不安の対策【キーワード:自立】

前回、【不安】は味方であると書きました。
痛みと同じです。
全く痛みを感じなくなってしまったら、第三者や公的なサポートを受けないと一般的な生活を送ることはかなり厳しいでしょう。
寿命においても(長けりゃいいってもんでもないですが)。
リスクの高い人生になる可能性が極めて高い。

冷静になって落ち着いて考えてみると、【不安】というものは無くてはならないもの。
必要なものです。
理想の人生を、思うような生き方をしたいなら尚のこと。

直面したばかりは、焦って心配しまくって心臓バクバク、頭も正常に働かず余計なことばかりを考えてしまって、本当に嫌になりますが。
ちゃんと眠れなくなったり、酷くなると体調や精神面にただいな影響を及ぼします。

でも、必要なもの。

そう、上手くつきあっていけばいいのです。
というか、それしかない。
拒絶したところで切り離すことはできない。
センサーですから。
痛みを感じる神経を引っこ抜いて生きていけますか?という話ですね。

大丈夫です。
最初から上手くつき合ってる人なんていません。
いたとして極めて稀。
最初から上手くコントロールできている方に話を聞いても、きっとそんな方法は大抵な人には真似できるものではない。

だって、【不安】の取り扱い方を学んでいくのも成長のひとつだから。
小手先のテクニックだけでは、それだけで人生うまく乗り切ることはできないでしょう。
大体その”取扱説明書”もオーダーメイドというか。
100人いれば100通りの方法があり、他人の成功例が自分にそっくりそのまま上手くあてはまることなんて稀。
教えてもらう、勉強する、真似してみる、チャレンジすることはとても良いことなのだけど、上手くいかなかった時に落ち込むことだけは避けてほしい。
落ち込む必要ない。
むしろ落ち込むことが邪魔。


という訳で、具体的な方法というのは『はい、これ』とすぐに提示できるものではないのだけど。
ヒントになるとしたら、キーワードは【自立】。


【自立】をもっとシンプルに言うと、
◆依存しない
◆執着しない
◆己の直観を信じよ
ってな感じでしょうか。


私は宗教二世です。
でも、この世の宗教は信じていません。
信仰心はあります。
でも現代の宗教団体に一切関わりはないし、今後も関わろうと思わない。
私の信仰は、人間や物質ではないので。
宗教団体に関わる人、通う人、心のよりどころをそこに求めている方々を否定することはありません。
人の自由なので。
好きな人は参加したらいいんじゃないでしょうか。
否定も肯定もしない。
馬鹿にするつもりもない。
むしろ、毎日のようにせっせと通い奉仕する姿は「よくそこまで」と驚嘆の域に達している。
ただ私は一切関わりを持つ気がない。

うーん、、、
親が関わってたので通ってた時あるんですけどね。
なんというか、それで納得してうまく回っているんならいいんですけどね。

『むしろ、なんか次から次へと不安の種を埋めてないか?』と思ったことはある。

人間ドックみたいなものですかねぇ…
一緒にするなと怒られそうですが、私の中には近しいものがある。
親和性が高い。


元気で長寿命な方々って本当に毎年のように足繫く病院に通って、人間ドックやら色んな検診をしまくっているのでしょうか。
田舎の田んぼや畑で、腰が曲がっても一人で生活してらしたり、農作業に精を出している方々。
本当に身体の機能ぜんぶ花丸合格点、きわめて健康で問題ないのでしょうか。
もちろん定期的に検診を受け、毎年欠かさず人間ドックに行き、言われるがまま薬をサボらず飲み続け、元気な長寿命な方々もいらっしゃると思いますよ。
でもね、田舎に行けば行くほど、分かる人には分かると思いますが、病院って遠いんですよ。
年を重ねれば重ねるほど、行くの大変。
誰かの手を借りないと行けない、ひとさまの手を煩わせてまで行かなくてもいい、自然な流れで天命を全うするって考えの人もそこそこいらっしゃると思います。

