたようですが、まずはリコの成長を確かめるためバトルをすることに。
ニャローテは自分の身を犠牲にして攻撃を当てます。ウインディの猛攻に屈することなく、少しずつニャローテは削りを入れていきます。その様子を見て成長を実感したダイアナは本気モードに。ほのおタイプ最強クラスの技・フレアドライブを繰り出します。ニャローテはかわし切れません。ダイアナ達はフレアドライブで追撃を仕掛けますが、ここでリコ達の隠し玉・ふいうちで攻撃します。しかし、ダイアナはここまで計算の内だったようでウインディは特性・せいぎのこころを発動します。ここでリコはテラスタル起動。互いの本気の一撃がぶつかるかに見えましたが、ウインディがフレアドライブで突っ込む中、リコ達は足を狙い体勢を崩すことに成功します。その隙を成長したリコ達は見逃しませんでした。見事リコとニャローテはダイアナとウインディに勝利、リベンジを果たしました。
Chapter 2.ルシアスとエクスプローラーズ
ダイアナから提示された1枚の写真には若いころのダイアナとかつての冒険者仲間・ハンベル。1年前にハンベルはダイアナに近づいてきましたが、その目的がリコのペンダントもといテラパゴスだと気づいたダイアナがルッカに故郷・パルデアでの保護を頼みました。そしてルッカがリコをパルデアまで送り届けるよう依頼したのが、ルッカの教え子だったフリード。こういった流れで第1話のエクスプローラーズの襲撃やフリードとの出会いに繋がっていきます。そしてダイアナから衝撃の事実が語られました。それは、ダイアナの友人であるハンベルもまたエクスプローラーズの一人であり、そのエクスプローラーズの創設者がルシアスであるというものでした。
なぜハンベル達がルシアスのチームを名乗っているのか調査を進めるため、ダイアナはブレイブアサギ号を降りたそうです。調査を進めた結果、エクスプローラーズ最初のメンバーが明らかになりました。それは、ルシアス・リスタル・ギベオンの3人。そして、その中の1人・ギベオンが現在のエクスプローラーズのトップということも分かりました。リコもアメジオから話を聞いていましたが、フリードの癖が移ってしまっていたようです。
そして、ダイアナの調査でもう一つ明らかになったことがありました。エクスプローラーズのトップであるギベオンは現在エクシード社の会長を務めているそうです。エクシード社はかつてフリードが研究員として在籍していた企業で秘密裏にラクリウムの研究をしていました。フリードはギベオンはおろか、会長がいたという話さえ知らなかったようです。ギベオンは秘密裏にエクシード社でラクリウムの研究を進め、エクスプローラーズを動かしてラクアへの到達を目指している。エクスプローラーズの目的がラクアに存在することが推定されるラクリウムという結論に至りました。
我々はいわゆる神視点なので、現エクスプローラーズのギベオン=旧エクスプローラーズのギベオンという結論に至っていますが、ギベオンの顔が分からない以上、別人がギベオンを名乗っているという可能性を考えていたのが新鮮で面白かったです。また、第1話からここまででおよそ1年経過しているということも明らかになりました。サトシ編は最終章を迎えてようやく1年という形だったので、今の方がしっくりきます。
Chapter 3.リコの真実
リコの提案で一行はてらす池に向かうことに。ルシアスに合うことは出来なかったが、リスタルならば会うことは出来るのでないかと。そして、一同が祈りをささげると、テラパゴスのことをパゴゴと呼ぶ、赤ん坊を連れた女性が現れました。現れた女性はリスタル本人でした。そして、六英雄たちも現れ、再会を喜ぶのでした。
フリードが一通り説明すると、リスタルから明かされたのはテラパゴスがリスタルのパートナーだという事実でした。しかし、明らかになったのはこれだけではありませんでした。リスタルの口から語られたのはダイアナとリコがルシアスとリスタルの子孫だという衝撃の事実でした。
総括
今回は、これまで考察されてきた内容の公式からの答え合わせといった印象を初見では受けましたが、冷静に考えてみると情報量のインファイトでした。
・エクスプローラーズの創設メンバーはルシアス・リスタル・ギベオンの3人であり、現在はメンバーの一人だったギベオンがトップを務めている。
・ギベオンはフリードがかつて在籍していたエクシード社の会長であり、秘密裏にラクリウムの研究を進めていた。
・エクスプローラーズの目的はラクアにあるラクリウムである可能性が高い。
・リコはルシアスとリスタルの子孫であり、彼らの玄孫(孫の孫)にあたる。
改めて見てみると、すさまじい情報量。OPが変わってオモダカや三犬ことエンテイ・ライコウ・スイクンが映っていたとか、最初にリコがダイアナにリベンジを果たしたとか、どこかに行ってしまいました。以前からリコがルシアスの子孫ではないかと考察はされていましたし、ファン一同も薄々察していましたが、改めて明言されると、こう……….凄いなw
こうなってくると気になるのはもう一人の主人公・ロイの立ち位置です。リコは血筋でこうなることが運命づけられていましたが、ロイはどういう方向性へ進んでいくのでしょうか。ロイの目的である黒いレックウザもリコの目的であるラクアへの到達の通過点になってしまっています。そんな中で、ロイはどういう形で主人公としての動きを見せてくれるのでしょうか。期待と怖さが私としては半々です。頼むぞ、アニポケ。
最後に
今回の話では衝撃の事実が色々と明らかになりましたが、なにこれ…….最終章ですか?OPでエンテイが出てきた以上、今章でエンテイ編もやるのでしょうが、マジで物語の終わりが近づいてきた感じがします。4章の中盤から終盤でエンテイ編をやり、これまでと同様に章の最終盤でエクスプローラーズとひと悶着あり、第5章が最終章でレックウザ編・ラクア編って感じでしょうか。しかし、第4章のタイトルが「レックウザ ライジング」である以上、レックウザ編もやるのでしょうか。ですが、ロイの目的がレックウザである以上、最終章前にロイの目標到達とはなりづらいでしょうし……..。あーーーーーー、なんだこれ!何も分からねえ!!!!
リコロイ編には序盤からかなり期待していましたが、まさかここまで面白くなるとは思いませんでした。アニポケって面白い!最高!!!!これからを楽しみにしましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。