懐かしき昭和パラダイスへようこそ!「ミュンヘンへの道」
画期的なアニメドラマ
~1972年放送スタート~
もうまもなくパリ五輪が始まりますが、今から遡ること52年前に我が日本の男子バレーボールが快挙を成し遂げたことを知っているでしょうか?
そこまでの軌跡をアニメ化したのが、「ミュンヘンへの道」です。
ミュンヘンオリンピックを目指す男子バレーボールの全日本チームの日々をドキュメントとアニメをドッキングさせて作った作品で、当時としては、多分かなり画期的なドラマだったと思います。
体力やパワーで世界に劣る日本選手たちが、速さと技、そして、コンビネーションとチームワークなどを駆使しながら、一人時間差や多彩なクイック攻撃を編み出していく過程は、スゴクおもしろかったですねえ。
確か毎回、番組の最後に「ミュンヘンオリンピックまで、あと○○日」というテロップが出て、見ているだけで、だんだんオリンピック気分が盛り上がっていきました。
奇跡的な金メダル
確か準決勝のブルガリア戦は、第1セット、日本は13対15で落とし、第2セットも9対15で落としました。
第3セットもリードされ、もうこれまでかと思ったその時、ベテランの中村祐造選手のファインプレーで一気に試合の流れを変え、このセットを15対9で取りました。そして続く、第4セットも逆転で15対9で奪い、フルセットに持ち込みました。
第5セットも見事取り・・・・確か最後は嶋岡選手が決めたんだと思います。
決勝の東ドイツ戦は、第1セットこそ11対15と取られましたが、第2セットを15対2、第3セットを15対10,第4セットを15対10で取り、見事金メダルを獲りました。
今、思うと「ミュウヘンへの道」の中で、みんなで金メダルを取るぞ!って言ったのが、ホントに取っちゃうんですからね。
やらせや演出なんかないですからねえ、ホント凄いです!
不動の黄金メンバー
この時の背番号とレギュラーメンバーが、
1.南将之
2.猫田勝敏
3.中村祐造
4.西本哲雄
5.木村憲治
6.深尾吉英
7.野口泰弘
8.森田淳悟
9.横田忠義
10.大古誠司
11.佐藤哲夫
12.嶋岡健治
ちなみに、僕は猫田選手と大古選手のファンでした。
今回のパリ五輪の男子バレーボールはミュンヘンオリンピックの再来と言われるほどレベルが高いチームとのことなので、今からワクワクしています!