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大学ぼっちの4年間
こんにちは。ペンギンです。
受験シーズンまっただ中で、進路が決まってホッとした方もいれば、
これからが本番という方も多くいられるかと思います。
しかし、受験がゴールではないとよく言われますが、
まさにその通りで、残念な大学生活を送り、4年間を全く楽しむことも、得るものもなく
過ごした自分のような人間もいます。
これから大学生になられる方には、どうか自分のようにならずにたくさんの友人を作ったり、
あるいは得意なことを見つけるなどして、
価値ある期間にしていただきたいと思います。
そんな思いも込めて、簡単に自分の大学生時代を振り返ってみました。
戒めも込めた、ただの自分語りです。
①コロナで始まる大学生活
私が大学に入学したのは、まさに新型コロナウィルスが流行し始めていた
2020年。入学式もなく、授業もオンライン。大学には誰一人と知り合いもいなく、連絡を取り合う相手といえば、他の大学に進学した高校時代の友人ぐらいでした。
後にこの友人とはだんだんと連絡を取らなくなっていきます。
大学での友人ができたためだと思います。
②初めてのキャンパス
そんな中、自宅でのオンライン授業ばかりで
お互いのことをよく知らない学生を教師陣も気遣ったのか、同じ学部学科の生徒を集めて、
対面での簡単な大学紹介を企画してくれました。
ここで私は、
「これからの大学生活を決める大切な一日だ!」
と意気込んで大学に向かいます。
指定された座席につき、内気ながらも勇気を出して隣の男子学生と会話をしました。
この後はLINEを交換して、飲み会に行って大学生デビューかなあ
なんて思っていた矢先、
「俺この後、用事あるから。」
と言って髪色の明るい男女グループへ。
周りを見渡すと、すでにいくつかのグループが出来上がり、一人でいるのは自分ぐらいでした。
どうやら、同じ学科の同級生たちはみんなX(当時はTwitter)で事前に知り合い、
すでに仲のいいグループができていたようでした。
結局、自分は誰一人友人をつくることなく初めての登校を終え、
再び独りぼっちでのオンライン授業に向かうのでした。
③苦痛の4年間
それからは4年間ずっと一人でした。
「よっ友」と呼ばれる挨拶だけの知人さえできませんでした。
小中高と少なくても友達がいた自分にとってはかなり応えました。
サークルやバイトを始めれば何か変わるかと思いました。
しかし、人と全く話さない期間が長くなると、
知らない人と話すことがとても怖くなってしまい
サークル見学すらしませんでした。
バイトもなるべく人と話さない警備のバイトなどを単発でこなし、
最低限のお金を手に、
授業以外は家でアニメ観賞とゲームをするだけの生活でした。
もちろん就活時にガクチカでかなり苦しみました。
授業はまじめに出席していましたが、成績は下の方。
大学とはよくできたもので、成績がこのような順になっていました。
一部の勉強できる人たち →上位層
友人が多く、過去レポ、過去問を使い、要領よく勉強する人→ボリューム層
頼る相手がいないぼっち →下位層 留年率高め わたしはココ
大学に来なくなる人 →中退か留年
就活時によく、コミュ力が大事といわれますが、
図らずとも大学の成績でもある程度のコミュ力が加味されていると自分は思っています。
ですから、コミュニケーション能力は小さいころから身に着ける努力をすべきだったと
過去の自分に言いたいです。
そんな感じで、成績が低く、目指していた研究室に入れずに最初から最後まで一人で卒業を迎えました。
留年せずに卒業できたのは運がよかったとしか言えません。
④結論
長くなりましたが、もし、これを読まれている大学入学予定の皆さんに行っておきたいのは、
今すぐSNSで、同じ大学の入学予定者の知り合いをつくろう!
これだけです。
Xでもインスタでもなんでもいいです。
#春から〇△大生
みたいなタグを見て、
なんか好きじゃないと思って避けていた自分を殴りたい。
こんなのわざわざいう必要ない!当然だ!と思う方もいるかもしれませんが
自分のようにSNSに抵抗があり、見る専門で自分から話しかけないという方も少なからずいるかと思います。
この2月~4月の入学までの間に行動するしないが、大学生活に深く関わるかもしれません。
せっかく高い学費を払って通う大学です、自分のように無駄で無意味な4年間にならないことを
祈っています。