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第二回 面白そうなあらすじ選手権

はじめに

配信者仲間、ガンジーからの持ち込み企画
好評につき、第二回です!
今回は27作品!
そのうち、公開してもいいよーって方のをまとめてみました!

今回は募集テーマと条件を用意していました。

フリーテーマで書ける人は自由に。
そしてもう一つが【6月ぽいもの】

あらすじなので250〜300字を目安に。

早速作品紹介

今回は27作品中  11作公開します。
あまりに長くなったので前後編に分けます!
まずはガンジーとリルの6作品を公開!!

ガンジー 4作
リル   2作

マサティ 3作
Massey★Popman    2作

ガンジー 4作品

〈おっさんアニマルズ〉

「わん」「わんわん」
首輪をつけてタイツを着た四つん這いのおっさん2人が吠えあっていた。

事の起こりは半年前、数々の事業に失敗した龍二が次に繰り出したのは自身を犬としてレンタルするという事業だった。
何故か事業は成功し安堵する龍二だったが、数多の企業がおっさんクマやおっさんトラなど犬を含む様々な動物で参入してくることとなる。

その結果公園は様々なタイツを着たおっさんで溢れかえることになり龍二は危機感を募らせる。
龍二は唯一無二の最強犬を目指し保育士資格と調理師免許の取得に挑むのだった。

【フィオ感想】
面白い設定だよなぁ。
[レンタルなんにもしない人]さんも初めて知った時驚いたけど
ガンジーはその目線がある人な気がする。
金銭感覚とか自分の身を立てる感覚が常にある。
だからただのコメディがそうじゃなくなる。おもろい。

〈推し活☆テロリズム〉

フォロワー8万人のVTuber「めろりーにゅ」
彼女がふと口にした「車が欲しいな」
その言葉に触発されたファンたちからプレゼントの車が届く。
その後も彼女の願いはファンたちの手により次々と叶えられていく。

次第にエスカレートしていく願いとファンたち。
「この国生きづらくない?」
彼女の発したこの言葉により日本はかつてないテロに見舞われることとなる。
推しへの愛が暴走する推し活サスペンス。

【フィオ感想】
なにがとは言わないけど
リアルでも問題になっている話あったよね。
「めろりーにゅ」は最初から国への疑問を持っていたのか
それともどこまでも叶えられ続けてしまう願いに
嫌気がさしたのか。
私だったらなにをお願いするだろう。
時間をください。8億円ください。
そんな些細な願いかもな(●´ω`●)←エヘヘ

〈きぐるみランドに針ひとつ〉放送内 未発表作品

来園者全員が動物のきぐるみを着るという一風変わったテーマパーク、きぐるみランド。
ここは他の人が入り込んだ写真を撮っても映えると人気のスポットだ。

GWの土曜日にとあるメールが届いた。
「今日は誰もきぐるみを脱がない方がいい。3着のきぐるみに毒のついた針を仕掛けた」

ゲストをパニックにしないようにとスタッフと警察が対応に悩む中、ついに恐れていた事態が訪れる。
犯人の狙いはなにか、来園者への対応はどうするか。
スタッフたちの長い一日が始まる。

【フィオ感想】
[他の人が入り込んだ写真を撮っても映える]
容貌の美醜は世界で1番綺麗な人でも
1割にはブスに見えてるって話があったはず。
このきぐるみランドの創設者は人間が潜在的な嫌悪とか否定を口にすることが無駄だと気づいたのかな?
「美醜を勝手に評価して自分の物差しで人を傷つけるのなら、最初から包んで仕舞えばいい」そんな心理があったりするかな??
きぐるみランドを作った側の闇もみたいなー!
そして悪といえど、行動原理には自分の正義を持っているだろうから
犯人側の理念とか思想を読んでみたい。

