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「理想の自分」をイメージする3つの方法~アスリートメンタルコーチが教える具体的アプローチ~

こんにちは!
アスリートメンタルコーチのあべちゃんこと阿部健二です。

今日は、私がトップアスリートのメンタルサポートで実践している「理想の自分」をイメージする3つの方法をお伝えします。

特に、競技・ビジネスの成果を上げたい方、より良い指導者・保護者になりたい方に実践いただきたい内容です。

【1. タイムラインで未来の自分を具体化する】

最初にご紹介するのは、時間軸に沿って理想の自分を描く「タイムライン」という手法です。

私が担当した空手道選手の篠原浩人選手は、この手法を使って東京オリンピックでのメダル獲得という目標を具体化しました。

<実践方法>

  1. A3サイズの紙を用意し、横軸に時間軸を書く

  2. 現在地点と、3ヶ月後、半年後、1年後、3年後などの節目を設定

  3. それぞれの時点で「どうなっていたいか」を書き出す※未来のありたい姿から逆算していくことをお勧めします

  4. 特に重要なのは、各時点での「見えているもの」「聞こえる音」「体で感じること」を具体的に書くこと

  5. 実際に身体を使って時間軸を歩きながらイメージすると更に良いです

TIP: 漠然と「強くなりたい」ではなく、「国際大会決勝で相手の動きが見える」「観客の歓声が聞こえる」など、五感を使って具体的にイメージすることが重要です。

【2. 「己に克つ」を軸にした自己対話】

次は、格闘家の菊野克紀選手との取り組みから得られた方法です。

菊野選手は当初、「勝たなければ」という思いに囚われ、本来の力を発揮できない状態でした。しかし「己に克つ」という軸を見つけることで、2連敗から8連勝という驚異的な結果を残しています。

<実践方法>

  1. 毎日5分、静かな場所で目を閉じる

  2. 「自分は何のために競技/仕事をしているのか」と問いかける

  3. 浮かんだ答えを、さらに「なぜそれをしたいのか」と掘り下げる

  4. この対話を3回繰り返す

TIP: 最初は答えが出なくても構いません。継続することで、本当の軸が見えてきます。

【3. 現状把握からの逆算アプローチ】

最後は、競輪選手の徳田匠選手との取り組みから得られた方法です。

徳田選手は「なりたい自分」と「今の自分」のギャップを明確にすることで、S級昇班という目標を達成しました。

<実践方法>

  1. 今の自分を10点満点で評価(技術面、精神面、体力面)

  2. 理想の自分を同じ項目で点数化

  3. それぞれのギャップを埋めるために必要なことを書き出す

  4. 優先順位をつけて行動計画を立てる

TIP: 点数化することで、漠然とした目標が具体的な行動計画に変わります。

【成功のためのキーポイント】

これら3つの方法に共通する重要なポイントは以下の3つです:

  1. 五感を使った具体的なイメージング

  2. 定期的な振り返りと軌道修正

  3. 小さな成功体験の積み重ね

特に重要なのは、イメージを「見える化」することです。頭の中だけでなく、必ず紙に書き出すようにしてください。
※身体を使ってイメージすると更にリアリティが上がります。また、イメージをし辛い方はモデルとして誰か理想の選手や人を見つけるのもありです。

これらの方法は、私が10年以上かけてトップアスリートとの実践の中で確立してきたものです。決して理論だけでなく、実践で効果が確認された方法論です。

自分らしい理想の姿を見つけ、それに向かって一歩一歩前進していく。その過程をサポートし、想いをカタチにすることが、私の使命だと考えています。

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