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古代オリンピックフェア【1月】
そもそも古代オリンピックフェアを開催しようと思ったのは、2020年が東京オリンピックが開催される予定だったからです。なにせオリンピックは、古代ギリシャが発祥ですから。
そこで、古代オリンピックフェアAncient Olympic Fairと題しまして、古代オリンピックで行われた競技から連想して、わたしたちの独断と偏見でギリシャ料理の一品を毎月ご提供しました。
そもそもオリンピックとは何か
古代ギリシャで行われたオリンピックは、ギリシャ神話の最高神ゼウスに捧げる運動会です。ゼウスの聖域であるオリンピアで行われた、ゼウスに捧げるお祭りの一環として行われました。ところが、お祭りのついでの行事だったのが、時代を経るうちに、オリンピックのほうが人気になっていきました。
古代オリンピックで行われた競技も、最初は、1スタディオン(約200m)の直線を走る短距離走だけ。それが、中距離、長距離、レスリングにボクシングと、どんどん競技が増えていきました。また、もともとお祭りの期間も、3日間だったのが、最終的に5日間に伸びました。なんだか、今の近代オリンピックと事情が似てますね。
オリンピア遺跡の紹介【ギムナシオン】
さて、毎年、わたしたちがギリシャで撮ってきた写真で【AllaPace】オリジナルカレンダーを作っています。2020年は、古代オリンピックが開かれた地、オリンピアに行った時の写真で作りました。1月に選んだ写真は、ギムナシオンです。
ギムナシオンは、陸上競技の練習場。競技場と同じ、1スタディオンの距離がありました。今では柱が立つだけですが、当時が屋根がついていて、全天候型の練習場でした。なかなかすごいでしょ。
最初にして最古の競技【スタディオン走】
それでは、古代オリンピックで行われていた競技をご紹介しましょう。一番最初に行われた、最古の競技。それがスタディオン走(短距離走)です。
古代ギリシャの距離の基本単位である1スタディオン、約200mの直線を走ったので、スタディオン走といいます。スタディオン走を走った競技場は、今でもオリンピア遺跡に残されています。ちなみにスタディオンは、競技場を意味するスタジアムの語源です。
◆1月メニュー【フェタチーズセット】
古代オリンピックに出場する選手たちは、ゼウス神殿にお参りして、正々堂々と競うことを誓いました。そして、現代のアスリートと同じように、食事にも気を使っていました。よく食べられていたのは、オリーブ、パン、フェタチーズと適量の肉でした。
そこで!スタディオン走に勝つために!!
2500年前にも食べられていた、ギリシャを代表するチーズ、フェタチーズを、オリンピアバージョンでお作りしました☆彡フェタチーズを使ったピリ辛チーズスプレッド、ティロカフテリで、スタディオン走が行われたスタジアムも再現!!フェタチーズで、スタートラインとゴールラインも引いてあります。
このような感じで、2020年は古代オリンピックの競技から連想した、ギリシャ料理を毎月一品ご提供しました。こじつけ感溢れるメニューもあり、楽しいフェアとなりました。(^^)/
※こちらのメニューは2020年にご提供したもので、現在はご提供しておりません。
参考文献はこちら
古代オリンピックについては、以下の本とサイトを参考させて頂きました。まだまだ知らないことがたくさんあるので、もっと勉強しなくっちゃ。
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