日々是雑感2020/10/09&駅歩紀行#4
昨日、仕事の都合で三重県伊賀市に向かった。個人的には仕事内容は力の入れ方が分からない楽しみのない不本意な仕事だ。しかし、楽しみがないからといって腐った状態で向かうわけにはいかない。そこは急いで下調べして仕事先に向かった。
仕事先の近くにあった駅、柘植駅。東海地方にありながら、JR西日本の管轄下にある駅だ。名古屋駅から関西本線亀山駅まではJR東海の管轄だが、亀山から柘植、加茂、奈良方面はJR西日本の管轄でどの駅かは忘れたが途中までは単線非電化のローカル区間だ。だが知らない土地での駅舎は眺めるだけでも凄く楽しい。
自分の頭の中にある情報では関西本線と草津線の駅ということまではわかっていたが、いざ実際行ってみると、凄く山奥だった。
仕事の関係で社用車で向かったが、駅近くも名阪国道から一歩外れたところであるため、周辺は非常に静かだ。駅構内も都会の様な洗練された駅舎ではなく、ホーム間は連絡橋、自動改札はなく、簡易IC改札機があり、駅員が時間帯によって不在だったりと自分がいた世界とは違うため何もかもが新鮮だった。
駅前に何もないのは若い世代にとって辛い上に、列車(といっても気動車だが)は1時間に1本と、仕事で乗り損ねたらその日は絶望を味わうのかもしれない。が旅行気分で向かうなら、1時間に1本は旅情が味わえるだけでなく、山奥の景色を楽しめる。
遊びで行ったわけではないので、残念ながら名阪国道でそこを後にしたわけだが、駅があるということは、そこに人の営みがあるという事である。観光スポットや仕事云々は置いておいて、それを確認できただででもみっけもんだと、認識した昨日の出来事だった。
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