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専門科目の点数ギリギリ編

専門科目の先生が4人いて、それぞれの先生が別の講義をしてくれるので先生のテストの傾向を掴まないとちゃんと点数を取ることは難しい。

アランは色々あって2年の前期までで3人の先生のテストで追試と再試を受けていた。もちろん成績が悪かったのもあるけど、盲腸で入院してたからっていうのもあるので許して欲しい(言い訳)

そして、2年の後期に担当だった4人目の先生(仮にA先生とします)、この先生は容赦なく単位を落とさせるという悪名高い先生であった。

A先生のテストはかなりシビアな点数配分で、授業の内容を完璧にしていれば80点取れるが満点は取れないといった感じ。アランの大学では60点以上でないと単位を取れないので、かなりクラスはザワついた。


ただA先生も鬼では無いので、60点未満の人のみ追試を設けてくれている。

全員一斉にメールが送られてきて、平均点と最高点、そして「この後追試の人にはメールを送ります」もしくは「今までにメールが届いてない人は大丈夫です」と言ったことが書かれている。

いつメールが出されるかはある程度先生が提示してくれているのだが、時間にルーズな先生なのでクラスのみんなを一日中ドキドキさせた挙句、

「採点が間に合いませんでした」

みたいなことをしてくる。

そのためクラスのみんなでメールの通知を何度も更新して、A先生からのメールを今か今かとドキドキしながら待ってるのであった。

恋かな?

ちなみにアランはそのテストで65点のギリギリ合格だったのでとても喜ばしかったんだけど、メールが来てすぐ友達から

「追試だった?」

って聞かれたのめちゃくちゃ失礼で笑った。

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