初めてのプログラミングはトライ&エラーで
全く異なる業界からQAエンジニアへ転職された27歳の女性がいます。
※ここで女性と明言する必要はないのですが、イメージしやすいように書きました。
QAエンジニアと言っても未経験、なんとか名の通りQAエンジニアになりたいと、JSTQB Foundationの資格を取った彼女。
でも、エンジニアとの会話が分からない。。。プログラミングしたこともないことが彼女の挑戦にブレーキをかけていたようですので、プログラミングの勉強会を提案しました。
初めてのプログラミングはほとんどの場合Pythonにすることが多いのだが、今回は今後業務で使うであろうGoogle App Script(≒JavaScript)に挑戦することにしました。勉強だけよりも実践のほうが自分のなかに「やりたい」が生まれてくるはずである。
教えるときは、「やってみたい」を大事にしていています。
繰り返しと条件分岐できれば基礎は完了
はるかかなたのゴールを目指して、継続的に自分を鼓舞するのは難しいから、まず繰り返しと条件分岐を目標にします。
1から10まで足してみよう
50を超えたら「50超えました」と出力しよう
たったこれだけで、繰り返しと条件分岐は終了です。
ステップは小さく、ゴールはすぐ見えるところに
繰り返しと条件分岐だけじゃなにも開発できないよ、とほとんどの人は言うでしょう。いいんです!これでエンジニアの仲間入りできるんだと思えば。
ゴールはすぐ見えたほうが継続できます。
ステップは小さく、成功体験と自己肯定感で、次の目標に向かっていける!
育成を勘違いしている人がいますが、子供の教育と、大人の育成はほぼイコールだと言えるのです。
「こうしたい」「こうなりたい」を自分で決めること
そしてその先は、これができるなら「もしかしてこんなこともできるのかな?」この発想がものすごーく大切!そして成長につながる!
たとえそれができる人から見てどんなに”くだらない”としても、自分で目標を設定すること、仮説と検証を繰り返すことは、自分自身で成長していくことにつながります。
はじめてのプログラミング
はじめてのプログラミングに戻りますが、彼女は、繰り返しと条件分岐ができるようになりました。次は、スプレッドシートに出力して、スプレッドシートからデータを取得して、つまりスプレッドシートがデータベースの代わりになってデータの扱いをやってみようと思います。
続きをお楽しみに。。。