私はそっち。

まぁ今年も行きましたけどね。
体重や体脂肪、骨密度がどんなものか知りたくて、好奇心です。
でも結果が届いても未開封。
かれこれ数か月は経ちましたね。
はい、私の性格が分かりますね。
気が向いたら見ます。
ちなみに来年はいかない。
行くとしたら数年後かなー。
行ったとしても今年のように、バリウム飲まないし胃カメラとかもやるつもりないです。
マンモしたことないし、今後もう一生やることないと思う。


伝わるかなぁ、、、

【自立】って難しいんですよね。
いや、なんでも全部伝えるの難しいんだけど。


”健康”に関して、不安はもちろんありますよ。
子どもが成人するまでは、ていうかやりたいこと続けたいこと沢山あるので、そういうこと考えたら長生きしたい。
単純にどんな未来になっているのか、好奇心もありますね。
衣食住やインフラ、乗りもの、街、すべてのテクノロジー、世界中どうなっていくのか、見たいですねー。
感じたいし体験したい。
VRのゲームも興味があります。
たぶん絶対酔うんですよ、私。
やる前から何となく分かります。
きっと酔います私。
でもね、VRでバイオハザードやってみたい笑
クリアする気無いです、無理無理。
昼間一人でやるのはいいけど、家族の寝静まった夜に一人でやるのは無理。
話それまくり苦笑
いやまぁとにかく未来への好奇心や、やりたいことは盛り沢山なわけです。
親心としてもね、そりゃ現世で見守りたいですわ。

うん、だから長生きはしたいですよ。
健康で。
欲を出せば元気な長生きを目指したい。

でもだからってそこで病院に行こうとは思わないんですよね。

やるなら衣食住だったり、生活サイクルを見直しますね。

病院に行くことを否定する訳ではないんですよ。
通うのが面倒だし、お金も時間も労力もかかるし。
信頼できるお医者様がいれば、話は別なんでしょうけど。
行きたい人は行けばいいと思うんですよ。

ただ、人間ドックも、年を重ねるたび、どんどん色々と指摘されることが増え、不安が増えるばっかりでは?と思ってしまう次第。
老いるのは当然。
老いは、安らかな死を迎えるのに必須なんですよ。
抗ってもいいんだけど拒絶はダメよ。
老いれば脳機能も、身体も全部いろいろと何かしら困ることや不都合なこと出まくり、それは当たり前。
この話は長くなるのでまた今度。

病院に行くことで不安が解消され、自分の生きやすいように生きられてる人はそれでいいんじゃないでしょうか。

たーーーだーーーーー、

病院に行けなくなったら、むちゃくちゃ不安になりません?
恐怖じゃないですか?

もともと病院に通わないと生きられないという方々は、逆にその辺り、危機意識高く持って対策を講じ行動されていると思うのでいいのですが。


風邪のたびに病院に行く、薬を飲むという人は、非常時になったらどうなるか考えたことあるでしょうか。
むちゃくちゃ不安になる、パニくってしまう可能性が高いのでは。

私の場合ですが、風邪だけでなく体調が悪くなったり疲れたら、すぐに寝ます。
すぐ横になります。
給料より自分の身体を優先しました。
今は保育園に通わせるために、その条件に見合うよう最低時間だけ働いてます。

だから非常時に病院に行けなくなっても、困りません。
数年前は行ってましたけど。
実体験として「なんか、おかしい」「あれ?」と思うことがあり。
咳に関しては「これはもう薬飲まないと夜眠れないし涙」と病院が頭をよぎったこともあるのですが気合いで治してます。
『病院には行かず、薬も飲まず、治す!』『絶対治る!!』という心構えと寝るだけですね。
子供ちゃん含めた家族がいるので、ずっと一日中寝たまんまという訳にはいかず、フラフラしながら「もう限界……助けて、、、」と思いながら、どうにかこうにか乗り切っています。