〈神様、私の安息が行方不明です。〉

しんしんと雨が続く梅雨のある日。
横断歩道からすこしはずれた所にボンネットがへこんだ車と頭から血を流し痙攣する少年の姿があった。

車の中で私は震える手をハンドルから離す事が出来ずにいた。
呼吸すらままならず、全身から噴き出す汗が私にべっとりとへばりつく。
フロントガラスについた血を雨がじんわりと広げていた。

罪を犯した者は安息を望むことすら許されないのだろうか。
これは少年を跳ねた私の罪と責任の物語。

【フィオ感想】
ガンジーが「自身を守るための武器としてたくさんの嘘をついた」
と語ったのはこの企画の前夜。
そこで思いついたんだって。
タイトルの付け方がすごく好き。
構成がどうなるんだろうと想像する。
あらすじでもう事故の描写は描かれているから
逆に本文では事故の描写が入って来ないんじゃないかとか。
すごい楽しみ、だけど書く時に病まないでほしい。

リル 2作品

〈無題 1〉

夏の初め、主人公の美咲は都会の喧騒から逃れ、祖母の住む小さな海辺の町にやって来ました。雨がしとしとと降る日が続く中、美咲は古い友人の健太と再会します。二人は子供の頃、この町でよく一緒に遊んだ仲でした。

ある日、雨の中、二人はふらりと海辺の散歩に出かけます。道端には美しい紫陽花が咲き誇っていて、雨粒を受けて一層鮮やかに輝いていました。美咲と健太はその花々を見つめながら、昔話に花を咲かせます。

「覚えてる?あの夏、毎日ここで遊んだよね」と美咲が言うと、健太は微笑んで頷きます。「うん、紫陽花の間を走り回ってさ。楽しかったなぁ」

紫陽花に囲まれたその瞬間、二人は過去の楽しかった日々と今の穏やかな時間に包まれ、心が温かくなりました。雨が上がり、青空が広がると、彼らの心にも新しい夏の始まりが訪れたのです。

この夏、美咲は紫陽花と海の町で、新たな思い出と、失われかけていた友情の大切さを再発見するのでした。

【フィオ感想】
6月テーマで書いてくれた作品。美咲と健太は過去を投影して今を楽しむ二人だけど、ここから先の未来のパートナーではない、そんなのが見えてくるのは儚い花がテーマに添えてあるからかなー。
[新たな思い出]が、美咲の名前の由来に通じてたりしないかなーとか無茶言ってみるww

〈無題 2〉

 小さな山村に咲き乱れる紫陽花の美しさは、人々の心を和ませる一方で、奇妙な伝説を秘めていた。
伝説によれば、村の深い森にある特定の紫陽花には、触れるだけで命を奪う毒があるという。
ある夏、都会からやってきた若い女性、彩乃はその美しさに魅了され、村の青年、智也と共に紫陽花を訪ねる。
 しかし、彩乃が偶然毒を持つ花に触れてしまい、命の危機に瀕する。
智也は彼女を救うため、村に伝わる唯一の解毒剤を探し出すが、その過程で村の隠された過去と向き合うことになる。
毒と愛、過去と未来が交錯する中、二人は運命に立ち向かう。

【フィオ感想】
綾乃は都会の生活で心を磨耗してたりしたのかなー。フィオは冒険心に乏しいから……嘘です、虫が嫌いだから森には入れません。
智也の献身はどこまでなんだろうか。
放送中に結末の方向性について、考えうる最悪の質問をしたら、まさかの「その方向性であっているよ〜」みたいな、かわちぃ反応返ってきて泣いた。
言うても、綾乃も智也もまだ若者。
村に隠された秘密は過去からの遺物、いつだって大人が残酷なのかもしれない。

前編はここまで

ガンジーもリルもさんかありがとう!
拙い蛇足かもしれないけどコソッと感想を寄せておきました。
もっと丁寧にねぶりたいけども、無限に時間が欲しいなぁ。
というわけで…!!!!

後編へ続きまーす(*´꒳`*)

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