オールオン4は即日で治療が終わりますか？

2024年4月1日 19:29

オールオン4は、歯が全くない方や歯がほとんどない方に対して、たった4〜6本のインプラントで総入れ歯のような義歯を固定する治療法です。従来の総入れ歯と比較して、噛む力が強く、違和感が少ないというメリットがあります。そのため、多くの方がオールオン4に興味を持ち、治療を検討されています。

では、オールオン4は即日で治療が終わるのでしょうか？結論から言いますと、即日で治療は終わりませんが、条件によっては仮歯まで入れることは可能です。

オールオン4の治療の流れ

オールオン4の治療の流れは以下の通りです。

まず、診査・診断で口腔内の状態を確認し、CT撮影でインプラントを埋入する位置を決めます。そして、治療計画を立案し、インプラント手術を行います。手術当日は、麻酔をかけた状態で行うため、痛みはほとんどありません。

手術が終わったら、その日のうちに仮歯を装着します。仮歯とは、最終的な歯の形になるまでの間、一時的に使用する歯のことです。仮歯を装着することで、歯がない状態で過ごす期間を短くすることができます。

ただし、即日で仮歯まで装着できるかどうかは、以下の条件によって異なります。

口腔内に炎症がある場合や、骨の量が不足している場合は、即日治療ができない可能性があります。また、全身状態が良好でない場合も、リスクが高いため、即日治療は避けるべきでしょう。

オールオン4の治療では、インプラント手術後に仮歯を装着するのが一般的ですが、医院や条件によっては、一旦義歯を使用することもあります。

義歯を使用する理由としては、以下のようなものがあります。

手術後の腫れがひくまで待つ必要がある場合は、腫れがひいてから仮歯を装着することもあります。また、骨の状態が悪く、インプラントの固定が不安定な場合は、義歯を使用することで、インプラントに負担をかけずに済みます。

さらに、義歯を使用することで、治療費を抑えることもできます。オールオン4の治療費は、仮歯や最終補綴物の種類によって異なりますが、義歯を使用することで、その分の費用を抑えることができるのです。

オールオン4の治療では、インプラント手術後、仮歯を装着してから3〜6ヶ月程度経過した後、最終補綴物を装着します。最終補綴物とは、セラミックやジルコニアなどの材料で作られた、最終的な歯のことです。

仮歯を装着してから最終補綴物を装着するまでの間は、定期的に通院して、経過観察を行う必要があります。また、最終補綴物を装着する前に、歯の色や形を確認するため、試適を行うこともあります。

オールオン4は即日で治療が終わるわけではありませんが、条件によっては即日で仮歯まで装着することが可能です。ただし、口腔内の状態や骨の量、全身状態によっては、即日治療ができない場合もあります。

また、医院や条件によっては、一旦義歯を使用することもあります。義歯を使用することで、手術後の腫れがひくまで待ったり、治療費を抑えたりすることができます。

オールオン4の治療では、インプラント手術後、仮歯を装着してから3〜6ヶ月程度経過した後、最終補綴物を装着します。最終補綴物を装着するまでは、定期的な通院と経過観察が必要です。

オールオン4は、歯がない方にとって、画期的な治療法ですが、即日で完了するわけではありません。治療期間や通院回数を理解した上で、治療を検討することが大切です。

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