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◆本の紹介◆勝ちたいのか、幸せになりたいのか。Don’t Sweat the Small Stuff and It’s All Small Stuff

わたしの物事の捉え方を大きく変えてくれた本を紹介します。
目まぐるしく変化していく社会、競争社会の中で、無意識に取り入れている価値観を考え直すヒントになる本です。

紹介したい本

Don't Sweat the Small Stuff: Simple ways to Keep the Little Things from Overtaking Your Life
by Richard Carlson

直訳すると
小さいことに汗をかくな そしてすべて小さなこと

日本語では、
小さいことにくよくよするな!そしてすべて小さなこと
と翻訳されています。
この言葉自体がとてもいい言葉です。

マンガもあるみたいです。

本の構成

100話の細かいことを気にせず生きるためのヒントが書かれています。
短く簡潔にまとめられているので、読むことが苦手な方や、忙しい方におすすめです。
決まった時間に毎日読むなど習慣づけもしやすいと思います。
英語学習中の方は、読みやすいのでぜひ原書にチャレンジしてみてくださいね。

本のメッセージ

自分が正しいことを証明するため、また勝つために忙しく生きるのか、
些細なことに心乱されず、のんびりと心穏やかに生きるのか
あなたにとっての幸せはどちらなのか。

勝手にまとめるとこんな感じです。
みなさんはどちらの生き方をしていますか?

わたしは圧倒的に前者の生き方をしてきました。
今でも、余裕がなくなると、すぐに前者の気質が顔を出します。
例えば、横断歩道で車が止まってくれないと、すぐにイライラ。
失礼な態度を取られたら、言い返さずにはいられない。
負けた気がするから。
間違いなんて犯したくない。
馬鹿にされるのが嫌だから。
自分が正しいと証明したい。

この本が思い出させてくれるのは、でもそれって幸せになるために本質的なことですか?
と言うことです。
これらの日々の些細なことに心を動かされるのではなく、
まあいいか。と流せた時の心の穏やかさこそ、
幸せな状態なのではないか。
わたしの場合はまさにそうでした。

そして、瑣末なことに心乱されなくなると、
心穏やかに過ごすためには、
何ができるのかと考える余裕が出てきます。
今日は何か人の助けになることができる瞬間はないか。

そんな風に生まれた心の余裕は、
心を本当に穏やかな状態にしてくれます。

心に残る話

特にわたしの心に残っている話は、
・間違いやミスをしても、一年後には大概覚えていない
これを思い出すだけで、小さなことに挑戦しやすくなります。失敗しても、どうせ一年後には覚えていないのだからやってみよう。
他の人だってわたしのミスを一年後まで覚えていない。

・忍耐力を鍛える時間を作りなさい
嫌なことにすぐに反応するわたしにはとてもインパクトのある言葉です。
イライラしそうになったら、don’t sweatと心で呟くようにしています。
意識的にイライラしないようにすることで、いかにいつも小さなことにイライラしているか面白いほどわかります。

おすすめの読み方

1回目は、1話目から最後まで読んでみるのがおすすめです。
その中で特に気になる話をまとめていき、日々読み返すようにするのがオススメです。

なんとなくページを開いて、1話読んでみると言うのも、面白いですよ。

とにかく何度も読んでみることで、内容が定着し、実践できるようになるように感じます。
わたしも、すぐに小さなことに反応する自分に戻ってしまいます。
そんな時は、折り目をつけたページを読み返すようにしています。

かなりボロボロになりましたが、お気に入りです。

おわりに

忙しい日々の中で、心に余裕を持って生きることは難しいと実感します。
そんな時こそ、少し立ち止まり、自分にとっての幸せとは何か。を見つける時間を意識的に持ちたいですね。
100話の中で、心に響く一話が見つかることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、今日も穏やかな1日をお過ごしください。

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