ちなみに、毎年、季節の変わり目に必ずと言っていいほど体調を崩します。
今もまた喉というか咳がどうも怪しいので、久しぶりにのど飴をなめました。


20代の頃に声が出なくなるほどのひどい急性気管支炎?だか、なんだかをやってしまい(ずっと放置してたのをお医者様に叱られた思い出…)。
以降、ちょいちょいやられて。
咳の原因って沢山あるんですけど、何パターンもありますが、大体網羅したんじゃなかろうか。
子供ちゃんができると自分のペースで時間を回せないので、ストレスもあり、毎年どころか季節の変わり目ごとに不調が。
不調の大きさは大きかったり小さかったり、まちまちですが。

咳した後に「出血しとるなこれ」と認識できるほど酷い時もありますが、何度か気合いで乗り越えられるともうそっち優先というか。
(だって病院行くのも面倒というか億劫というか←ズボラですから)


責任あるポジションや仕事だと多大な影響を与えてしまうので、お給料目当てで仕事してません。
もちろん毎年、海外旅行に行けるような裕福な家庭でもないです。
ブランドものは元々興味ないし、旅行大好きですが、結婚してからは新婚旅行&今年に行ったのくらい(子供ちゃん生まれて初めてのお泊り旅行、ちなみに隣の県)ですね。
ちなみに、来年結婚して10年です。
旅行に行きたければ、将来のことを考えれば仕事しまくって稼ぎたいところでもあるのですが。

旅行より、将来より、今の自分の身体を優先、です。

今働いているところは、子供ちゃんの熱で当日急に休んでも大丈夫なところを面接の際に確認済で。
仲良くなった店長は私の「働くより寝たい、本読んだり、好きなことしたい」ってのを知ってくださっている方で。
だから稼ぎたい学生さんとかいれば全然譲りますし。
まぁ私が誰かの代わりに出勤することもあるので、そこはお互い様なのですが。

言いたいことは何を優先するかを自分で決め、その環境を整える努力はしてるってことですかね。
育児も家事も仕事もプライベートも全部がんばるぜ!って努力はしないんですよ、無理なので。
えっと、自分の身体と相談している訳ですね。
無理なもんはしない。
チャレンジはしますよ。
何か良い方法はないか、日々ずっとどうやったらうまく回るかなーと考えたり情報収集してチャレンジするんですけど、それは努力ではなく趣味ですね。
いかに楽に好きに生きていくかの努力はします。


えーっとかなり横道にそれまくり話も長くなって、伝わっているか不安しかないのですが←不安になっとる笑


とりあえず、こんな感じで生きているので非常時、病院がなくなっても、行けなくなっても、「やべーなー」とは思いますが、「また気合いで治すかー」となるか、「まぁどうにかなるだろっていうか、どうにかしていくしかないかー」とか。
病院に行けないことでパニくることはないと言うか。
薬がなくても。
今何も薬飲んでないので。
大怪我するとかはもうね、それはまたちょっと違う話なのでまた今度。


宗教施設なんかも、そうですね。
通ってるところなんて、ひとつも無いし。
私の信仰というものは、この宇宙を、地球を、世界を、自然を、人を、私に身体を与えてくださった存在なので。
私が死んでもその繋がりが消えることはないので。
非常時で宗教施設がふっ飛び破壊され、大事な経典とか?燃えてしまったり、教え導いてくださる教祖様のような人と会うことができなくなってしまっても、そこは全く動じません。
パニくりません。冷静です。
現代のあらゆる宗教や人に対しての信仰は無いので。


うーん、、、伝わるかなぁ。

だから、
◆依存しない
とも書いたんですよね。

良い距離感でおつき合いください、ということです。
宗教も、病院も、人も。

自分を失わない程度に。
むしろ自分が好きなように生きやすくするために利用している、てな感じで。
あれば利用するけど、失くなってしまっても困らない程度に、というか。


はい、難しいので。
伝えるの下っ手くそなので、今後もまたツラツラ書いていきます。












いいなと思ったら応援しよう!