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簿記2級 工業簿記が嫌になったら

みなさんこんにちは。

工業簿記の学習捗っていますか?

今年の4月に簿記2級の学習を始め、10月に受験し、合格したのですが、工業簿記を学習中に何度か挫折しそうになりました。
事実、2ヶ月ほど勉強を辞めていました。

私が嫌になった理由は、一体何をしているかわからない。と言うストレスでした。

完璧主義なのできちんとわかってから次に進みたいのですが、何をしているかわからないので、途方に暮れました。

その時に、役に立った学習を紹介しようと思います。
同じように学習が嫌になっている方の一助になれば幸いです。

ポイントは全体像の把握です。

①とにかく内容を一周してみる
②原価計算の分類を意識する
③勘定体系(勘定連絡図)を意識する

①とにかく内容を一周してみる
私のような完璧主義の方は、あやふやなことをそのままにして次に進む事がストレスとなると思います。
しかし、内容を一周して、全体像が大まかに掴めた時に改めて復習すると、わからなかった事が理解できる事があります。
とにかくまずは、6割理解と言う気持ちで進めていくのがお勧めです。

②原価計算の分類を意識する
個別とか総合といった分類の話です。
わけがわからなくなっている時は、この理解があやふやになっている時かと思います。
以下、分類を書きます。

(1)オーダーメイド(個別) か?or  
 大量生産(総合)か?

(2)目標金額を設定していない(実際)か? or
 いる(標準)か?

(3)変動費と固定費を分けない(全部) か? or
     分ける(直接)か?

(1)-(3)の組み合わせのどれについて考えているのか。
言葉の意味を整理せずに、学習を続けると何をやっているかわからなくなりました。
それぞれの言葉の意味を一度整理して、問題を解くことをお勧めします。
私は、上の(1)-(3)を教科書の表紙に書いて、毎回忘れずにチェックしてから学習を始めました。
すぐ見れる位置に書いておく事がポイントです。

私の場合は、上の説明が一番しっくりきましたが、よくわからない場合は、一番しっくりくる説明を探してみることをお勧めします。
必ずしも、使用している教材の解説が自分に合うとは限らないので、一度しっくりくるものを探してみるといいですよ。

③勘定体系を意識する
配賦差異の扱いで迷子になった時に見直したいですね。
あの四角の箱が並んだ図です。専門の方に怒られそうですが。

配賦差異は最終的にどうなるのか?
完成品原価はどうなるのか?
といったことを、全体像の中で意識していくと、理解が深まるかと思います。

英語学習と似ていて、木を見て森を見ずになりやすいのが、工業簿記をややこしくする理由かなぁと学習しながら思いました。

迷子になったらとりあえず全体像を把握する。

意識するために、見えるところに書いておく。

で学習を進めてみてくださいね。
全体像が把握できたら、あとはとにかくたくさん問題を解いて、慣れることかと思います。
間違えたら、全体像の理解に戻る。
知識を追加する。の繰り返しかと思います。

それでは、勉強頑張ってください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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